チャイナ・シンドローム
この映画では原発建推進派と反対派が描かれる。推進派は原発の安全性を訴える一方、会社の利益のために配管のX線検査の手抜きをしたりする。反対派は事故の危険性、放射能の子どもに及ぼす影響、使用済み核燃料の処分ができないと主張する。これは、まさに今の日本の状況と同じである。映画の撮影に、ロサンゼルスの原発が使われている
原発の取材中に事故に遭遇し真実を伝えようとする女性リポーター、ずさんな管理に気づき事故を防ぐために命を懸ける原発管理者、不祥事を揉み消そうとする利益優先の経営者といった人物たちの対立を描いたサスペンス映画。
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メインキャスト
ストーリー(ネタバレ)
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しかし、中心部のコントロール・センターでカメラを回そうとしたリチャードが、ギブソンに禁止だからとそれを止められる。その時突然震動が起こり大騒ぎの制御室の中で技師のジャック(ジャック・レモン)が冷静に指示を与えている。
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スタジオに帰ったキンバリーは、早速プロデューサーのジヤコビッチ(ピーター・ドーナット)に、そのことを報告した。原子炉の事故は一大スクープになるはずだ。しかし、ジャコビッチは、このニュースを流すことに反対した。
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ジェームズ・ブリッジス監督作品。
同年のアカデミー賞にて、主演男優賞、主演女優賞、美術賞、脚本賞などにノミネートされた。カンヌ国際映画祭のパルム・ドールにもノミネートされ、ジャック・レモンは男優賞を獲得。