本シリーズでのピーター・パーカーは大学生の設定だが、スパイダーマン誕生の重要なきっかけとなる、ベンおじさんが登場しないなど、かなり大幅な変更やアレンジが成されている。放射能を浴びたクモに噛まれ、特殊な能力を得てヒーローとして活躍するのは、原作コミックの通りだ。
本シリーズでピーター・パーカーを演じたのは、当時27歳のニコラス・ハモンド。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」に子役として出演以降、舞台やTVドラマでの活躍を経て、本シリーズへの抜擢となった。昨年惜しくも亡くなっている。享年67歳。
本シリーズでピーター・パーカーを演じたのは、当時27歳のニコラス・ハモンド。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」に子役として出演以降、舞台やTVドラマでの活躍を経て、本シリーズへの抜擢となった。昨年惜しくも亡くなっている。享年67歳。
スパイダーマンのコスチュームがピーターの自作だったり、自分で仕掛けたカメラで特ダネ写真を撮り、新聞社に売り込むのは原作コミック通り。
実はメイおばさんの役は、登場する度に毎回違う女優が演じていた。
ここに紹介した画像はパイロット版に登場した物。クモ糸の表現や発射時の特殊効果などは、半年後に日本で放送される東映版「スパイダーマン」と、ほぼ同じ様に見える。
ここに紹介した画像はパイロット版に登場した物。クモ糸の表現や発射時の特殊効果などは、半年後に日本で放送される東映版「スパイダーマン」と、ほぼ同じ様に見える。
催眠電波に誘導されて自殺しそうになっている男を、間一髪で救出するスパイダーマン!
第1話の悪役は、胸に付けられたバッジから催眠電波を流し、人々を操ろうと計画するカルト的な主導者。主な見所は、実際のビルの壁を這い回るスパイダーマンと武器のクモ糸の特殊効果。それに敵の屈強なボディガードとの対決なのだが・・・。
第1話の悪役は、胸に付けられたバッジから催眠電波を流し、人々を操ろうと計画するカルト的な主導者。主な見所は、実際のビルの壁を這い回るスパイダーマンと武器のクモ糸の特殊効果。それに敵の屈強なボディガードとの対決なのだが・・・。
前述した通りマスクの視界が悪すぎるため、見せ場のアクションシーンなのに殆ど動けていないのが残念!途中早回しで動きを早めたりするなど、努力の痕は見られるのだが、どうにも迫力不足・・・。こうして、続く第2話ではアクションの向上が図られることになる。
敵のボディガードとの闘いで、腕を負傷してしまったスパイダーマン!止むを得ずタクシーを停めて家に帰ろうとするが、その格好を見た運転手から乗車拒否に会ってしまう。仕方なくゴミ収集車の荷台に身を潜めて帰宅するスパイダーマン・・・。
自身も洗脳バッジを付けられてしまい、ビルから身を投げようとするが、寸前で偶然バッジが外れて助かったピーター。
電波の発信元を探知機で突き止めて、送信アンテナをクモ糸で破壊!逆流した催眠電波を浴びてしまった悪人は、自身が廃人となってしまう。
電波の発信元を探知機で突き止めて、送信アンテナをクモ糸で破壊!逆流した催眠電波を浴びてしまった悪人は、自身が廃人となってしまう。
予算や撮影スケジュールの都合だろうか?原作コミック通りのヴィラン(悪役キャラ)の登場が実現しなかったこのシリーズ。記念すべき第1話の悪役も、スーツ姿の普通のオヤジ・・・。それに前述した通り、とにかくこの第1話でのスパイダーマンのアクションは酷い!動きはモタモタして遅いし、とても颯爽としたスーパーヒーローには見えず、当時映画館でガッカリした記憶が鮮やかに蘇る。
それでは続いて、これも劇場公開された、第2話と3話を紹介することにしよう。
それでは続いて、これも劇場公開された、第2話と3話を紹介することにしよう。
第2話と第3話あらすじ
ピーターが通う大学の研究室から盗み出されたプルトニウム。国際的テロリスト、ミスター・ホワイトの手に渡ったプルトニウムから、恐怖のプルトニウム爆弾が生まれ、ニューヨークは未曾有の危機に晒されてしまう。果たしてスパイダーマンは、爆弾を発見してミスター・ホワイトの計画を食い止めることが出来るのか?
本作は前編後編の2話完結として放送されたが、劇場公開及びビデオソフト化の際には、これをまとめて1本の映画として再編集。その際にタイトルも「SPIDER-MAN STRIKES BACK」に変更されることとなった。