パンク業界に嵐を起こした伝説バンド『ザ・スターリン』
2015年12月4日 更新

パンク業界に嵐を起こした伝説バンド『ザ・スターリン』

遠藤ミチロウが率いる『ザ・スターリン』。強烈なパフォーマンスや曲が印象でした。

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バンド『ザ・スターリン』とは

バンド『ザ・スターリン』

バンド『ザ・スターリン』

ボーカルの遠藤ミチロウを中心に1979年に結成されたバンド、「自閉体」を母体として1980年結成。

同年9月5日にファーストシングル「電動こけし/肉」をインディーズレーベルからリリース。

その後1982年にアルバム『STOP JAP』で徳間音楽工業よりメジャーデビュー。

三枚のアルバムをリリースした後に1985年解散。
バンド名の由来はソ連の独裁者、ヨシフ・スターリンからとっており、ボーカルの遠藤曰く「世界で最も嫌われている男の名前をつけたらすぐに覚えてもらえる」、「外国(東ヨーロッパ)に行くつもりだった」という理由で付けられた。
ボーカル:遠藤ミチロウ 

ボーカル:遠藤ミチロウ 

ザ・スターリン時代はミチロウ(ボーカリストとして)、遠藤みちろう(作詞・作曲家として)、ビデオ・スターリン時代はMICHIROとも名乗っていた。
メンバーは、ギター担当が6回、ベース担当が3回、ドラム担当が4回と変わります。その中で遠藤ミチロウだけ最後までメンバーとして残ります。『ザ・スターリン』は遠藤ミチロウのために作られたバンドで、遠藤ミチロウあってこそ『ザ・スターリン』と呼べるのではないのでしょうか?
その証拠に遠藤は、こう語っている。
「スターリンとはバンド名ではない。俺の活動そのものの事だ」とも遠藤は語っている。

今では考えられない!!ハチャメチャなライブ!!

『ザ・スターリン』は、言葉遊びを織り交ぜた皮肉を込めた表現の歌詞が特徴で、ライブステージで爆竹を鳴らし、客席に豚だか牛だかの臓物を客席に投げ込み、観客は暴徒し、ライブハウスを壊してしまったという恐ろしい伝説を持っています。

そして、下記のゲリラライブのワンシーンでも無茶ブリを炸裂していました。

伝説のゲリラライブ 1989年 スターリン(遠藤ミチロウ) 和光大学・粉川哲夫教授の期末試験としてのゲリラライブ - YouTube

今、観てみると刺激が強いですね。
出典 youtu.be
また当時は、こんな凄い事もありました。
1982年8月2日 -の神戸国際会館のライブにおいて、興奮した観客が椅子やエレベーターを破壊。詰まれたPAに鉄パイプを突き刺し暴力と破壊の限りを尽くしました。そして客の多くが鉄パイプ、ビール瓶、金属バット、スラッパー、三段棒等を持参していました。そして観客とミチローの喧嘩が続く中、演奏だけが延々と続いていました。被害額は約120万円でした。
脚本家や映画監督など多種方面で活躍している宮藤 官九郎は、バンド『ザ・スターリン』についてこう語っています。
「スターリンは音楽とかロックではない、自慰や万引きと同じカテゴリーに属するもの、子供心にそう判断した。当然それが共産主義の独裁者の名前である事など知らないし、歌詞の意味も全く理解できなかったが」

バンド『ザ・スターリン』を大物アーティスト達がトリビュート

フラワーカンパニーズ、黒猫チェルシー、YUKI、UA、DIR EN GREY、グループ魂、銀杏BOYZ、BUCK-TICK他・・・など幅広い層に人気のアーティストが集まりました。
今年60歳で還暦を迎える遠藤ミチロウをリスペクトして生まれたトリビュートアルバムで、本当に幅広いジャンルからアーティストが集められています。
多くのアーティストが参加したトリビュートアルバム『ロマ...

多くのアーティストが参加したトリビュートアルバム『ロマニスト』

出典 s.eximg.jp
発売後、なかなか好評のようです。
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