「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(4)
2018年9月11日 更新

「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(4)

さて第4回目です。前回から少し時間が空きましたが、再開させていただきます。第4回目は「城島編」(幻のFC編)・「友也編」(ガレージACE編)・「マコト編」(幻のF1タービン編)までをご紹介させていただきましょう。全体を通して半分以上をすぎるところでしょうか・・・コミックで30巻辺りまででしょう。

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プライベーターでも腕は折り紙付きのチューナーだ。富永とも面識があったし、昔から北見もその存在を知っており、往年は林のREを意識してチューニングを引き受けた車が多くあったようだ。
若い世代にチューニング車をどう伝えていくか、教えていくか取り組んでいる様子が垣間見える。

オキ

アキオのFCと首都高をはしる

アキオのFCと首都高をはしる

搭乗車種:マツダ・RX-7 Type R (FD3S)
主な外装パーツ…特製フォグランプ付きフロントバンパー、GTウィング、センターマフラー化
via KCコミック湾岸ミッドナイト第二十二巻P11
マツダ(MA)  RX-7 タイプRS  クーペ

マツダ(MA) RX-7 タイプRS クーペ

エンジン 13B-REW型 654cc×2 直列2ローター
駆動方式 FR
最高出力 280PS/6,500rpm(MT)
最大トルク 30kg·m/5,000rpm(タイプRB)
変速機 5速MT
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:ダブルウィッシュボーン
全長 4,285mm
全幅 1,760mm
全高 1,230mm
ホイールベース 2,425mm
車両重量 1,240 - 1,330kg
【画像提供:カーセンサーnet】
御殿場周辺をテリトリーとする箱根最速の走り屋。林が手がけたライトチューンのMAZDA RX-7 Type R (FD3S)は箱根に雑誌取材でやって来るプロをカモる程の速さであったが、アキオとZに完敗。「本物の走り」を知るためにアキオの駆るZEROのFC3Sと首都高で決着をつけるべくさらなるチューニングを施して挑む。しかし、「本物の走り」を間近で見たことで自分の走りのセンスのなさに気付く。
地元では他者に対しセンス云々を語っていたが、実際アキオと走ることで本当のセンスというものを目近にして自分の姿を悟っている。ただアキオやブラックバードなどが首都高において特別なのであって、オキが速くないわけではないと思うのだが・・・

ガレージACE編

友也

愛車インテRと佇む。

愛車インテRと佇む。

搭乗車種:ホンダ・インテグラタイプR (DC2)
ボディーカラー:チャンピオンシップホワイト
仕様・馬力:詳細不明・約200馬力(インテグラ)
via KCコミック湾岸ミッドナイト第二十四巻P231
ホンダ・インテグラタイプR (DC2)

ホンダ・インテグラタイプR (DC2)

ボディタイプ 3ドア ハッチバッククーペ
4ドア ハードトップ
エンジン B18C型: 1.8L DOHC VTEC
駆動方式 FF
最高出力 200PS/8,000rpm
最大トルク 19.0kgf·m/6,200rpm
変速機 5速MT
サスペンション 前: ダブルウイッシュボーン
後: ダブルウイッシュボーン
全長 3ドア: 4,380mm
4ドア: 4,525mm
全幅 1,695mm
全高 3ドア: 1,320mm
4ドア: 1,355mm
ホイールベース 3ドア: 2,570mm
4ドア: 2,620mm
車両重量 3ドア: 1,060-1,080kg
4ドア: 1,100-1,130kg
専門学校生。DC2型インテグラタイプRを駆り、首都高速都心環状線外回りでGT-Rを追い掛け回す「Rキラー」と呼ばれていたが、ACE 後藤が駆るBNR34型GT-Rに敗れる。後藤にセンスを見込まれACE入りし、後藤が作り上げたデモカーのスカイラインGT-Rを駆るようになるが、ブラックバードとのバトルの際、そのGT-Rを汐留S字コーナーでクラッシュさせてしまう。その後、後藤やアキオの協力を得てR32をベースにした新たなデモカーを製作する。柔軟で素直な性格。
今まで登場したキャラにはないタレントの持ち主である。自分自身を周りも含めて第三者的視点を持っているようだ。性格の素直さや魅力的なセンスなどどちらかと言えば、アキオに似ていなくもない。どうも放ってはおけなくなるキャラとして描かれているように思える。

後藤 元

「ガレージACE」代表

「ガレージACE」代表

GT-Rに心酔しており、RB26DETTのチューニングを10年以上続けている。
via KCコミック湾岸ミッドナイト第二十四巻P225
日産・スカイラインGT-R V-specII (BNR...

日産・スカイラインGT-R V-specII (BNR34)

エンジン RB26DETT
駆動方式 4WD
最高出力 280PS/6,800rpm
最大トルク 40.00kgf·m/4,400rpm
変速機 6速MT
サスペンション 前後マルチリンク
全長 4,600mm
全幅 1,785mm
全高 1,360mm
ホイールベース 2,665mm
車両重量 1,560kg
友也の走りの資質に興味を持ち、それ以降弟のようにかわいがる。友也が全損させてしまったGT-Rの保険金を破綻気味だったショップ再建の資金としたため、新たなデモカー作りをアキオと友也に託した。「金属加工なら何でもできる」ほど手先が器用。
城島編でも少し登場しているが、アキオの才能をすぐに見抜いていた。友也と今日子の間で男の純情を見事に表現していたように思う。
チューナーの腕は確かなもので富永さえも「その気にさせる」と言わしめるほど。
ただ、経営者としての資質は無いようで、今日子の助けなくば店をたたまざるを得なかったところから根っからの職人気質と言えるだろう。今日子を得たことは、鬼に金棒といったところか・・・

北原 今日子

元外資系銀行融資課のエリート

元外資系銀行融資課のエリート

登場初期は合コンに出席したり、缶ビール片手に友也の車でドライブしたりと遊んでいる風の人柄だったが、後期には知的でクールな女性になっている。
via KCコミック湾岸ミッドナイト第二十四巻P218
キャリア指向であったが、後藤との出会いで「知ったコトにより見える世界」を知り、そして見えたことによって価値観がかわり、ACEへの転職を決意。銀行の融資引き上げを引き延ばし、さらに企画屋の品川を唸らせるほどの手腕を発揮する。
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