今回のわかったさんは童話の世界が入っていきます(このわかったさんも童話なのですがね)。
アラビアン・ナイト、あかずきんや白雪姫、7匹のこやぎ等々。
私自身が童話が好きなので楽しく読めました。
白雪姫になったりしながらもクレープをつくっていくわかったさんがさすがです。もうこの手の不思議な事態には慣れてますかね(笑)。
10.わかったさんのマドレーヌ
女海賊にお菓子づくりを教えることになったわかったさん。
港に停泊しているマドレーヌ号に向かいます・・ マドレーヌ姫の手下がいいます。
「おしえろ、おしえないと、貝殻の雨を降らせる!」 いったい何を??
海賊を従えたマドレーヌひめに「簡単なケーキの作り方を教えろ!」とすごまれるわかったさんのお話。
勇ましいマドレーヌひめを相手にけっこう言うわかったさん。しっかりと教え込むわかったさん、やるなーと思いました。
この本は、マドレーヌを実際の貝殻で焼くという設定になっているのが、特に魅力的です。とても食べてみたくなります。そして、本当に貝殻の型で焼いたらどんなに素敵だろうと、わくわくしてしまいます。
実際に発売された、わかったさんのおかしシリーズ
わかったさんのおやつシリーズのうち、冷蔵不要のものが、パンコーナーで販売されてます。
製造はパスコ。
ロゴも本と同じ。
裏に、本の表紙と解説つきのていねいさ。
わかったさんのおかしシリーズ 全10作
うち 5アイテムが、Pascoから発売♪ アップルパイ ・マドレーヌ
あと3つは、・シュークリーム ・ドーナツ ・ホットケーキ です。
via blogs.c.yimg.jp
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2007年の夏頃にPascoから発売されていたそうです。
こまったさんとの違い
こまったさんの方は結婚して数年が経過している上、家の事を色々しているしっかり者な為(←と同時に、実はうっかりミスも結構多かったりするのはご愛嬌;)、大人の女性というイメージが今も昔もありますが、わかったさんは同居しているお父さんとお母さんから出かけ間際に注意されるシーンがあったり(←親としては二十歳そこそこの子はまだ頼りないと思うのか、「火に気を付けろよ」「戸締りしてね」など、まるで小学生の子供に注意するような事を言う為、わかったさん同様当管理人も「わかった、わかった」と半ば適当に返事していた記憶があります;)、飼い犬でダックスフントのポレとじゃれているシーンが数多いせいか、社会人になりたての若いお嬢さんというイメージを持っています。
via img02.ti-da.net
母と子が一緒に楽しめるお話
わかったさんが登場する絵本が好きなので選びました。主人公が魅惑の場所へ行く時も怖がらずに楽しんでいるのが良いと思いました。可愛らしい7人の小人も気に入りました。この絵本を読むと自然にクレープの作り方を学べるのが良いと思いました。私も作ってみたくなりました。大切な場所は鍵のマークを使って分かりやすくポイントを伝えているのも良いと思いました。シリーズで読みたい美味しい絵本です。
私がまだ小さかった頃によく読んだ記憶があります。読んでいてその記憶が甦りとても嬉しくなりました。女の子でなくても料理に興味を持ち始めた時にとてもお勧めできる絵本だと思います。楽しみながらし自然と主人公と一緒に料理の過程が分かるからです。料理を作る上で作り方を知っていると自身が湧くし手順も良くなると思うのでこの絵本はとても役に立つと思いました。