【サタデー・ナイト・フィーバー】70年代にディスコ・ブームを呼び寄せた青春音楽映画
2017年1月30日 更新

【サタデー・ナイト・フィーバー】70年代にディスコ・ブームを呼び寄せた青春音楽映画

 1977年に製作、78年に日本公開された途端にディスコ・ブーム旋風を巻き起こした伝説の青春映画。主演のジョン・トラボルタはこの映画で一躍、人気俳優に、そして音楽担当のビージーズの「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーバー」なども同じくヒットし、見どころ満載の映画でした。

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はじめに、「ディスコ」とは

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 映画をご紹介する前に、皆様は「ディスコ」をご存じですか? 中年高年以上の方はこの「サタデー・ナイト・フィーバー」で知った方も多かっただろうと思います。

 「ディスコ」とはどんな場所だったのか‥‥をまず少し調べてみました。
ディスコ(disco[† 1])、または、ディスコテーク(discothèque[† 2])とは、音楽を流し、アルコールを含む飲料を提供し、客にダンスをさせる店舗である。
時には生バンドが演奏する場合もあるが、語源から言っても、ほとんどの場合はレコードを流す。選曲や曲紹介を行うDJの役割が重要である。
 Wikipediaにも書いてありますが、以前は「ディスコ」と呼ばれていたお店も、今では「クラブ」と呼ばれている場合が多いようです。

 音楽にお酒、お喋りに、そしてダンスが欠かせない場所ですね。
 
1978年(昭和53年)、ジョン・トラボルタ主演の映画 「サタデー・ナイト・フィーバー」が日本公開されて大ヒットしたことによる、新宿、渋谷、上野、池袋などの繁華街に多数のディスコが開業した現象である。当時のディスコは、「ディスコでフィバる(熱狂する、の意)」大勢の若者を生んだ。
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 そうですよ、ものすごいブームだったと覚えていますよ。
 私はまだ小学生でしたが、懐かしの番組「ヤング・おー!おー!」か何かで、この「サタデー・ナイト・フィーバー」が紹介されたのですよ。子供ながらに「かっこいい‥‥!」と思い、「大人になったら、絶対、ディスコ行く!」と羨望のまなざしで見ていたことも思いだれます。

 では、そんな子供までも魅了した映画とは、どんなだったのか‥‥をこれから振り返ってみます。

映画「サタデー・ナイト・フィバー」とは?

 ジョン・バデム監督により、1977年に作製された映画です。日本公開は翌年78年でした。
 バデム監督の出世作、代表作。
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ストーリー

ブルックリンのペンキ屋で働くトニーは、変わりばえのない毎日の生活にうんざりしていた。彼の生き甲斐は土曜日の夜(サタデーナイト)にディスコで踊り明かすことだけ。ある日、ディスコで年上の女性ステファニーに出会う。同じブルックリンで生まれながらもインテリで自立し、将来設計を持つマンハッタンのステファニーに影響されたトニーは、自分の生き方を考え直すようになる。やがてステファニーとの生活を夢見て、ディスコで行なわれる賞金付きダンスコンテストへの出場を決意する。
 この映画は青春音楽映画と言ってもいいと思いますが、同時に、主人公のトニーの葛藤や焦り‥‥と言った若い頃には誰でも味わうような感情も随所に描かれている作品でした。

 映画の冒頭で、トニーが職場のペンキ缶を持ちながらリズムにあわせて街中を歩いていく姿は、すごく印象的で、そのバックに流れているのがビージーズの「ステイン・アライヴ」 (Stayin' Alive) ‥‥「生き続けていけよ」と言う曲というのは、何故かとても象徴的な気がしました。

 音楽やダンスがきらびやかなので、そちらに目を奪われてしまいがちでしたが、もう一度、ストーリーももっと重視して見てみたいと思う映画です。

 これも言い忘れてはいけません。
 「フィーバー」という言葉を流行らせたのもこの映画でした。今ではパチンコ店で聞こえてきそうな言葉ですが‥‥。
 懐かしのテレビドラマ「熱中時代」の主題歌でも「フィーバー♪」というコーラスが入っていましたね!

Saturday Night Fever - John Travolta - Bee Gees - YouTube

音楽はビージーズ「ステイン・アライヴ」「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」

キャスト

 出演者は、ジョン・トラボルタ、カレン・リン・ゴーニイ、バリー・ミラー、ジョセフ・カリ、ポール・ベイブ、ドナ・ペスコウ‥‥といった面々です。

 その中でも、ピカ一に輝いていたというべきか、「はまり役」だったというべきか‥‥なんといっても、主役のこの方でしょう。

ジョン・トラボルタ

ジョン・トラボルタ

ジョン・トラボルタ

「people」誌の表紙にも!
 この映画の主演をしてから、一気にスターになりました。おしくも受賞は逃しましたが、アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされています。

 天を指差すポーズは、この時代の流行でしたよ。

 その後に出演した「グリース」では、ダンスだけでなく歌まで披露! 演技にダンスに歌‥‥マルチな才能の持ち主です。
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思い出を語ろう

     
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  • 2022/2/13 05:52

    奇遇だな、俺も二枚組サントラ買ったよ。
    ただ、小遣いが貯まった時は中1だったが。
    そしてタヴァレスの方が俺も好きだ、最後のリフレインを繋ぐディミニッシュが絶妙に効いてる。
    映画の結末は、観るタイミングによって感じ方が変わる。
    自分の状況が気に入らない時は、その時に最も大切な何かを犠牲にしなきゃ変われない。
    大事なものを捨てても保証はなく、始まりに過ぎない事が感じられるラストだ。

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