もう、なんとかしてよ~!
ちょっと前、吉祥寺の街を歩いていると「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!! ひばりくん!」で有名な江口寿史先生のイラストがそこかしこに飾られてました。
一目で江口先生の作品とわかるイラストのタッチ、ボクはこの歳になっても「可愛いなあ!」「うまいなあ!」と唸らせられます。
ボクは江口寿史先生と面識はないのですが昔「キャプテン翼」のお手伝いをしていた頃、担当の編集さんが…昔のジャンプ作品によく登場していたSさんです…仕事場に来た時に「ホント江口先生は困ったもんだよ~っ!誰か助けてくれよっ!」なんて半分楽しそうに(?)話していたのを覚えてます。
締め切りギリギリ…それどころか遅れて休載したりとか「白いワニがきて原稿が描けなくて…」なんて雑誌にも載っていましたからS編集さんの苦労はもちろん分かります。
いまだに締め切りに遅れるとか原稿を落とすとかなんて気の小さいボクには到底できそうにありませんが、その頃はそんな話を聞いて昔から聞いていたような漫画の世界、締め切り間際の修羅場って本当なんだって部外者のボクはひそかに面白がって聞いていました。
実際には「キャプテン翼」の手伝いに入る前に「キャプテン」「プレーボール」で有名なちばあきおさんの手伝いに入っていた時に締め切りの締め切り…ほんとの締め切りと言われていた締め切りを軽く超えて編集長まで仕事場にやってきて…なんていわゆる修羅場というものを経験していましたし(奇跡的に原稿はあがりました)、その後も翼の仕事場で一緒だった後輩の某有名明治剣客浪漫のお手伝いに入った時も「もうダメ~っ!」という状態に何度かあっているのですがなぜかギリギリ間に合っていて自分の原稿はもちろんアシスタント入った先でも原稿を落とした経験ってありません。
それだけに身近な編集さんの話だとしてもなんだか遠い別世界の話のように聴いてひそかに面白がっていたんだと思います。
一目で江口先生の作品とわかるイラストのタッチ、ボクはこの歳になっても「可愛いなあ!」「うまいなあ!」と唸らせられます。
ボクは江口寿史先生と面識はないのですが昔「キャプテン翼」のお手伝いをしていた頃、担当の編集さんが…昔のジャンプ作品によく登場していたSさんです…仕事場に来た時に「ホント江口先生は困ったもんだよ~っ!誰か助けてくれよっ!」なんて半分楽しそうに(?)話していたのを覚えてます。
締め切りギリギリ…それどころか遅れて休載したりとか「白いワニがきて原稿が描けなくて…」なんて雑誌にも載っていましたからS編集さんの苦労はもちろん分かります。
いまだに締め切りに遅れるとか原稿を落とすとかなんて気の小さいボクには到底できそうにありませんが、その頃はそんな話を聞いて昔から聞いていたような漫画の世界、締め切り間際の修羅場って本当なんだって部外者のボクはひそかに面白がって聞いていました。
実際には「キャプテン翼」の手伝いに入る前に「キャプテン」「プレーボール」で有名なちばあきおさんの手伝いに入っていた時に締め切りの締め切り…ほんとの締め切りと言われていた締め切りを軽く超えて編集長まで仕事場にやってきて…なんていわゆる修羅場というものを経験していましたし(奇跡的に原稿はあがりました)、その後も翼の仕事場で一緒だった後輩の某有名明治剣客浪漫のお手伝いに入った時も「もうダメ~っ!」という状態に何度かあっているのですがなぜかギリギリ間に合っていて自分の原稿はもちろんアシスタント入った先でも原稿を落とした経験ってありません。
それだけに身近な編集さんの話だとしてもなんだか遠い別世界の話のように聴いてひそかに面白がっていたんだと思います。
逃げた?
