沢田研二くらいありとあらゆる「日本で初めて」をやり尽くしたひとはいない!
2016年9月22日 更新

沢田研二くらいありとあらゆる「日本で初めて」をやり尽くしたひとはいない!

沢田研二は本当にあらゆる前衛と冒険と先取りを平然とやってのけてきた。これほど「日本で初めて」をやり尽くしたひともいないだろう。ジュリーを演じ、歩いてきた王道をたどってまます。

132,992 view
この作品からスタイリストとして早川タケジが参加し、以降、斬新なファッションが確立されることになった。

「男性のアクセサリー」や「化粧」、「バンドサウンド」を日本の一般家庭に浸透させ、歌謡曲とロックを融合させたのが沢田である。

ジュリーの斬新なスタイリングの数々

これらの斬新なファッションはスタイリストとして参加した早川タケジによるものである。
「男性のアクセサリー」や「化粧」、「バンドサウンド」を日本の一般家庭に浸透させ、歌謡曲とロックを融合させたのが沢田である。
早川タケジのデザインによる、羽毛のマフラー、アメリカのポリス帽、演奏中に煙草を吸う、短剣や拳銃を使用、ハーケンクロイツの腕章、背中に刺青、化粧、またウィスキーのポケットボトル、ブルーやゴールドのカラーコンタクト、金属の仮面、女性の裸身コスチュームを身にまとった。
沢田は常に帽子を斜めにかぶり、頰にほくろのある左目しか見せないポーズで歌うなど、エロティシズムと退廃美を帯びたスタイル、いわゆるグラムロックを日本のミュージックシーンにはじめて取り入れた

沢田研二が演れば邪道ではなく王道になる。 それが沢田研二!

http://7g629fvtcpzwuleokbj1.cdn02.sova.bz/wp-content/uploads/2015/05/july001.jpg (1266218)

「憎みきれないろくでなし」ポーズ ポスター

「憎みきれないろくでなし」ポーズ ポスター

沢田研二 恋のバッド・チューニング (1980)

沢田研二 恋のバッド・チューニング (1980)

元ネタが「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングだったり「地球に落ちてきた男」のデヴィッド・ボウイだったりディートリッヒだったり。数え上げればキリがない。
http://livedoor.blogimg.jp/j_rising_julie/imgs/2/7/2702a77d.jpg (1266222)

https://porterluvjulie.files.wordpress.com/2013/03/721394261.jpg (1266223)

きらびやかでグラマラスでキッチュでチャーミング、ゴージャスで猥雑でエキセントリックで退廃的。悪趣味と隣り合わせのハイセンス。
…ほんっと、存在自体がグラムだよなあ。
「ロック・スター」はこうでなきゃ、と思うもの。
でもあくまでもエンタメであり、徹底して歌謡曲。
自分が「歌謡曲」の歌い手であることを誰よりも自覚し、常に商業的・娯楽的であることを意識していたひとだった。
https://porterluvjulie.files.wordpress.com/2013/02/ohgal4.jpg (1266225)

香港では、『日本のデヴィッド・ボウイ』と称されている
https://scontent.cdninstagram.com/hphotos-xfp1/t51.2885-15/e15/10665643_697248193693358_511486453_n.jpg (1266227)

「夜のヒットスタジオ」での伝説の畳バージョンの「サムラ...

「夜のヒットスタジオ」での伝説の畳バージョンの「サムライ」その1

50畳敷きの畳は凄い

http://blog-imgs-30-origin.fc2.com/j/e/r/jere/101130-2R0011128.jpg (1266229)

「夜のヒットスタジオ」での伝説の畳バージョンの「サムライ」その2
http://blog-imgs-30-origin.fc2.com/j/e/r/jere/101130-7R0011135s.jpg (1266230)

「夜のヒットスタジオ」での伝説の畳バージョンの「サムライ」その3

1980年2月29日に同じシチュエーションで写真集「水の皮膚」を発売した。この写真集は男性歌手として初めてのオールヌード写真集

53 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

アルフィー桜井、井上陽水、CHAGE…サングラスを常用している方々の素顔って!?

アルフィー桜井、井上陽水、CHAGE…サングラスを常用している方々の素顔って!?

ファッションアイテムの定番である「サングラス」。芸能界でも、サングラスを常用している人って意外に多いですよね。この記事では、主に90年代以前から活躍しているサングラスを常用している芸能人の方々の素顔に迫ってみたいと思います。
となりきんじょ | 82,008 view
日本音楽シーンの生けるレジェンド。その名は沢田研二。

日本音楽シーンの生けるレジェンド。その名は沢田研二。

沢田研二ことジュリーは、1960年代、70年、80年代をトップアイドル、トップスターとして駆け抜けた稀代のアーティストです。日本の音楽シーンを牽引しながら多大なる影響を及ぼした彼の活躍を振り返ります!
t.yoshidati | 26,715 view
菊池桃子デビュー40周年を記念した『Eternal Best』が発売!初のインストアイベント&プラネタリウムライブの開催も決定!

菊池桃子デビュー40周年を記念した『Eternal Best』が発売!初のインストアイベント&プラネタリウムライブの開催も決定!

バップより、菊池桃子のデビュー40周年を記念したベストアルバム『Eternal Best』が9月18日に発売されます。このたび、収録曲およびジャケットデザインが発表されました。
隣人速報 | 107 view
【1973年レコード大賞】え?ジュリーじゃないの?大賞受賞曲はまさかの・・・

【1973年レコード大賞】え?ジュリーじゃないの?大賞受賞曲はまさかの・・・

かつては国民的人気を誇り、年の瀬には大賞予想で盛り上がった「日本レコード大賞」。毎年、結果は大方の予想通りとなるケースが多かったものの、たまに意外な曲が受賞するサプライズの年もありました。その好例が1973年。戦前の最有力は沢田研二(ジュリー)でしたが、まさかの曲が大賞を受賞します。その曲とは!?
izaiza347 | 204 view
ニルヴァーナ最後の公演でカート・コバーンが使用した伝説のギターなどがオークションに出品される!注目の落札価格は!?

ニルヴァーナ最後の公演でカート・コバーンが使用した伝説のギターなどがオークションに出品される!注目の落札価格は!?

音楽オークションイベント「PLAYED, WORN, & TORN: ROCK 'N' ROLL ICONIC GUITARS AND MEMORABILIA」にて、ニルヴァーナ最後の公演でカート・コバーンが使用した伝説的な「スカイスタングI」ギターなどが落札されました。
隣人速報 | 144 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト