「赤いシリーズ」一挙紹介!
2020年7月5日 更新

「赤いシリーズ」一挙紹介!

1974年から1980年にかけて製作・放送された「赤いシリーズ」。TBSと大映テレビ共同作品で、テレビドラマ9作品とテレビスペシャル1作品の計10作品。いずれの作品もタイトルが「赤い」から始まっています。

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1977年6月3日から11月25日まで、全26話放送。

ストーリー:宮島音楽大学のピアノ科助教授・大沢武(宇津井健)は、娘の紀子(山口百恵)の乗った旅客機を弟の実(石立鉄男)と共に見送ります。彼女は亡き妻との間に出来た長女(第二子)であり、これからパリに留学し、世界的なヴァイオリニスト木元光子(岸恵子)の指導も受けることになっていたです。
その帰り、武は実に誘われ、雑居ビルにある場末のジャズピアノを聞きに行きます。そこでピアノを弾いていた青年・田代敏夫(水谷豊)は、荒削りだが才能の片鱗を見せており、実の推薦するだけの腕前でした。武は敏夫の腕に惚れ込み、指導を買って出るのでした。

主演:宇津井健
主な出演者:水谷豊、竹下景子、松尾嘉代、前田吟、赤木春恵、石立鉄男、小沢栄太郎、緒形拳、山口百恵(特別ゲスト)、岸恵子(特別ゲスト)
主題曲 「赤い激流」
挿入歌「草の夢」(水谷豊)

第6作「赤い絆」

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1977年12月2日から1978年6月9日まで、全29話放送。

ストーリー:生みの母親が娼婦であったことを知って養父母の家を出た恵子(山口百恵)は、ある日ひとりの青年・信夫(国広富之)と出会い、恋に落ちます。しかし、信夫には婚約者がいたのでした。それは恵子の母親が後妻として嫁いだ男性の娘だったのです。

主演:山口百恵
主な出演者:国広富之、石立鉄男、岡まゆみ、真屋順子、高橋昌也、左幸子
主題歌:「赤い絆(レッド・センセーション)」(山口百恵)

赤い絆 レッド・センセーション(Part2・19歳春の百恵ちゃん)

第7作「赤い激突」

1978年6月23日から12月15日まで、全26話放送。

ストーリー:大谷松子(赤木春江)の創設した大谷バレエスクールは、長女の大谷春子(松尾嘉代)と婿養子である大谷高(宇津井健)の夫婦によって運営され、その娘のさくら(坂口良子)、夏子(秋野暢子)、百合(森下愛子)の三姉妹も、そこで幼少からバレエを学んでいました。三姉妹の兄である澄夫(国広富之)は、弁護士になるべく司法修習生として地道に勉強をしていました。
ある日、春子が誕生日を迎えるというので朝から皆が喜んでいるとき、不審な男が外から大谷家を覗いていました。その男はたちまちにして警察に逮捕されたのですが、のちに石田俊治(橋本功)から電話がかかってくるのでした。

主演:宇津井健
主な出演者:松尾嘉代、国広富之、坂口良子、秋野暢子、森下愛子、前田吟、赤木春恵、石立鉄男、岸恵子(特別ゲスト)

「赤い激突」前田吟のモダンバレエ(?) その1

第8作「赤い嵐」

1979年11月30日から1980年3月28日まで、全18話放送。

ストーリー:警視庁上野北警察署に勤務する警察官・大野真(柴田恭兵)は、上野・不忍池で血まみれの娘(能瀬慶子)を発見します。彼女は記憶喪失になっており、不憫に思った真は、「小池しのぶ」と仮の名をつけ、両親(淡島千景・松村達雄)の経営する谷中の豆腐屋に住み込ませました。
記憶が戻らなくても健気なしのぶの姿に真は次第に魅かれていくのですが、そんな折、しのぶの周辺に謎の男・山根(緒形拳)が出没するようになるのです。山根の正体は刑事で、長野県内で起きた画家・田上洋平殺人事件の犯人を追っていました。山根によればしのぶの本名は田上雪子といい、殺された田上洋平の娘だというのです。しのぶの継母がすでに逮捕されていましたが、山根は事件直後から失踪していたしのぶこそが真犯人だと確信して彼女を付け狙うのです。真はしのぶを連れ、真犯人を捜す旅に出るのでした。

主演:柴田恭兵
主な出演者:淡島千景、能瀬慶子、石立鉄男、松村達雄、緒形拳、宇津井健(特別ゲスト)
主題歌「5マイル ア ヘッド」(柴田恭兵)
挿入歌「ミスティ」(柴田恭兵)

TBSドラマ「 赤い嵐」最終回 ラストシーン 次回作「赤い魂」予告1980年3月28日放送分

第9作「赤い魂」

1980年4月4日から9月19日まで、全25話放送。

ストーリー:腎臓外科医・立花史朗(杉浦直樹)の娘・良子(浜田朱里)は、慢性腎不全を患い定期的な人工透析療法の受診を余儀なくされていました。立花は自分か妻・寿子(司葉子)の腎臓を良子に移植すべく組織適合性検査を行いましたが、その際に良子が立花夫妻の実の娘ではないことが判明します。立花は良子に腎臓を提供できる実の親捜しに奔走するのでした。

主演:杉浦直樹
主な出演者:浜田朱里、広岡瞬、石立鉄男、峰岸徹、吉行和子、大木実、司葉子

「赤い魂」何故に二人はここに 浜田朱里

第10作「赤い死線」

1980年11月7日、14日の全2話
「赤いシリーズ」の最終作であり、主演・山口百恵の引退記念スペシャルドラマでもあります。

ストーリー:北海道襟裳から、バレリーナになる夢を持って上京してバレエ団に所属した川波良子(山口百恵)は、母に仕送りをするためバレエ団に隠れて高級ディスコ「ミルキーウエイ」でダンサーとして副業していました。しかし、それがバレエ団の名誉を傷つけたと退団通知を受けてしまいました。
そんな時「ミルキーウエイ」が入っているビルのオーナーであり、同じビルにオフィスがある江藤商事の社長である江藤(高橋昌也)が良子に言い寄ってきます。そこに、預けた1000万円を返してくれと懇願する青年が現れますが、話はこじれ青年は江藤を殴り倒し、青年は鈴木刑事(三國連太郎)らに連行されていってしまいます。
深夜。その青年が、良子のアパートに侵入してくるのですが、青年は良子が母宛に書いていた手紙を見て、同郷であることを打ち明けるのです。青年は偶然にも良子の故郷・襟裳で隣に住んでいた北村明夫(三浦友和)だったのです。

主演:山口百恵
主な出演者:三浦友和、石立鉄男、三國連太郎、宇津井健
「赤い死線」

「赤い死線」

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