キラキラと輝くノーランズのシングル・タイトルは、本当に素晴らしい!
2016年7月19日 更新

キラキラと輝くノーランズのシングル・タイトルは、本当に素晴らしい!

ノーランズが日本でも大人気となった秘密は、歌の上手さや楽曲の素晴らしさもさることながら、原題とは全く関係のないオリジナル・タイトルの素晴らしさも要因のひとつではなかったでしょうか。

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メンバー紹介

The Nolans

The Nolans

ノーランズは、イギリス(生まれはアイルランド)の姉妹グループです。
最初は家族で「ザ・シンギング・ノーランズ」として1972年デビューしました。
その後、両親が脱退し「ノーラン・シスターズ」として1974年にアルバム・デビュー。
メンバーの変更があり「ノーランズ(The Nolans)」を名乗るようになったのは、1980年のことでした。
ノーランズを名乗るようになった当初のメンバーは、コリーン、モリーン、リンダ、バーニーの4人でした。
コリーン・パトリシア・ノーラン

コリーン・パトリシア・ノーラン

Coleen Patricia Nolan、1965年3月12日生まれ
ノーラン家の六女。
一時引退していましたが、現在はタレントとして復帰しています。
マリー・アントワネット・ノーラン

マリー・アントワネット・ノーラン

Marie Antoinette Nolan、1955年6月14日生まれ
ノーラン家の三女。
通称モリーン。最後まで活動している唯一のオリジナル・メンバー。
リンダ・メアリー・ノーラン

リンダ・メアリー・ノーラン

Linda Mary Nolan、1959年2月23日生まれ
ノーラン家の四女。
解散後はソロ歌手、女優として活動しています。
バーナデット・テレス・ノーラン

バーナデット・テレス・ノーラン

Bernadette Therese Nolan、1960年10月17日 - 2013年7月4日
ノーラン家の五女。
通称バーニー。脱退した後はタレントとして活動されていました。
ノーランズは、1982年まで順調にシングルを発表しています。
その後は、メンバーチェンジを行いながらも活動を続け2005年に一旦解散します。
その間に発表したシングルは全部で8枚。聞いているとワクワクしてくる楽しくて元気になる曲ばかりです。

1.ダンシング・シスター

I'm in the Mood for Dancing

I'm in the Mood for Dancing

1980.7.21リリース
全英シングル最高第3位、日本でもオリコン1位になっています。 
ノーランズといえば、やはりこの曲でしょう。日本でも大ヒットしました。

ジャケットは5人組になっていますが、これはこの曲が録音された1979年当時のものを使用したからでしょう。1人多く映っているのは長女のアンですね。
アンは1980年に結婚のため一旦ノーランズを離れています。
日本でこの曲が発売された時は実際は4人組でした。

因みに、この曲「ダンシング・シスター」が録音されている時は、コリーンはまだ正式なメンバーではありませんでした。
アンと入れ替わるように1980年に正式メンバーとなっています。

The Nolans - I'm In the Mood for Dancing

2.恋のハッピー・デート

Gotta Pull Myself Together

Gotta Pull Myself Together

1980.10.21リリース
「Gotta Pull Myself Together 」というタイトルが何故「恋のハッピー・デート」という邦題になったのかはわかりませんが、とてもステキなタイトルですね。
ワクワクするような、そして実際期待を裏切らないタイトルのイメージどおりの曲です。
しかし、これは失恋の歌なんですよね。「私は立ち直るわ」と健気に歌っています。

因みに、日本では石野真子がカバーしていますね。

Nolans - Gotta Pull Myself Together

3.ときめきTWENTY

Who's Gonna Rock You

Who's Gonna Rock You

1981.2.11リリース
この曲も原題とはちがって、キラキラ、ワクワクしたステキな邦題が付けられていますね。
リード・ボーカルのバーニーの20歳の誕生日にちなんで、このようなタイトルにしたんだそうです。
歌詞の内容は邦題とは当然違っていて、恋に悩む大人になろうとしている少女の気持ちとなっています。
次の曲が「セクシー・ミュージック」ということを考えると、過渡期といえるのかもしれませんね。

Nolans - Who's Gonna Rock You

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