『人造人間キカイダー』 人間と同じ「善悪の心」を持つようになったキカイダー・ジローの苦悩。自分の兄弟たちを殺してしまう。
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悪の組織ダークのロボット対人間型ロボット・ジロー=キカイダーの戦いを中心としている。その一方で、主人公ジローはたびたびピノッキオに例えられ、「不完全な良心回路」を持つゆえに悪と正義の狭間で自らのアイデンティティに悩む姿が描かれた。
ジローが抱える「人間になりたい」という悩みはラストでも完全に解決する事はなく、読者に問題提起する形をとっている。
本作の作画は石ノ森の弟子にあたるひおあきら・土山芳樹・細井雄二・山田ゴロの4人の分担で行われた。石ノ森はネームと下書きまでで作画に直接タッチせず、山田が原稿をもらうと、4人で分担して2日ほどで仕上げた。細井は個々にやりたい箇所を作業していたため、ページによってキャラクターの絵柄が異なっていると証言している。
キカイダー・ジロー「(人間と同じ善悪の「心」を持つようになった)今の僕は友達を騙すことも、兄弟を殺すこともできる」
物語終盤、キカイダー/ジローはゼロワン達と共にギル・ハカイダーに捕らえられた際に「服従回路(イエッサー)」を組み込まれる。
良心回路を持っていないゼロワン達は服従回路の効果によってハカイダーに忠誠を尽くすが、ジローは服従回路と良心回路を併せ持ったことによって人間と同じ善悪の「心」を持つようになる。
良心回路を持っていないゼロワン達は服従回路の効果によってハカイダーに忠誠を尽くすが、ジローは服従回路と良心回路を併せ持ったことによって人間と同じ善悪の「心」を持つようになる。
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物語終盤、ゼロワン達と共にギル・ハカイダーに捕らえられた際に「服従回路(イエッサー)」を組み込まれる。
良心回路を持っていないゼロワン達は服従回路の効果によってハカイダーに忠誠を尽くすが、ジローは服従回路と良心回路を併せ持ったことによって人間と同じ善悪の「心」を持つようになる。
そのため嘘をつくことが出来るようになり、服従回路の力でハカイダーの言いなりになっていたビジンダーを欺いて窮地を脱する。
最後の戦いにおいては、装備していることは知っていたが強力すぎるため使わずにいた内蔵武器「ブラスター」を初めて使用し、ハカイダーの僕に成り下がってしまった仲間たちを、次いでハカイダーを一撃で葬った。
戦いが終わってアキラとルミを救出した後、善と悪の「心」の戦いに苦しみながらその場を立ち去った。
ためらいもなくキカイダー00、01、ビジンダーを破壊した。
キカイダーは自分の兄弟たちまで破壊してしまう。善の心だけではなく悪の心も持ったためだ。
兄弟たちを一撃で破壊するほど、あまりにも強力過ぎる内蔵武器「ブラスター」。
兄弟たちを一撃で破壊するほど、あまりにも強力過ぎる内蔵武器「ブラスター」。
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人間同様に善と悪の心を持つジローは宿敵ハカイダーも一撃で倒した。
ハカイダーに組み込まれた悪の心である「服従回路」(イエッサー)と元々の「良心回路」(ジェミニィ)の作用によって人間と同じように善と悪の心を持ってしまった。
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『Gu-Guガンモ』 ガンモが破裂して無数のヒナたちが飛び立つという衝撃的なラストは当時の子供たちにショックを与えた。
原作『Gu-Guガンモ』の最終回では、ガンモの正体は「鳳凰の卵」であったことが明かされる。
『Gu-Guガンモ』(グーグーガンモ)は、細野不二彦による日本の漫画。
週刊少年サンデー(小学館)において、1982年19号から1985年16号まで連載された。全12巻。
週刊少年サンデー(小学館)において、1982年19号から1985年16号まで連載された。全12巻。
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原作の最終回では、その正体は鳳凰の卵であったことが明かされ最終話で孵化の時を迎え、別れを告げるガンモに半平太が抱き着いた事でガンモは破裂。
無数のヒナたちが天に飛び立ち、ガンモに関する記憶は消されるラストとなった。
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別れを告げる「ガンモ」に「佃 半平太」(つくだ はんぺいた)が抱き着いた事でガンモは破裂。無数のヒナたちが天に飛び立っていく。
ガンモは孵化の時を迎えてしまい、みなの前でガンモが破裂して無数のヒナたちが飛び立つ・・・度肝を抜かれる衝撃的な演出であり、当時の子供たちに大きなショックを与えた。
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ガンモの出自をめぐる謎はシリーズ通じての縦糸となったが、原作とアニメ版ではそれぞれ異なる展開・ラストを迎えた。
これは、原作ラストの「ガンモがかわいそう」という意見が子供たちから多く寄せられ、より多くの子供たちが観るアニメでは明るいエンディングに変えたと言われている。
ただし、アニメ漫画共に同じ時期に終わっていることに併せ、終了直後のアニメ版関係者のコメントで「最終回は細野不二彦の許可で原作と無関係に製作され、アニメ版関係者はアニメ版最終回完成後に漫画版最終回を読んだ」という記述がある。
『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)の最終回 八頭身の美女になっているピノコが登場。ブラック・ジャック「最高の妻じゃないか」。
八頭身の美女になっているピノコが登場。
『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)は、手塚治虫による日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1973年11月19日号から1978年9月18日号にかけて連載したのち(全229話+増刊号掲載1話)、1979年1月15日号から1983年10月14日号にかけて不定期連載された(連載終了後の読切全13話)。全242話。
『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)「週刊少年チャンピオン」1978年9月18日号(39号)・最終回「人生という名のSL」
SLにひとり乗って旅をするブラック・ジャック。次々と、過去に出逢った愛する人やドクター・キリコ、死んだはずの心の師匠である本間先生などが現れては消えていきます。
そして、最後に八頭身の美女になっているピノコが登場します。連載最終話では自称21歳・戸籍上は1歳となる。
美人になったピノコは「好きだと言って」とブラック・ジャックに迫る。
いかにも夢落ちな展開です。
『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)「週刊少年チャンピオン」1978年9月18日号(39号)・最終回「人生という名のSL」
SLにひとり乗って旅をするブラック・ジャック。次々と、過去に出逢った愛する人やドクター・キリコ、死んだはずの心の師匠である本間先生などが現れては消えていきます。
そして、最後に八頭身の美女になっているピノコが登場します。連載最終話では自称21歳・戸籍上は1歳となる。
美人になったピノコは「好きだと言って」とブラック・ジャックに迫る。
いかにも夢落ちな展開です。
小学館の『週刊少年サンデー』(1972年30号 - 1974年13号)に連載された。
本作の作画は石ノ森の弟子にあたるひおあきら・土山芳樹・細井雄二・山田ゴロの4人の分担で行われた。
単行本は、秋田書店「サンデーコミックス」から全6巻を発売(2009年現在も版を重ねて発売中)。