マトリックス
凄腕ハッカーのネオは、正体不明の美女トリニティに導かれ、モーフィアスという男と出会った。モーフィアスはネオが、マトリックスと呼ばれる仮想現実から人類を救いだす「救世主」だと告げた。
圧倒的な視覚効果と、息をもつかせぬハイテンポな展開で、世界の度肝を抜いたカリスマムービーである。
「Matrix」はラテン語の「母」を意味するmaterから派生した語で、転じて「母体」「基盤」「基質」「そこから何かを生み出す背景」などの概念を表す。
本作では、コンピュータの作り出した仮想現実を「MATRIX」と呼んでいる。
撮影[編集]
監督のウォシャウスキー兄弟 (左)兄、ラリー・ウォシャウスキーと(右)弟、アンディ・ウォシャウスキー。
最初に書いた脚本『暗殺者』はディノ・デ・ラウレンティスによって購入され、ワーナー・ブラザーズによって1995年に公開された。1996年の映画『バウンド』で監督デビューを飾り、1999年の第2作『マトリックス』で名声を手にした。
2010年以降の記事で『ハリウッド・リポーター』や『ニューヨーク・タイムズ』は2人を「アンディ・アンド・ラナ (旧称ラリー) ・ウォシャウスキー」と呼んでいる
その中で、マトリックスに影響を与えた作品として有名な日本漫画は『攻殻機動隊』で、そこから多くのアイデアを得たと公言しています。
攻殻機動隊
盗用?オマージュ?日本のアニメに影響を受けたハリウッド映画の実態とは・・・ - CUPO
どんな作品も他の作品から少なからず影響を受けている。そういう意味ではマトリックスは、他の作品のいいところを上手く取り込みつつ、独自の世界観を築いた素晴らしい作品と言えるだろう。
MATRIX予告 - YouTube
爆音福岡上映作品紹介
— 爆音映画祭in福岡 (@Bakuon2012F) December 15, 2015
『マトリックス』
映画史に刻まれる革新的な一本として挙げられる作品。
バレットタイム等、技術が語られがちなこの映画の最大の特徴はアナログとデジタルのベストミックス。映像と音の質感は別格。
19日13:45〜 pic.twitter.com/cFYG2I6rEJ
映画で光と陰を効果的に利用するシーンに気づくと面白い
— 月収50円 (@50yen2525) December 7, 2015
マトリックスの屋上での戦い
主人公の視点
倒れた主人公を見下ろす敵
逆光で敵の姿が黒くしか見えない
敵が銃を構えると光が遮られて敵の姿がはっきり映る
あやふやだった死がはっきりと姿を見せる
「マトリックス」のネオ&モーフィアスが久々の再会。大ヒット映画「ジョン・ウィック」続編の撮影現場よりキアヌ・リーヴスとローレンス・フィッシュバーンの画像が公開。来年秋に全米公開予定。 pic.twitter.com/slEzDebxA9
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) December 17, 2015
マトリックスの原点
舞台は今からはるか未来の世界です。
その世界では、自我のあるロボットが人間に労働力として酷使されていましたそして、ある事件が起こります。ロボットの一体が服従すべき人間を殺害したのです。
ここから全てが始まります。その事件をきっかけに人間はロボット達を無差別に破壊し始めます。
耐えられなくなったロボット達は「遠く離れた土地にロボットによる、ロボットのためだけの街を作って
人間と一切関わらず暮らそう」と逃げ出します。
しかし人間はそのロボットの街まで追い掛けていき攻撃を続きます。
ここでロボットがついにキレます。ロボットが逆襲を開始し、形勢は逆転します人間は次々と殺されていきます。
「こりゃあかん」と人間は形勢を巻き返すためある作戦を実行します
その作戦とは「空を消えないガスで覆い、地球に太陽の光がささないないようにする」というものです。
ロボット達のエネルギー源は太陽光発電によるものだったためそれを奪ってしまえば勝つのは時間の問題だと考えたのです。
そこでロボット達は「太陽光がダメなら、人間で発電してやるよ」と人間を大量に生け捕りにします。
人間は体を動かす度に脳から微弱な電気信号を発します。その電気信号を使おうとロボット達は考えたのです。
そして最も効率的に人体から電力を抽出する方法が「普段と同じように生活させる事である」ことを発見します。ここがマトリックスの原点です。
捕らえた人間を装置に繋ぎ「意識」のみを「マトリックス」という名の仮想空間で「普段通りに生活」させようと考えたのです。そしてそれを実行しました。
しかし、まだ人間が全員ロボットに捕まったわけではありません。逃げ続け、ロボットに抵抗し続ける人達もいます。
それが「ザイオン」の住人達です。ザイオンの住人達はロボットから地球を取り戻すための仲間を増やすため、マトリックスに繋がれた住人達を解放しようとしているのです。
そして主人公「ネオ」もマトリックスに繋がれている人間です。
マトリックスの一作目はそのネオをマトリックスから解放するお話です。
1999年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。