「早速、闘ってみたいんですけど、いいですかね?。」
闘うと書いて、やるとテキストに起させてしまうほど昂っている丸藤選手。
(丸藤選手)
「誰がいいかな。やっぱり氷川選手がいいんですかね?」
(編集長)
「是非!ひ、氷川選手でプレイする丸藤選手が見れるだけで、我々は満足です!」
「ボタンの操作とかやりながら、思い出さないと。 対戦相手はどうします?ファイヤープロレスリングっぽいって言えば、 バイソンですかね。」
(編集部)
「氷川vsバイソン! 当時でもなかなか見られない好カードですね!バイソンでお願いします!」
対戦相手はバイソンをチョイス!
ファイヤープロレスリング特別マッチ開催!
現役のプロレスラーにプロレスゲームを本気で闘ってもらうと言う、意味がありそうで全く意味のない、冷静になると一体誰が得をするんだ企画で組まれたダークマッチのゴングが鳴らされるのであった・・・
(丸藤選手)
氷川光秀
VS
(COM)
スター・バイソン
「最初の頃には掛からない技とかあるんですよね。」
(編集長)
「段々、疲れてくると大技が使えるようになるんでしたっけ」
(丸藤選手)
「フォール返すときにこんな感じで押してましたね。」
そこにはプロレスラーというよりは同世代の友達の家でファミコンをしている仲間の感覚が広がっていた。
「お兄さん達は強かったんですか? ゲーム中に喧嘩になったりしました?」
(丸藤選手)
「兄弟4人いたんで、タッグで対戦してましたね。」
そんな質問をしたとき、熱い戦いの中、流血をしてしまった氷川光秀。
それを見た丸藤選手が一言。
(丸藤選手)
「こんな感じで流血するでしょ。
うちの兄弟はこの流血のことを「チプった」って言ってましたね!」
劣勢に立たされている氷川光秀。
ここで本気になる丸藤選手。逆転を狙い、フェイスロックでバイソンを締め上げる!
最後のフィニッシュはもちろんあの技に決まってるはず!!
「おおおおーーーー!出た!タイガードライバー!」
○氷川光秀
VS
(COM)
×スター・バイソン
試合時間:4分38秒
フィニッシュ:タイガードライバー
「プロレスラーにプロレスゲームやってもらって、全員で「おおおおーー!」って。 我々、アラフォーですよ(笑)」
爆笑しながら、冷静な突込みをする企画担当。
(丸藤選手)
「三沢さんも見てくれたはずですよ!いい試合だったって。 久しぶりに熱い対戦でしたね。20年ぶりぐらいですね。」
(編集部)
「最高のシーンを見せて頂きました!」
スーパーファミコンは任天堂の商標です。