思い出の女性 リリーは離婚していました
第11作「寅次郎忘れな草」で、寅さんとの軽妙なやり取りが人気を博したリリー。
北海道と柴又で展開される物語。転々と旅をしながら歌手を続けるリリーは結局、結婚をして寅の元を離れていってしまいました。
しかし、シリーズ15作の本作では、北海道でまたもや出会ってしまいました!
そこから物語は大きく展開していきます。
北海道と柴又で展開される物語。転々と旅をしながら歌手を続けるリリーは結局、結婚をして寅の元を離れていってしまいました。
しかし、シリーズ15作の本作では、北海道でまたもや出会ってしまいました!
そこから物語は大きく展開していきます。
「寅次郎相合い傘」のあらすじ
青森で知り合った中年男・兵藤謙次郎(船越英二)と旅を続ける寅さんは、函館のラーメン屋の屋台で、なんとリリー(浅丘ルリ子)と再会を果す。初夏の北海道で、気ままな道中を楽しむ三人。兵藤は、小樽で初恋の信子(岩崎加根子)に一目だけ逢おうとするが、それを“男の甘え”とリリーは寅さんに当たって、二人は大げんか。そのままリリーと別れた寅さんは、リリーのことが気がかりな毎日。そんなある日、リリーが柴又へとやってきて…
寅さんとリリーの再会。結婚に失敗したリリーは、再び歌手となり旅暮らし。寅さんは、船越英二扮する冴えない中年男・兵藤と旅をしている。三人が揃って旅をする場面は幸福な気分に満ちあふれている。パパさんこと兵藤が、持って来たメロンをめぐっての一悶着は「メロン騒動」と名高い。リリーと喧嘩した寅さんが、雨の降る柴又駅へリリーを迎えに行く“相合い傘”シーンは、シリーズ屈指の名場面。
作品データ
via www.geocities.jp
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、朝間義隆
出演 渥美清、倍賞千恵子、下條正巳、前田吟、太宰久雄、浅丘ルリ子、船越英二等
公開 1975年(昭和50年)
配給 松竹
時間 91分
脚本 山田洋次、朝間義隆
出演 渥美清、倍賞千恵子、下條正巳、前田吟、太宰久雄、浅丘ルリ子、船越英二等
公開 1975年(昭和50年)
配給 松竹
時間 91分
今回のマドンナはこの人!
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1955年
中学在学中 緑はるかに (映画・日活)ヒロイン役オーディション応募し 約3000人の中から選ばれる。
デビュー作
緑はるかに (映画・日活)井上梅次監督
代表作品
渡り鳥シリーズ (映画・日活)
男はつらいよ (映画・松竹)
1962年 銀座の恋の物語 (映画・日活)
1994年 四十七人の刺客 (映画・東宝)
「ルリコカット」も流行った浅丘ルリ子さんの魅力
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オーディションの時に中原淳一さんが自身の描く女の子そのままだと絶賛した
中原 淳一さんとは、ファッションデザイナーや画家、イラストレーター等として、当時マルチに活躍されていた著名な人物です。
その人に若かりし浅丘ルリ子さんは認められます。
中原 淳一さんが挿絵を描いた小説の映画化のオーディションで、彼の強力な後押しを受けたのが、浅丘ルリ子さんでした。
その人に若かりし浅丘ルリ子さんは認められます。
中原 淳一さんが挿絵を描いた小説の映画化のオーディションで、彼の強力な後押しを受けたのが、浅丘ルリ子さんでした。
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寅さん史上最も有名な大ゲンカ「メロン騒動」とは!?
旅先 北海道で出会った 寅さんと リリー(浅丘ルリ子)とパパ(船越英二)
駅で寝たり 札幌でタンカバイ(路上売り)したりで 仲良くなる
東京で パパは お世話になった 寅さん宅 とらやへ訪問
その時に高級な プリンスメロンを お土産に・・・・
数日後 おばちゃんがメロンを切り分けるんですね!! 「メロン食べごろね!!」
おいちゃん、おばちゃん、さくら、博、光男、リリーでメロンを食べ始める。
「う~ん美味しい~メロン」
そこに寅が帰ってくる。「しまった、寅ちゃんの分を忘れちゃった!」
「ええっ!!」 寅さんが上機嫌で茶の間に入ってくる。
「おっ、メロン食ってるな。じゃあおれの分も出してくれ」
「…お兄ちゃん、これまだ一口しか食べてないからこれ食べて」とさくらが
「いやあたしのを食べておくれ」寅、みるみる不機嫌になる。
「どういうことか聞こうじゃねえか。どうしてこのおれが、
きたねえツバキのついたお前たちの食べ残りを食べなくちゃならねえんだ」
そして例によって大喧嘩に発展していく。
確かに、「自分の分」のメロンが無いとキレちゃいますねっ!
ま、いくらキレてもメロンは切らてれないけど!
これぞ江戸っ子!そんな掛け合いが名シーンと言われる所以です!!
ま、いくらキレてもメロンは切らてれないけど!
これぞ江戸っ子!そんな掛け合いが名シーンと言われる所以です!!
その後の 大騒動は リリーと寅さんの大喧嘩へ発展!!
リリー「じゃあ、言うけどねえ、
冗談じゃないってんだよ、
オレのことを勘定に入れなかったの、
心が冷てえだの、そんな文句を 言える筋合いかい?
ろくでなしのあんたをこんなに
大事にしてくれる家が
どこにあるかってんだ、
私、羨ましくて涙が出ちゃうよ。
孤独を抱えるリリーとその痛みを感じとってしまう寅さんがなんとも物悲しい物語です。
その中で浅丘ルリ子の演技が光ります。本当にこうゆう流しの歌い手さんいたんだろうなぁ