2020年3月11日 更新
1984年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
1984年にはどのような曲が流行っていたのか?売上枚数で見るリアルな年間ベスト10です。この年、日本の音楽史に必ずや残るであろうアイドルが2組颯爽と登場したんですよ!
1984年
「1984年」と言えば、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの小説。近未来世界の恐怖を描いているこの小説を読んでいた者にとっては、この年なにが起こるんだ!とドキドキしたものですが、日本においては特別なんにも起こりませんでしたね。
若干肩透かしを食らった感はありましたが、同じく近未来のディストピアを描いたスタジオジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」が公開されたのはこの年の3月11日でした。
あ、そうそう、この年男性にとって忘れ難い出来事がありました。それまで「トルコ風呂」と呼ばれていた例の場所が12月19日をもって「ソープランド」に改称されたんでした。
そんな1984年。日本ではどのような曲が売れていたのでしょう?1984年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」いってみましょう
10位 サザン・ウインド 9位 北ウイング
セカンド・シングル「少女A」で早々とブレイクし、前年にはサード・シングル「セカンド・ラブ」が年間売上ランキング第8位に入っていた中森明菜がこの年も快調です。もう完全にトップアイドル。1984年売上枚数「年間ベスト10」に2曲連続でランクインしました。
作詞が来生えつこであれば、作曲は来生たかおとくるところですが、10位となった「サザン・ウインド」の作曲者は安全地帯の玉置浩二。うん、これも良いコンビですね。
そして第9位には「北ウイング」。これまた良い曲ですよ。
因みに中森明菜にとって「サザン・ウインド」は8枚目、「北ウイング」は7枚目のシングルになります。
ただ単にカワイイと言うだけでなく、大人っぽいというか、陰りがあるというのか、そこんところが個性になっていますよね。デビュー当時のキャッチフレーズ「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」に偽りなしです!よく分からんけど。
8位 星屑のステージ
1983年9月21日「ギザギザハートの子守唄」でデビューし、明菜と同じく1984年1月21日発売の2枚目のシングル「涙のリクエスト」でブレイクを果たしたチェッカーズ。売上枚数「年間ベスト10」の第8位には4枚目のシングル「星屑のステージ」でランクイン!
奇抜なヘアースタイルに派手な衣装を上手に着こなしてました。プロモーションも素晴らしかったですが、アイドルになり切ったチェッカーズはやはり凄かったです。
1984年は、チェッカーズと明菜が大活躍した年だったんですよね。旋風を巻き起こしたと言ってもいいでしょう。
第7位 娘よ
毎年毎年新しいアイドルが現れ、様々な音楽がブームとなっても、常に演歌には一定のファンがついていますね。この年は雁ちゃんこと芦屋雁之助です。「娘よ」です。
若いころは漫才師、その後は喜劇役者として人気を博し徐々に演技の幅を広げていった芦屋雁之助。喜劇以外も演じる役者となったことで多くのドラマに出演していますが、強く印象に残っているのは1980年のテレビドラマ「裸の大将放浪記」ですね。
「裸の大将放浪記」の山下清役は大評判となり、そんな中で発売されたのが「娘よ」でした。
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