「磯野家の謎」とは?
国民的漫画&アニメ「サザエさん」にまつわる疑問、謎を解説した1冊。
「磯野家の謎」という本を覚えている方も多いだろう。飛鳥新社という、比較的小さな出版社から出た、大ヒット作だ。
キャッチコピー
明るく幸せなイメージの『サザエさん』一家の意外な事実。磯野家の28年間こそ戦後を歩んだわれわれ日本人の縮図だ。
※著作者の東京サザエさん学会によると、あくまでも原作漫画が研究対象であり、テレビアニメ版は対象ではないそうです。
次々と明らかにされる磯野家の謎
名を変え、福岡から上京?
実は、今では入手困難な単行本2巻の初期の版では、東京に来たばかりの頃、サザエが近所の人に「今度越してきたいそべです。」といっているのだ。
二人目の妻・フネ
フネは実は波平の後妻だった!?
via up.gc-img.net
原作のどこかに、
波平さんの前妻の墓へ参る二人(波平さんと舟さん)の姿が有るそうです。
前妻はサザエさんを産んで間も無く、病気か交通事故だかで亡くなったとか…。
波平が理事長を務める団体 「TTK」
波平が所属する会、それはTTKという会。
アルファベット3文字を聞くとカッコ良く聞こえますが、これは略称で元の名前は都下禿頭会(とかとくとうかい)。
名前の通り、禿(ハゲ)頭の会です。
しかも、波平は都下禿頭会の理事長。
髪の毛の尊さを誰よりも理解している波平だからこそ、理事長という重要なポジションに就いています。
探偵社で働いていたサザエさん
専業主婦の代表格ともいえるサザエさんだが、実は仕事のため外に出ていた時期がある結婚前は丸の内の出版社に勤務し、芥川・直木賞の設立者である小説家・菊池寛に会ったりしていたそう好奇心旺盛なサザエさんに編集者はぴったりな仕事とも思えるが、なぜかすぐに退社結婚後も探偵社に洋裁の内職、近所の子供の英語教師、お手伝いさんのパートなどを転々としたが、どれも長続きはしなかったようだ
「磯野家の謎 「サザエさん」に隠された69の驚き 東京サザエさん学会編」