1984年ー歌謡曲華やかなりし頃【その1】スージー鈴木さん著書より。
2020年3月5日 更新

1984年ー歌謡曲華やかなりし頃【その1】スージー鈴木さん著書より。

毎年、素晴らしい名曲が世の中に登場していますが、その中で、「1984年」に注目した評論家がいます。その方の著した本の中からピックアップし、曲にまつわる逸話をご紹介したいと思います。

1,899 view

個人的な「1984年」。

私、ジバニャンLOVEの個人的な話では、1984年は小学6年生でした。
音楽、その後「J-POP」とも言われる日本の歌謡曲は、ほとんど聴いていませんでしたが、悪友にN君というヤツがいて、そのN君は無類のJ-POP好きでした。
そのN君がJ-POPに注ぐ熱意、愛情はすさまじかった。
また、周囲でもJ-POPに関する話題は盛り上がり、「聴いていなくても知っている」という状態でした。
N君、元気でやってるか?。かなりおかしな奴だったが・・・。

このシリーズの参考文献。

この本には1984年の歌謡曲、48曲の逸話が収録されています。
確かにあえてこの著者が「1984年」をピックアップしたかがわかるような気がします。
当時個人的にはJ-POPにハマっていたわけではないので、さすがに全部を知っているわけではありませんが、そんな自分でも8割は知っていますね。

「1984」という年は、なぜか印象に残る数字だったのでしょうか。

1Q84 BOOK 1 | 村上 春樹 |本 | 通販 | Amazon

1,944
Amazonで村上 春樹の1Q84 BOOK 1。アマゾンならポイント還元本が多数。村上 春樹作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また1Q84 BOOK 1もアマゾン配送商品なら通常配送無料。
国内のみならず、海外にも「1984」という名前そのものの作品が存在します。
「1984」不思議な数字です。
即決◆▼ 杉山清貴&オメガドライブ/君のハートは... - ヤフオク! (1982042)

君のハートはマリンブルー 杉山清貴&オメガトライブ('85)

あえて、個人的に知らない曲から書いてみます。
杉山清貴&オメガトライブ「君のハートはマリンブルー」。

作詞・康珍化に注目。

「ヤマトナデシコ七変化」「ギザギザハートの子守唄」などを手掛けた、作詞家・康珍化。
康珍化は「こう・ちんげ」ではなく、「かん・ちんふぁ」と読みます。
もともとは早稲田大学短歌会出身の歌人。
この時代の少し前、サザンオールスターズが、「勝手にシンドバット」など、実際の歌の内容と関係ない、意味不明な?タイトルをつけ、歌詞の意味から曲名を解放します。
この曲も、「君のハートはマリンブルー」ですが、歌詞には「ハート」も「マリンブルー」も出てきません。
この人の作詞である「ギザギザハートの子守唄」然り、「ヤマトナデシコ七変化」然り、言われてみれば奇天烈なタイトルですね。
康珍化の作品ではないですが、この後おそらくこのバンドの一番有名であろう曲、「君は1000%」も、非常に印象に残るタイトルです。
このような、意味のわからないが印象に残るタイトルの作品が多くなってきた年代のはしりが、1984年あたりからなのでしょう。

松田聖子『Rock' n Rouge』☆EP盤 - ヤフオク! (1982118)

松田聖子 Rock'n Rouge

松本隆作詞・呉田軽穂作曲という、松田聖子節の王道をいく作品です。
この年の松田聖子における意外なデータがあります。
この曲1984年2月「Rock'n Rouge」67万枚→5月「時間の国のアリス」48万枚→8月「ピンクのモーツァルト」42万枚→11月「ハートのイアリング」38万枚、と、セールスが急に下がっていくという不思議な現象が起きました。
著者・スージー鈴木さんは、「作詞・松本隆に異変が起きた」と分析しています。
70年代末から80年代前半にかけて、それまでのスター、阿久悠からその座を奪って君臨した松本隆が、次の世代のスター、康珍化・三浦徳子、売野雅勇が迫り、さらにその後ろには、現在に至るまで歌詞界を掌握する「あの男」が追いかけてくる・・・。
そのプレッシャーで、松本隆に異変が起きたのではないか、と分析しています。

プロダクションの最後の3億円をつぎ込んだ男

【タイムスリップグリコ青春のメロディ】 吉川晃... - ヤフオク! (1982169)

所属事務所・ナベプロは、育ててきた人気歌手が次々と独立し、後ろからはホリプロやサンミュージックが追ってくるという中で、「金庫にはあと3億しかない」と言われる事態になりました。
ナベプロ社長、渡辺晋がこの最後の3億で、「どんな手を使ってでも売ってこい!」と社員にハッパをかけたのが、この吉川晃司です。
結果この「モニカ」、そして映画「すかんぴんウォーク」は大ヒットし、ナベプロを窮地から救います。
「モニカ」の作曲は、矢沢永吉のバックから出てきた気鋭の音楽集団「NOBODY」です。
24 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

豪華なクリエイター達が携わった【吉川晃司】の「ラ・ヴィアンローズ」

豪華なクリエイター達が携わった【吉川晃司】の「ラ・ヴィアンローズ」

1984年にリリースされた吉川晃司さんの「ラ・ヴィアンローズ」には、作詞・作曲・編曲で大変豪華な方々が携わっていました!若さ溢れんばかりのカッコよさをもつ、当時の吉川晃司さんの名曲を聴き直してみましょう(^^)/
つきねこ | 3,894 view
聴きなおしシリーズ!【1984年・昭和59年】のヒット曲ベスト10を振り返る

聴きなおしシリーズ!【1984年・昭和59年】のヒット曲ベスト10を振り返る

この1984年は、ミドルエッジ読者の皆様にとっても大変馴染み深い年だったのではないでしょうか?そんな1984年には中森明菜さんやチェッカーズが大活躍ですよ(^^)/さっそく聴きなおしてみましょう!
つきねこ | 2,042 view
吉川晃司のヒット曲「モニカ」歌詞の意味~当時の動画も合わせてプレイバック!

吉川晃司のヒット曲「モニカ」歌詞の意味~当時の動画も合わせてプレイバック!

1984年にヒットした吉川晃司の名曲「モニカ」。歌詞の意味やサンタモニカについて、当時の吉川晃司のダンスや動画。
【売野雅勇】作詞活動35周年、全71曲収録の集大成CDボックス発売!

【売野雅勇】作詞活動35周年、全71曲収録の集大成CDボックス発売!

中森明菜や近藤真彦、チェッカーズ、荻野目洋子、矢沢永吉など、1980~90年代ヒット曲の作詞を数多く手掛けてきた売野雅勇の作詞活動35周年を記念した豪華4枚組CDボックス「天国より野蛮」が発売された。
FOCUS | 804 view
作詞家・売野雅勇氏が1986年の「六本木純情派」誕生秘話を、荻野目洋子さんと共にトークショーで明かす!

作詞家・売野雅勇氏が1986年の「六本木純情派」誕生秘話を、荻野目洋子さんと共にトークショーで明かす!

中森明菜やチェッカーズ、森口博子などの楽曲の作詞を数多く手掛けてきた作詞家・売野雅勇氏が、トークショーを行った。「六本木純情派」の作詞と歌でタッグを組んだ歌手・荻野目洋子さんも会場に駆け付け、トークを盛り上げた。

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト