ファミコン世代の記憶に残る名作、「闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光」!これが、データイーストのやり方か!?
2017年1月24日 更新

ファミコン世代の記憶に残る名作、「闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光」!これが、データイーストのやり方か!?

『ヘラクレスの栄光』(ヘラクレスのえいこう、英題 Glory of Heracles)は、データイーストが開発・発売したコンピュータRPGのシリーズ。1987年の第1作『闘人魔境伝 ヘラクレスの栄光』から1994年までに4作が発売されたほか、ゲームボーイ用ソフトとして外伝的な作品もある。  ギリシャ神話が世界観の基盤となっており、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスをゲームタイトルに置くことでその世界観を分かりやすく表現している。

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データイーストの迷作!?その概要

DECO(デコ)と略して呼ばれている傾向にあるようです。
タイトル画面でデータイースト、自身で名乗っていたわけですが・・・
データイーストコーポレーションの略なのでしょうね。

ただ、今現在DECOという全く関係ない会社もいくつか存在するので、当方はDECOとは略さずに
表記いたします。
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このゲームの概要はヘラクレスの12の功業をモチーフにして、ハデスに捕えられたビーナスを救い出すというものです。
中ボスにはその12の功業にちなんだモンスターが登場します。
戦闘中、ボスと会話できるのも独特でした。

冒険の途中で登場するキャラクターのアドバイスが元でかえって冒険の進め方が分からなくなるなど、不親切な部分があり、作中のアイテムは、それがないとクリアできないアイテムも含めて全て売ることができます。

橋を渡っている最中に足元を調べると、1ユニットごとにお金に変わり、橋が消えてしまいます。
また、パスワードは少々間違っても再開でき、かえって進行上有利となることもあるようです。
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ヘラクレスと神宮寺が似ていると思ったのは私だけでしょうか・・・。
データイーストといえば、このシリーズは欠かせないでしょう。
「探偵 神宮寺三郎」シリーズは、かなりの本数が出ています。
ここでの詳しい情報は、割愛させて頂きます。

ストーリー性は!?

まだ神々がいた頃のギリシアが舞台。
神々は天界に住み、地上では人々が暮らし、それぞれ平和な日々を過ごしていた。
しかし、ある時その平安は破られてしまった。
地上に美しいものを、人々には澄んだ心を与えてくれていた
女神ヴィーナスが誘拐されてしまったのだ。

地上の人々には不安が走り、国も心も荒み始めていた。
ほどなく、神々の懸命な捜索により、地獄の魔王ハデスが彼女を黄泉の国へ連れ去ってしまったことが判明した。そこで、大神ゼウスは勇者ヘラクレスを呼び寄せ、魔王ハデス討伐とヴィーナスの救出を命じたのだった。

というお話です。今作の主人公はヘラクレスです。
しかし、実際はこれ以降の作品には「助っ人」としてでしか登場しなくなります。
ヘラクレスの栄光なのに・・・ねぇ。
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たびたび、申し訳ないのですが・・・
同一人物なのでは、という疑惑が・・・。

ゲームシステムが素晴らしい!?

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当時の他のRPGと異なる点には以下がある。

町に入ると画面が切り替わる方式ではなく、フィールドマップと町が繋がっており同一マップ上に展開されている。

武器には剣を始めとする片手武器と斧・矛・弓を始めとする両手武器があり、両手武器は敵に与えるダメージが大きい反面、盾を使えなくなるため敵から受けるダメージも大きくなる。

武器と防具には「耐久力」が設定されている。敵を攻撃するごとに武器の、敵の攻撃を受けるごとに防具の耐久力が減少し、0になると壊れてなくなってしまう。耐久力を戻すには鍛冶屋のヘパイトスに直してもらう必要がある。

なお、5000Gあればへパイトスを雇って同行させることが可能(道具扱い)。
へパイトスを雇った後は戦闘終了時、自動的に武器・防具の耐久力が最大に回復するようになる。

ヘラクレスは魔法を使う事ができない。
後のシリーズに登場する場合でも、ヘラクレスのみMPが0のキャラクターとして設定されており、魔法が使えない点に言及されることがある。

戦闘はヘラクレスと敵の一対一で行う。敵には陸上・海上・飛行の属性があり陸上の敵には剣・斧・ハンマー、海上の敵には矛、飛行系の敵には弓矢が有効
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武器の名前の隣の数字が耐久度です。
戦闘中に会話するというのも、このゲームならではの特徴です。
臨場感がでるような気がします。

データの引き継ぎはパスワードで!

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パスワードでゲーム再開となるわけですが、以下の点に注意しましょう。

まず、HPや武器の耐久力は最大値まで回復します。別に注意しなくても良い。

次に、再開地点はスタート地点からです。まあ、それほどでもない。

そして、所持品と所持金とEXPはパスワードを聞いた時のままになります。
これは・・・あたりまえかな。

最後に、全ての中ボス、及び宝箱の中身が復活するのです。
・・・?なに!?
どういうことだ!?
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つまり、何度でもアイテムが取れるという事です。
その時点でゲームバランスは崩れ落ちますが、そこは天下のデーターイースト!!
これしきのこと何の問題もない・・・はずです。

なんで、こんな仕様にしたのでしょう・・。
実は、このゲーム、クリア必須アイテムも売り飛ばせます。
だから、取り直し出来るようにであるとか、ないとかの理由だそうで・・・。
ただ、バグとかミスの類ではないそうです。

これが、データイーストのやり方なのです!!・・・多分。
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ヘラクレスといえど、永遠の眠りにつくのです!
当然、胃炎とかにもなるのでしょうね…。
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