【追悼ジョージ・マイケル】シンガーとしての魅力を発揮した名コラボレーション!
2017年1月24日 更新

【追悼ジョージ・マイケル】シンガーとしての魅力を発揮した名コラボレーション!

昨年12月、名曲「ラスト・クリスマス」が世界中で鳴り響く中、この世を去ってしまったジョージ・マイケル。人気と実力を兼ね備えたミュージシャンであったことは言うまでもありませんが、デュエットやコラボレーションが多かったことからも分かるとおり、多くのアーティストが「一緒に歌いたい」と思うほど、その歌唱力は高い評価を得ていました。今回は、そんな名コラボレーションの数々をまとめて振り返ってみたいと思います。

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George Michael, Smokey Robinson - Careless Whisper (LIVE) HD

エルトン・ジョンの名曲を、本人とデュエット!

ジョージとエルトンの仲の良さは、今更言うまでもありませんが、この曲を最初に共演したのは1985年のライヴ・エイドでした。その時は、ジョージが歌うのを、嬉しそうにピアノで伴奏するエルトンが微笑ましかったりしたのですが、1991年に行われたジョージ・マイケルの「Cover to Cover tour」で共演した際には、逆にエルトンを嬉しそうにゲストに迎えるジョージの姿が。共演した音源は、シングルとしてリリースされ、全米、全英、共にNo.1のヒットとなりました!

George Michael, Elton John - Don't Let The Sun Go Down On Me (Live)

ブルー・アイド・ソウル、ポール・ヤングとの共演!

イギリスで1986年に開催された、若年失業者のためのチャリティ・コンサート「プリンス・トラスト」で、ジョージはポール・ヤングと共演し、ポールのヒット曲を一緒に歌っています!どちらもソウル・ミュージックに精通した実力派シンガーだけに、聴きごたえのある素晴らしいパフォーマンスとなりました!ちなみに、ここでもエルトン・ジョンがピアノを弾いている他、エリック・クラプトンがギター・ソロを弾いているのも見逃せません!

Elton John, George Michael & Paul Young - Every Time You Go Away - 1986 (By Lázaro)

レイ・チャールズと!

ソウルの神様、レイ・チャールズとのデュエット音源。スティーヴィー・ワンダーの隠れた名曲を二人で歌っているわけですが、レイの円熟味溢れる歌唱を邪魔することなく、素敵にサポートするジョージの優しい歌声に、思わず涙してしまいますね。楽曲や、デュエット相手に合わせて、自らの歌い方を微調整するセンスの良さは、天才的。

Ray Charles and George Michael Blame It On The Sun

ポール・マッカートニーと!

チャリティー・イベント「ライヴ8」では、ポール・マッカートニーと共演!ザ・ビートルズの「ドライヴ・マイ・カー」をポールと共に熱唱!ちなみに2006年にリリースされたジョージのベスト盤「Twenty Five」には、ポールが参加した「Heal the Pain」を収録してます。

George Michael & Paul Mccartney - Drive My car - Live 8

なんとパバロッティともコラボしてました!

イタリアのオペラ歌手、パヴァロッティとも一緒に歌っていました!圧倒的な声量を誇る超一流オペラ歌手との共演なんて、普通のポップ・シンガーであれば辞退してもおかしくないはず。にも関わらず、パヴァロッティに負けない存在感を示したジョージ・マイケルは、正真正銘プロフェッショナルなシンガーだったと言えるでしょう!

Gorge Michael & Luciano Pavarotti Don't let the sun go down on me

以上、ジョージ・マイケルが他のアーティストと共演した楽曲をまとめてみましたが、いかがでしたか?自身の土俵でなくても、コラボレーションした相手と同等あるいはそれ以上のインパクトを与えるパフォーマンスを示してくれたジョージの才能と実力には、ホント驚かされます。改めて、まだ若すぎる偉大なる才能を失ったことが、残念でなりません。
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