自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車  ダイハツ編
2017年8月7日 更新

自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車 ダイハツ編

長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送りするわよ!今回は日産、三菱、マツダ、いすゞに続きダイハツよ!あまりこう言うコラムに登場しないダイハツの名車をコアなファンの為にご紹介するわ!楽しんでね!

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アプローズ(初代)

アプローズ(初代)

このなんも変哲もないの4ドアが実は5ドアと言う所が熱いのよ!
「スーパーリッド」と言うコンセプトは、昔からあったんだけど日本ではこうあからさまなセダンが「ハッチバック?」と言うのはあまり記憶がないのよね。結構スタートは話題になって、「シャルマン」の後継者として期待もあったの。
初代 シャルマン

初代 シャルマン

シャルマンの流れを組むアプローズ!このシャルマンは素敵だったわ!「ウイ!シャルマン」
でも、不幸がこの車を襲いかかるのよ!まず、「AT」の不具合が発見されるの。そして、続けざまに「オルタネーター」とリコールされるのよ。そして、リコールの届け出が「東京モーターショー」の初日とぶつかり出品を自粛させられるのよ。イメージダウンよね。
アプローズ 後部  スーパーリッド  部分

アプローズ 後部 スーパーリッド 部分

こんな開放的なセダンってあまり見ないわよね?
次に「燃料タンク」の不具合でガソリンの逆流が起きることがわかり、ガソリンスタンドの店員が火傷する事故と走行中に出火する事件が立て続けで起きてまたリコール。「ブレーキ」の不具合も追加され「燃える車」のレッテルを貼られたの。これが結局その後の「~隠し」に繋がり各メーカーは戦々恐々となるのよ。だって、ダイハツのダメージは当時大変だったんですもの。まあ、これだけ次々と欠陥が出ればユーザーだって考えちゃうわよね。
スーパーリッドの使い方

スーパーリッドの使い方

2座ならまるでツーリングワゴン並みよね!
でも、このアプローズはマイナーチェンジを繰り返し10年間販売されたの。ここはダイハツさんの意地よね!しかし、下取りは安いとかまた燃えるとかあることないことまで出てきて残存数も少ないのが現状よね。でもね停車していて車のどこかを開けてこんなにインパクトを与えてくれるのは「ランボルギーニ カウンタック」と「スターリン」とこの「アプローズ」だと思ってるのは私だけかしら?(笑)
ランボルギーニ カウンタック

ランボルギーニ カウンタック

やっぱりこの開きかたは芸術的よね!
スターリン

スターリン

このドアもとんでもないわよね!バッテリーあがったらどうするのかしら?
アプローズ  の リア

アプローズ の リア

あたしはこれを「リアガルウイング」って呼びたいぐらいよ!
あたしはね実はダイハツならアプローズが欲しいのよね(笑)だって魅力的で個性的でリーズナブルな車じゃないかしら?あっ!色は白か赤か又は水色とオレンジのガルフカラーに全塗装するわ!どなたか格安の出物があったら教えて頂戴!

四季がある日本には向かなかった フェロー バギィ

1970年に販売された「フェロー バギィ」は100台限定で作られた360CCの旧軽自動車で軽トラ扱いなのでナンバーは「8」ではなく「6」扱いと言う変わり種なのよ。
フェロー   バギィ

フェロー バギィ

こんな車を日本で作れるのはダイハツさんだけよ!
だからリア部分には申し訳無い程の積載スペースもあるの。空冷の2サイクルの26馬力のFRエンジンは小さくて非力な感じもするけど車重が440kgと言うことを考えると十分よね。通称「バスタブ」とも言われたボディがこの軽さを可能としたのよ。
フェロー   バギィ  積載部分

フェロー バギィ 積載部分

積載量150kg あたし一人分ね(笑)
当然「バギー」なので屋根は簡易なビニール幌、ドアは無しという訳だから保管も大変だったんじゃないかしら?まあファーストカーとしてこの車を購入した人は少なかったと思うわ。それでも、幌を外し、フロントガラス部分をジープのように全面に倒すと開放的な状態は流石「バギー」ね。しかし、安全基準でうるさい日本で「バギー」を発売した辺りが三輪車の「ミゼット」で大成功を納めたダイハツの勢いが表れていたのかも知れないわね。
フェロー   バギィ  フロントガラス部分

フェロー バギィ フロントガラス部分

このJEEP的なフロントも素敵よね!
JEEP

JEEP

このフロントガラスの倒れ方はやはりJEEPが手本なのかしら?
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  • シュンぺー 2020/10/7 23:33

    フェローバギィは100台限定であっという間に売り切れました
    (もう事故を起こしそうな車を発売しないで欲しいと言う某団体の声が要因だったような)
    スバルもサンバーのボディ交換キットとして同様のボディをドミンゴの名前で発売する計画がありました(未発売)
    名前だけ後のワゴン車に付けられました


    I.O 2020/2/4 20:10

    2代目シャレードは、超低燃費のディーゼルエンジン搭載でヒットしましたが、主力はやがてガソリンターボへ移行し、もっとも伝説となったのがデ・トマソターボでした。シャレードデ・トマソターボは83年の東京モーターショーで参考出品され、翌年1月に満を持して市販化され大人気となりました。しかし87年の3代目一新時に、デ・トマソターボは終了し、変わってDOHCターボ搭載車が加わりました。93年の4代目一新から約半年後にデ・トマソが新エンジンとして復活しますが、2代目みたいに人気を獲得するには至りませんでした。

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