自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車  ダイハツ編
2017年8月7日 更新

自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車 ダイハツ編

長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送りするわよ!今回は日産、三菱、マツダ、いすゞに続きダイハツよ!あまりこう言うコラムに登場しないダイハツの名車をコアなファンの為にご紹介するわ!楽しんでね!

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「猫科のターボ」 シャレードの究極型 シャレード デトマソ ターボ(初代)

1984年に「猫科のターボ(Cats Turbo)」と言われた二代目シャレードのターボに追加されたのが「デトマソ ターボ」よ!あたしからしたらこの車は当時のシャレードターボの究極型だと思うの。
シャレード デトマソ ターボ(初代)

シャレード デトマソ ターボ(初代)

このカラーリングにドキドキしたのはあたしだけじゃないはずよ!
ターボはご存じの通り「世界初の3気筒1リッターターボ」よね。何故このターボが「猫科」かと言うとそれはターボの加速域に関係があるのよ。当時のターボは皆さんも経験があるかと思うけど高回転になってターボが効きはじめるわ。でもシャレードのターボは低回転から直ぐにターボが効く「フルスタンバイ・ターボ」だったの。そして、しっかりと設計された足回りとのマッチングで「俊敏性」に優れていたからこの「アダ名」が付いたのかもしれないわね。だって当時のキャッチフレーズは「ミラノの匂いだ!」だったかしら?(笑)エンジンは逆に「イノチェンテ・ミニ」にダイハツが供給する訳だけど、じゃあ何が「デトマソ」なのかと言うと内装やこった装飾品なのよね。
イノチェンティ ミニ

イノチェンティ ミニ

やっぱりこの車もこのカラーリングが素敵よね!
まずは目を引く「フルエアロ」ね!ステアリングは「MOMO」、ホイールは「カンパニョーロ」のマグネシウムホイール、タイヤは「ピレリー」とそうそうたるメンバーよ!これでグッと来ない車好きはいないわよね。
デトマソのカタログの一部

デトマソのカタログの一部

やっぱり強調されるところはここなのよね!
そして、「デ・トマソ パンテーラ」を意識したカラーリングとサイドに描かれた「DETOMASO」よ!
デ・トマソ   パンテーラ

デ・トマソ パンテーラ

本家本元 デ・トマソ パンテーラ スーパーカー世代にはたまらないわね!
でもね、残念な部分もあるのよ。初期はなかった「エレクトログラフィックメーター」の追加よ。カタログに書いてあったわ!「デ・トマソ」はそのメーターを嫌ったって。でも結局追加され、そのカタログからは、その文章が削除されたの。残念よ!ダイハツさん!
ダイハツのエレクトログラフィックメーター

ダイハツのエレクトログラフィックメーター

デトマソにはアナログメーターがやっぱり似合ったわ!
初代シャレードには無かった「デトマソ」は二代目シャレードに登場して、その後四代目に再登場するのだけど「デトマソ」は名ばかりで胸が痛くなったのを覚えているわ。
四代目   シャレード デトマソ

四代目 シャレード デトマソ

あたしにとっては残念な四代目。「デ・トマソ」の魂はどこへ行ったの?
あ、市販はされなかったけど「デトマソ926R」は化け物だったわ!グループBでの快走を見たかった~。エンジンをミッドシップにするなんてお馬鹿よね(笑)
シャレード  デトマソ926R

シャレード デトマソ926R

この車がもし市販されていたら あたし 買ったかも!
和製「ルノーサンクターボ」を目指していたのかしら?是非、この2台でレースをする姿を私は見たかったわ!でもやっぱり私の中の「デトマソ」はやはり二代目が「デトマソ」だったのよね!
ルノー5 ターボ

ルノー5 ターボ

シャレードデトマソの究極型はほんとはサンクだったのかしら?
そうそう最後に余談になっちゃうけど、本家「デ・トマソ」はこう表記されるけどダイハツは「デトマソ」と表記だったわね。ねえ?どうして?誰か!何故こうなったか教えて頂戴(笑)

色んな意味で「熱い」クルマ アプローズ

1989年発売された、「アプローズ」はダイハツの弱点である普通車の部分をカバーするために4ドアセダンではなく「5ドアハッチバック」と言う選択をした異色の車よ!
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  • シュンぺー 2020/10/7 23:33

    フェローバギィは100台限定であっという間に売り切れました
    (もう事故を起こしそうな車を発売しないで欲しいと言う某団体の声が要因だったような)
    スバルもサンバーのボディ交換キットとして同様のボディをドミンゴの名前で発売する計画がありました(未発売)
    名前だけ後のワゴン車に付けられました


    I.O 2020/2/4 20:10

    2代目シャレードは、超低燃費のディーゼルエンジン搭載でヒットしましたが、主力はやがてガソリンターボへ移行し、もっとも伝説となったのがデ・トマソターボでした。シャレードデ・トマソターボは83年の東京モーターショーで参考出品され、翌年1月に満を持して市販化され大人気となりました。しかし87年の3代目一新時に、デ・トマソターボは終了し、変わってDOHCターボ搭載車が加わりました。93年の4代目一新から約半年後にデ・トマソが新エンジンとして復活しますが、2代目みたいに人気を獲得するには至りませんでした。

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