梅毒を病み、狂気の皇帝と化したティベリウスの統治が続く中、その後継者とされていたティベリウスの甥の子カリギュラは、溺愛する妹のドルシラとの近親相姦や、腹心の親衛隊長マクロの妻エンニアとの夫公認の不倫に溺れる肉欲ライフを満喫していた。
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しかし、身辺警護の兵士が微かに酒臭かったのを理由に、その兵士の股間を縛り上げ大量の酒を口から流し込み、お腹がパンパンになったところで膀胱辺りを剣で貫いてみせる無意味な残虐性や、自分の後継者をカリギュラの弟であるジェメルスに変更しようとする素振りを見せるティベリウスに、カリギュラは徐々に不安を感じ始める。
そのカリギュラの不安は、ティベリウスが自分をさりげなく毒殺しようとしたコトによって恐怖へと変わる。
カリギュラは毒物のエキスパートである宮廷医師カリクレスを抱き込み、ティベリウスを速やかに葬り去るための計画に着手する。
そのカリギュラの不安は、ティベリウスが自分をさりげなく毒殺しようとしたコトによって恐怖へと変わる。
カリギュラは毒物のエキスパートである宮廷医師カリクレスを抱き込み、ティベリウスを速やかに葬り去るための計画に着手する。
それが効を奏したのか、或いは側近中の側近であったネルバの自殺によって心が折れたのか、80近い老境にある病人とは言え一年は持つ健康状態だったティベリウスは、突然の重篤状態になる。
その知らせを聞いたカリギュラはマクロと共に嬉々として病床を訪れ、既に死んだと思われたティベリウスから皇帝の証である指輪を取ろうとするが、突如ティベリウスが息を吹き返したのに驚き、反射的に鈍器のようなものを手にして殴り殺そうとする。
それをしたらカリギュラが暗殺者として糾弾されると考えたマクロは、カリギュラを制止すると自らが手を下し、ティベリウスを窒息死させる。
その知らせを聞いたカリギュラはマクロと共に嬉々として病床を訪れ、既に死んだと思われたティベリウスから皇帝の証である指輪を取ろうとするが、突如ティベリウスが息を吹き返したのに驚き、反射的に鈍器のようなものを手にして殴り殺そうとする。
それをしたらカリギュラが暗殺者として糾弾されると考えたマクロは、カリギュラを制止すると自らが手を下し、ティベリウスを窒息死させる。
カリギュラの時代が始まる
狂ったように奇行を繰り返し宮殿内で放尿、
巨大な芝刈り機での首刈り、ティベリウス暗殺の共犯である
親衛隊隊員を貴族たち全員を観客とした処刑ショーの餌食にし、
更には親衛隊隊員の結婚式で花嫁花婿ともども強姦し、
親衛隊隊員が「抵抗しなさ過ぎる」という理由で処刑し、
その局部を犬の餌にし一部をその妻に送りつけた。
元々精神面に難のあった25歳の青年は、無限の権力を手にしたコトによって狂気の暴走を開始する。
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カリギュラは最愛の妹ドルシラと結婚しようとするが、ローマの法律上どうしても兄妹では結婚できない。苦悩の果てに、ドルシラに説得されて妻には他の女を娶る事にし、ドルシラが聖女の泉に召集した巫女の中から妻を探すことを求められた。しかしカリギュラは、その巫女の中でもよりによって淫乱で離婚歴のあるカエソニアを気に入ってしまう。ドルシラは猛反対したがカリギュラは反対を押し切ってカエソニアを妻に迎えた。
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自分の妻の出産を一般公開する…そんな彼は、妹ドルシラをひたすら愛し、
信頼していた。しかしその妹が娘の誕生と同時に熱病で亡くなったことにより、
彼の狂気を頂点へと追いやる拍車をかけた。
ドルシラの死というショックに打ちのめされたカリギュラは、宮殿を抜け出してローマの街をさまよい、果ては酔っ払いとカン違いされて牢獄に放り込まれるが、やがて正気…というか通常通りの狂気を取り戻したカリギュラは狂気とともに宮殿に舞い戻る。
ドルシラというブレーキ役を失ったコトによって手に負えない異常者へと進化し、自らの神格化まで宣言したカリギュラは、ローマをより一層の狂乱の中に叩き込んだ。
ドルシラというブレーキ役を失ったコトによって手に負えない異常者へと進化し、自らの神格化まで宣言したカリギュラは、ローマをより一層の狂乱の中に叩き込んだ。
宮殿の中に巨大な売春船を建造、
ローマ市民を相手に元老院の夫人たちに売春を強要し、
黄金の船は酒池肉林と化した。しかし暴君の時代は終わりを告げる。
カリギュラが久々に家族三人で過ごしているとき横暴に耐えかねた
臣下のロンギヌスとカエレアがカリギュラを切りつけ
押し寄せる兵隊により娘は階段に叩きつけられて殺害され、カエソニアも串刺しにされた。
カリギュラ効果
カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理のことである。一例としては、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなるなどの心理が挙げられる。
ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにした1980年のアメリカ・イタリア合作映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむ[1]。
この効果は、広告宣伝やテレビ番組でも利用されている。例えば、テレビ番組で、「ピー」などの効果音を付けて発言を聞こえなくしたり、モザイク処理をかけて映像の一部を見えなくすることにより、いっそう視聴者の興味をかき立てるなどである。
【カリギュラ効果】
— モテ声になりたいbot (@mukaichi_0912) March 31, 2016
これは、何か禁止されると逆にやってみたくなるという心理効果のことです。 「中を見てはいけません」「買ってはいけません」。このように禁止されるとどうしても興味が湧いてしまうもの。