45歳で大復活を遂げた“セクシー・ダイナマイト”ティナ・ターナー!
2020年2月26日 更新

45歳で大復活を遂げた“セクシー・ダイナマイト”ティナ・ターナー!

10代でデビューし多くのヒット曲を放っていたティナ・ターナー。しかし、パートナーのアイク・ターナーと別れてからは永いスランプに陥ってしまいます。そこから不死鳥のように復活した時には既に45歳。しかし、そこからティナ・ターナーの快進撃が始まります。年齢を超えたセクシー・ダイナマイト、ティナ・ターナーここにあり!です。

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全体的にはR&B/ソウル・ベースnロック/ポップ中心で、フィーチャー・ナンバーを観ると、その多くがシングル・カットされており、先ずはエリック・クラプトンがギターでフィーチャーするアップテンポの8ビートのパワー・ポップ「What You Get Is What You See」、トップ・チャート入りしたソウル・ポップ・テイストの「Typical Male」、R&B・バラード/ブルースの「Two People」、「Afterglow」、「Paradise Is Here」、ソウル・ロック・スタイルの「Girls」、ブライアン・アダムス制作のロック・ナンバー「Back Where You Started」、タイトル・ナンバーで16ビートの軽快なパワー・ポップ「Break Every Rule」等のほか、8ビートのソフト・ロック「Till The Right Man Comes Along」、オールド・スタイルのロック「Overnight Sensation」なども面白いナンバー構成である。

Tina Turner - Typical Male [Official Music Video]

ティピカル・メイル

Foreign Affair

ライブでの集客は前年に引き続き好調で、1988年1月には、ブラジルのリオデジャネイロ、エスタジオ・ド・マラカナンで、約18万4千人という入場料を支払って集まった中では過去最大のライブを成功させています。このライブはティナ・ターナーのギネス世界記録となっているとのことです。

そして1989年に発売されたアルバム「フォーリン・アフェア」は、セールス的には1984年の「Private Dancer」、1986年の「Break Every Rule」ほどの評価は得られなかったものの、ティナ・ターナーの代表曲の一つである「ザ・ベスト」が収録されています。
もっとも、評価は得られなかったとはいうものの、アメリカではゴールド・ディスクに輝いています。
フォーリン・アフェア

フォーリン・アフェア

1989年リリース

【収録曲】
1. Steamy Windows
2. The Best
3. You Know Who (Is Doing You Know What)
4. Undercover Agent For The Blues
5. Look Me In The Heart
6. Be Tender With Me Baby
7. You Can't Stop Me Loving You
8. Ask Me How I Feel
9. Falling Like Rain
10. I Don't Wanna Lose You
11. Not Enough Romance
12. Foreign Affair
全体にR&B・ソウル/ロック、パワー・ポップなテイストで構成されている。フーチャー・ナンバーでは、シングル・カットされた16ビートの本格的ロック・ナンバー「Steamy Windows」、ボニー・タイラーのオリジナル・ヒット(88年)ので、これも16ビートのポップ・サウンドの「The Best」、「Not Enough Romance」、タイトル・ナンバーで翌年シングル・カットされた「Foreign Affair」、R&B/ソウル・ポップ・テイストの「You Know Who (Is Doing You Know What)」、「Falling Like Rain」、同じく翌年シングル・カットされた「Look Me In The Heart」、ソウル・ブルース・スタイルの「Undercover Agent for the Blues」等がある

Tina Turner - The Best

充実した80年代を終え、90年代に入るとスタジオアルバムは1996年の「どこまでも果てしなき野性の夢」と1999年の「トゥエンティ・フォー・セヴン」のみとなってしまいます。
そしてそれ以降今日までティナ・ターナーの新しいアルバムは発売されていません。

90年代以降も活動は穏やかになったとはいえ、シングル・ヒットは出ていますしライブも行っており元気なところを見せてくれているティナ・ターナー。
ロックンロールの女王としていつまでも君臨して頂きたいものです。
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