詳しい話は聞いていなかったのですが、その時はなんでも江口先生が目を離したすきにいなくなってしまい原稿を落とした…そんな話だったと思います。(そんな話で済むことではないですけどね 笑)
その頃はまだ今ほど定期的な休載野形があまり一般的ではなくて限界ギリギリまで描いて、間に合わなかったら落としてしまう…作者急病にてなんてフレーズが雑誌にたまに載っていたと思います。
ボクの勝手な印象なのですが友人の沖縄在住の漫画家「なかいま強」が月刊ジャンプの「わたるがピュン!」と少年サンデーで「うっちゃれ五所瓦」を連載した時、スケジュール的に絶対無理だと言ってサンデー編集部の了解を得て不定期に休む形をとったのが始まりだったような気がします。
…って今でも作者急病のため休載しますとか、場合によっては無期限にお休みなんて例もよく見るような気がしますからあまり関係ないのかもしれませんね。
ともかく当時の…今のボクでも信じられない出来事ですが締め切りを前にして江口先生はS編集さんの前から忽然と姿を消して…逃げてしまったそうです。
その頃はまだ今ほど定期的な休載野形があまり一般的ではなくて限界ギリギリまで描いて、間に合わなかったら落としてしまう…作者急病にてなんてフレーズが雑誌にたまに載っていたと思います。
ボクの勝手な印象なのですが友人の沖縄在住の漫画家「なかいま強」が月刊ジャンプの「わたるがピュン!」と少年サンデーで「うっちゃれ五所瓦」を連載した時、スケジュール的に絶対無理だと言ってサンデー編集部の了解を得て不定期に休む形をとったのが始まりだったような気がします。
…って今でも作者急病のため休載しますとか、場合によっては無期限にお休みなんて例もよく見るような気がしますからあまり関係ないのかもしれませんね。
ともかく当時の…今のボクでも信じられない出来事ですが締め切りを前にして江口先生はS編集さんの前から忽然と姿を消して…逃げてしまったそうです。
30年目の真実!犯人は…
さて、フェイスブックなどでボクの事を見たことのある方はご存知だと思いますが「僕のMINI」や「時空探偵マツ・de・DX」のようなクルマの漫画を描いているくらいボクはクルマが…特に旧MINIに代表されるような旧いイギリスの車が好きでもう20年以上オースチンヒーレースプライトMkⅠという旧いクルマに乗ってます。
当然そういった車に乗っているたくさんの人と知り合いました。
中には芸能関係者など特殊な仕事をしている方も多くいろいろとお話を聞かせてもらい楽しませていただいてます。
そんな中の一人にDさんという、ボクと同じ車に乗っている方がいらっしゃるのですが、彼が何かの拍子にボクがマンガを描いていることを知っていて話してくれたのですが…
「昔からこのあたりでクルマをのりまわしていたけど、マンガ家といえば江口寿史先生と知り合いなんです。昔はたまに助けて!っていう連絡があって窓の下に車で乗り付けて何度か連れ出したんですよ!」…だそうです。
なんと!S編集さんたちが取り逃がしていた当時…犯人はお前だったのか(笑)
だからといって何かあるわけではないのですが30年経って2つの話が結びついてなんだか面白いなって…そんなボクが関わった事件というわけではないですがなんとなく心に残っていたお話でした。
当然そういった車に乗っているたくさんの人と知り合いました。
中には芸能関係者など特殊な仕事をしている方も多くいろいろとお話を聞かせてもらい楽しませていただいてます。
そんな中の一人にDさんという、ボクと同じ車に乗っている方がいらっしゃるのですが、彼が何かの拍子にボクがマンガを描いていることを知っていて話してくれたのですが…
「昔からこのあたりでクルマをのりまわしていたけど、マンガ家といえば江口寿史先生と知り合いなんです。昔はたまに助けて!っていう連絡があって窓の下に車で乗り付けて何度か連れ出したんですよ!」…だそうです。
なんと!S編集さんたちが取り逃がしていた当時…犯人はお前だったのか(笑)
だからといって何かあるわけではないのですが30年経って2つの話が結びついてなんだか面白いなって…そんなボクが関わった事件というわけではないですがなんとなく心に残っていたお話でした。
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時空探偵マツ・de・DX
『隔週水曜日10時公開』ベテラン実力派漫画家「なかがわひろき」×昭和の生き証人「山本圭亮」がお送りするSF昭和ファンタジー!ミドルエッジだけで読めるスペシャル連載が満を持して登場!!
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