「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(4)
2018年9月11日 更新

「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(4)

さて第4回目です。前回から少し時間が空きましたが、再開させていただきます。第4回目は「城島編」(幻のFC編)・「友也編」(ガレージACE編)・「マコト編」(幻のF1タービン編)までをご紹介させていただきましょう。全体を通して半分以上をすぎるところでしょうか・・・コミックで30巻辺りまででしょう。

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友也と付き合っていたが、後藤との間に心通じるものがあり、それを感じ通った友也が身を引くことになる。後藤に指輪を作ってもらっているシーンが印象に残る。

マコト編

森下 マコト

読者モデルとして・・・

読者モデルとして・・・

夜はキャバの仕事で生活する。
搭乗車種:スバル・インプレッサ WRX STi (GC8) → 日産・フェアレディZ 300ZX (Z32)
via KCコミック湾岸ミッドナイト第二十九巻P193
スバル(SB)  インプレッサSTI

スバル(SB) インプレッサSTI

エンジン 水平対向4気筒
EJ20:2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
EJ25:2.5L DOHC 16バルブ デュアルAVCS シングルスクロールターボ
駆動方式 四輪駆動(DCCD方式4WD)
四輪駆動(VTD-4WD)
最高出力 EJ20:227kW(308PS)/6,400rpm
EJ25:221kW(300PS)/6,200rpm
最大トルク EJ20:422N・m(43.0kg・m)/4,400rpm
EJ25:350N・m(35.7kg・m)/2,800-6,000rpm
変速機 6速MT/E-5速AT
サスペンション 前:ストラット/後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,415mm(5ドア)
4,580mm(4ドア)
全幅 1,795mm
全高 1,470-1,475mm
ホイールベース 2,625mm
車両重量 1,470-1,490kg
【画像提供:カーセンサーnet】
彼氏「ヒロキ」の機嫌をとる為に、「カネ掛けまくりの走り屋仕様」のGC8型スバル・インプレッサに乗っていたが、レイナや悪魔のZとの出会いをきっかけに彼氏と決別、インプレッサも売却する。その後、「山下ファクトリー」の山下とともに、Z32型フェアレディZを作り上げ、悪魔のZに挑戦する。 アキオからして、離隔的な者は本物と言った。
おバカなギャル風の女の子の印象の登場の仕方だった。事実、どうしようもない男に入れあげて、自分の本質を見失っていたようである。そこから脱皮出来たことはレイナとの出会いがきっかけとなっており、そういう意味ではミーハーなほぼノーギャラの読者モデルも役に立ったと言える。
そこから本物の人間たちとの出会いによって彼女自身が大きく成長することになる。

ヒロキ

登場早々マコトに振られる。やはりチューンドのインプに乗っているが、ヤれてきており売りに出し代わりにマコトのインプをただ乗りするつもりだった。まぁどうしようもない男の典型みたいな描かれ方だった。

山下

Z32のみを速くできる男

Z32のみを速くできる男

マコトのZ32を組み上げた「山下ファクトリー」代表。
via KCコミック湾岸ミッドナイト第三十巻P66
人情に篤い性格で、インプレッサの売却に悩んでいたマコトを見かねて声を掛ける。若い頃からZ32チューンで名前を売っていたが、その苦労して作り上げたVG型エンジンを「幻のF1タービン」を組み挑んだ谷田部の最高速トライアルにてブローさせてしまった苦い経験を持つ。
元PMCレーシングの若きチューナー。腕は当時から立っていた。Z32以外に興味はなく、Z32に魅了されてしまった変わり者。
それ以外の車にはその後も興味を持たず、工場も経営が厳しく、最後に2シーターのZ32のみを残すようなありさまで、廃業を考えていたが、マコトに興味を持ちその残ったZ32をマコトに安く譲り、尚且つ手持ちの残ったパーツを使い、この車をチューニングしていった。
日産・フェアレディZ(4代目) Z32型

日産・フェアレディZ(4代目) Z32型

エンジン 3.0L V6 VG30DE型
3.0L V6 VG30DETT型
駆動方式 FR
最高出力 230 PS/6,400 rpm(NA)
最大トルク 27.8 kgm/4,800 rpm(NA)
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション 前後:4輪マルチリンク
全長 4,310 - 4,525 mm
全幅 1,790 - 1,800 mm
全高 1,245 - 1,255 mm
ホイールベース 2,450 - 2,570 mm
車両重量 1,430 - 1,570 kg
ブレーキ 4輪ベンチレーデッドディスク
本編中にもあったのだが、この車、2シーターだとほとんどFDとサイズが変わらないとあったのには少し驚きませんか?

木村のとっちゃん

タービン専門のオーバーホール職人

タービン専門のオーバーホール職人

「幻のF1タービン」とよばれるいわく付きのIHI製RHC6RACINGタービンを隠し持ち、悪魔のZにセットすることを心待ちにしていた。
via KCコミック湾岸ミッドナイト第三十一巻P44
職人気質で、口は悪いが技術力は本物。昔は船舶関係の過給機を扱っていた。
本人曰く、アキオに対し「自分の若いころに似ている」とのことだが、北見からは不評を買った。

いよいよZは完成形へと

残すはあと二編となり、Zもポルシェ・ターボも完成形が見えてきた感じがする。この辺りではその生みの苦しみともいえる感じだ。ブラックバードも考えが変わってきている様子がうかがえる。次回は最後の部分をまとめることになるが、いつまでもチューンドカーが持つわけもなく、特にブラックバードのポルシェターボは車検を通すことは難しく、この物語の最後はどうなっているのか・・・
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