夏休みに入ると他の生徒は皆実家に戻るが、母は出産とひきかえに死に、父親からは憎まれている繭だけ一人寮に残った。繭に対する美和の嫌がらせはエスカレートしてゆき、その争いは、遂に美和が繭に階段から落とされ片目を失うまでに至った。
一方、繭の実家の庭からは父親の死体が発見される。愛された記憶のない繭が、母親の写真を焼こうとする父を制するあまり射殺してしまったのだ。繭の隠れる廃船へ向かおうとする一樹は、彼を引き留めようとする余りの亮子に刺されてしまう。
そして・・・哀しすぎる結末に向かって物語は進んでいきます
それでも繭の元に向かう一樹。出血多量で倒れる一樹をそっと抱きかかえながら、繭は拳銃を握り締めた。海岸に一発の銃声が響いた。
繭の書いた「先生、ありがとう」という手紙が波にさらわれていくラストシーン。
愛される事に飢えた、純粋すぎる繭に、もう、ただただ涙。
愛される事に飢えた、純粋すぎる繭に、もう、ただただ涙。
主題歌は森田童子「たとえばぼくが死んだら」
via www.suruga-ya.jp
ささやくような歌声が、作品の世界観にマッチしていました。
もう一度観たい方、初めての方は※VHSデッキをお持ちの方
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Amazon.co.jp: 高校教師 もうひとつの繭の物語: 唐沢寿明, 吉田健, 遠山景織子, 鈴木杏樹, 荻野目慶子, 千住明: ビデオ
¥799
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是非、DVD化して欲しい作品です!