アメリカで最も有名な未解決事件!ジョンベネちゃん殺害事件とは?
皆さんは1996年に発生した「ジョンベネちゃん殺害事件」を覚えていますでしょうか?当時わずか6歳のジョンベネ・ラムジーが何者かに殺害され、そのニュースはアメリカのみならず日本でも大きな話題となりました。事件の真相は?犯人はいったい誰なのか?様々な憶測が流れたのですが、2019年になった今でも事件は未解決のままです。この記事では、そんな「ジョンベネちゃん殺害事件」を最新情報も交えて追ってみたいと思います。
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1996年12月26日、事件発生。
事件が起こったのは1996年12月26日。その前日の夜、友人のクリスマスパーティに出席したジョンベネ一家は、パーティが終わると自宅へ帰宅。そして父親のジョンが、ジョンベネを抱きかかえベッドで寝かしつけました。
ジョンベネ一家が住んでいた自宅。
事件が発覚したのは翌朝。警察署に、ジョンベネの母親・パトリシア(通称:パッツィー)から「娘のジョンベネが誘拐された」との通報が入ったのです。そして警察が駆け付けると、自宅の階段に犯人からの物と思われる「脅迫状」が。
こちらがその脅迫状です。
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脅迫状には「警察には連絡するな。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」などと手書きで書かれており、警察は対応を協議。ジョンに「念のため家の中をチェックして欲しい」と提案しました。 そしてチェックを始めたところ、地下フロアのワイン貯蔵室で白い毛布にくるまれたジョンベネの遺体を発見したのです。
日本のワイドショーでも大きく取り上げられました!
ジョンベネ
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浮かび上がる様々な犯人像!
誘拐事件から殺人事件へと切り替えられたジョンベネちゃん殺害事件ですが、捜査の当初から奇妙な点がいくつか指摘されていました。犯行に使用されたと思われる様々な物品が、元々自宅にあった物だったのです。
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凶器は自宅にあった物だった!
まずは犯行に使用された凶器。ジョンベネの頭部は激しく殴られており、頭蓋骨が大きく割れている状態だったのですが、それに使用されたと思われたのはキッチンに置いてあった懐中電灯でした。そして首を絞めるのに使ったと思われる木の破片も、お絵描きをする部屋に置いてあった筆と判明したのです。
母親・パッツィーとジョンベネ。
2ページ半に及ぶ「脅迫状」を犯行時に書き上げた?
さらに、脅迫状に使用されたメモ用紙とペンも自宅にあった物でした。脅迫状は2ページ半に及ぶ非常に長い文章だったのですが、犯人が犯行の際にそれを自宅で書いたということになります。そして、身代金として要求された「11万8000ドル」は父親・ジョンのボーナスと同額でした。このような状況から、FBIのプロファイラーは「犯人は家族なのではないか?」と推測したのです。