MSXユーザーはコナミが大好きだった!MSX向けに多くの名作ゲームを供給してくれたコナミについて。
2016年5月30日 更新

MSXユーザーはコナミが大好きだった!MSX向けに多くの名作ゲームを供給してくれたコナミについて。

MSXユーザーなら誰しも「パソコン」と「ファミコン」の中間ゲームマシンとしての悲哀に直面したことがあるでしょう。機能面で劣り、ユーザー数で劣り、それでもいろんなゲームで遊びたくて。いざ買ってみると表現力の貧弱さにがっかりしたり。そんなMSXユーザーにとって「コナミ」は心強い味方、MSX向けに次々と意欲作を投じたコナミを、MSXユーザーなら忘れることはありません。そんなコナミのMSX向け発表作品を、今一度振り返ってみましょう。

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RA010 コナミゲームコレクション番外編

RA010 コナミゲームコレクション番外編

RA010 コナミゲームコレクション番外編

MSX2用。

収録されたレトロゲームは『ピポルス』、『ロードファイター』、『ハイパーラリー』の3本。どれも完成度の高いお勧めソフト。

RA011 SDスナッチャー(SD・SNATCHER)

RA011 SDスナッチャー(SD・SNATCHER)

RA011 SDスナッチャー(SD・SNATCHER)

先発版のリメイクであり、オリジナル版では存在しなかった最終章であるACT.3が存在する。エンディングを除きキャラクターを2頭身のSD(スーパーデフォルメ)化し、ロールプレイングゲームという異なる表現形態を採って制作された。コミカルな雰囲気と裏腹にシリアスな展開が続く内容となっている。

またハリーの助手「ジェフリー・トネガワ」など、本作のみのオリジナルキャラクターも登場する。本製品もSCCカートリッジが同梱されており(スナッチャー添付のSCCカートリッジと互換ではない)、SCC音源+PSGによるBGMを楽しむことができた。

RC700 わんぱくアスレチック

RC700 わんぱくアスレチック

RC700 わんぱくアスレチック

記念すべきMSXソフト第一弾。

主人公のわんぱく坊やを動かして、愉快なアスレチック公園を奥へ奥へ進む。
色々な運動器具や遊技器具が登場するので無事にゴールまでたどり着けるよう上手に案内しよう。

RC701 けっきょく南極大冒険

RC701 けっきょく南極大冒険

RC701 けっきょく南極大冒険

主人公のペンギンが南極大陸にある各国の基地群に決められた時間内に到達するのが目的。途中にアザラシやクレバス等の障害物が出現するが、いずれにせよ主人公が死ぬことはない(タイムアウトのみ)。

道中では時折魚が飛び出してきてそれを集める事や、旗を回収することでスコアが上がる。ゲーム中のBGMはワルトトイフェル作曲の「スケーターズワルツ」。

内容の主な部分はアクションゲームであるが、実際には教育ソフトという位置づけで、発売時のキャッチフレーズは「I love 地理」である。ゴール到着時には各国の国旗が揚がり、世界の国々と国旗を覚えてもらうという目的があったとされる。スタート・ゴールは日本の昭和基地付近。また南極点ではペンギンの旗が揚がる。

RC702 もんた君のいち・に・さんすう

モン太君のいち・に・さんすう

モン太君のいち・に・さんすう

プレイヤーは各面スタート時にまずレベルを1から5までの中から選ぶ。レベル1は足し算、レベル2は引き算、レベル3は掛け算、レベル4は割り算、レベル5は括弧付き足し算となる。

ゲームがスタートするとMSX版ではまず風船が下から飛んできて割れ、問題が出題される。コレコビジョン版ではボールをメスの猿が落として出題される。出題後はカウントがされ、0になるまで答えを考えられる。カウントが0になるかボタンを押すと主人公のモン太を動かせるようになる。

RC703 タイムパイロット

RC703 タイムパイロット

RC703 タイムパイロット

『タイムパイロット』 (TIME PILOT) は1983年1月にコナミ(後・コナミデジタルエンタテインメント)から発表された業務用縦画面全方向任意スクロールシューティングゲーム。(タイトル画面のクレジット表記は1982年)。

「モンスターストライク」「ストリートファイターⅡ」の岡本吉起がコナミ在籍時に作った作品は本作と『ジャイラス』の2本である。

RC704 フロッガー

RC704 フロッガー

RC704 フロッガー

『フロッガー』 (FROGGER) は、1981年にコナミ(後のコナミデジタルエンタテインメント)が開発し、セガ・エンタープライゼス(後のセガ・インタラクティブ)およびセガ・グレムリンからアーケードゲームとして発売されたアクションゲームである。

21世紀初頭現在では古典的な作品と捉えられる傾向にあるが、発売当時は画期的だった。いまだに人気があり、インターネット上でも同系統の作品が各種配布されている。後の作品にもコナミ自身のものを含め、ゲームやアニメ、テレビ番組、音楽作品などに本作を題材あるいはモチーフとしたものがある。

RC705 スーパーコブラ

RC705 スーパーコブラ

RC705 スーパーコブラ

『スーパーコブラ』(英:Super Cobra)は、1981年8月に当時のコナミ(2006年3月31日の持株会社化に伴い、版権はコナミデジタルエンタテインメントに移行)が発表した業務用の縦画面横スクロールシューティングゲームで、同年に発売された『スクランブル』の続編でもある。

RC706 ビデオハスラー

RC706 ビデオハスラー

RC706 ビデオハスラー

ビリヤードゲーム。
球と球のリフレクションが興奮を呼ぶ。ビリヤードの楽しさを家庭用にアレンジ!
昔はビリヤードゲームがとても面白かった。

RC707 コナミの麻雀道場

163 件

思い出を語ろう

     
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  • 2021/2/7 15:19

    個人的にコナミはまだターボRも登場しない時期に早々とMSXから撤退してしまったのが印象悪いです
    営利企業としてコナミの振る舞いは賢いんでしょうけどね
    クオリティの高いソフトでMSX末期を支え続けたマイクロキャビンの方が好きです

    のまネコ 2020/5/7 18:04

    この頃のコナミはMSXユーザーにとってはまさに神と言えるゲームメーカーでした
    コナミのゲームをやりたいがためにMSX2を買った友達もいるくらい

    のまネコ 2020/5/7 18:03

    この頃のコナミはMSXユーザーにとってはまさに神と言えるゲームメーカーでした
    コナミのゲームをやりたいがためにMSX2を買った友達もいるくらい

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