『さんまの名探偵』(-めいたんてい)は、1987年4月2日にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第24弾。
ストーリー
吉本社長の別荘でパーティーが開かれている最中に、金庫室で桂文珍が殺されているのが発見された。それだけではなく、金庫室から「アフリカの星」というダイヤが盗まれていた。探偵の明石家さんまは依頼を受け、事件の犯人を捜すことになった。
豪華吉本芸人勢ぞろい
実在のタレント
明石家さんま - 自称関西の名探偵。主人公と一緒に事件の捜査にあたる。
桂文珍 - 殺人事件の被害者。真面目という評判であった、吉本高行の秘密を知る人物。
今いくよ - 吉本高行にダイヤのことを聞いていた。
今くるよ - 吉本高行にダイヤのことを聞いていた。パーティーでもダイヤについて話していたが、途中から片目がかすむと言っていた。エアロビに夢中になっている一方たこ焼きが好物。
太平サブロー - 自分で「近々大金が入る」と噂を流した島田紳助を疑っている。
太平シロー - 西川のりおを慕っている。のりおといつも一緒でこそこそしており、パーティーでものりおと話をしていた。
オール阪神 - パーティーでは酔っぱらっていた。事件以降に起こった出来事がきっかけでスランプから脱出した。
オール巨人 - 文珍の遺体の第一発見者。事件以降に起きた出来事がきっかけでスランプから脱出し、見違えるような良い舞台をやるようになった。
島田紳助 - 骸骨のスーツを身に着けている。やたらとソワソワしていて、ギャラの交渉で吉本高行に直談判するとして、長い間ホールにいなかった。借金がいっぱいあったが、近々大金が入るという噂を自身で流している。
横山やすし - すみのえ競艇場でレーサーをしている。パーティーには参加していない。今回の事件やオール阪神・巨人がスランプから脱出した理由に関する奇妙な噂を知っている。
西川のりお - 太平シローといつも一緒でこそこそしており、パーティーでもシローと話をしていた。おかしなことをやっているという噂がある。
もちろん、フィクションの設定です。
当時大人気だった吉本芸人が勢ぞろいで誰が出てくるのか楽しみでした。
ただ、子供だったのでフィクションとノンフィクションの区別がはっきりついておらず、芸人さんがゲーム中で疑われたり殺されたりしているのを見て普通にショックを受けてしまいました。
ただ、子供だったのでフィクションとノンフィクションの区別がはっきりついておらず、芸人さんがゲーム中で疑われたり殺されたりしているのを見て普通にショックを受けてしまいました。
推理以外にも楽しめるポイント
音楽もいい&怖い
さんまの名探偵 #2 捜査開始 - YouTube
シンプルだからこそ覚えやすいメロディで何年たっても口ずさんでしまうBGM。捜査メモを取りに行くミニゲームでかかるBGMは一番口ずさみにくいので同世代の人に口ずさんでも一番気がついてもらえない。
via www.youtube.com
曲はシンプルでしたが犯人を追いつめるような緊迫したシーンにかかる曲は妙に怖かったです。しかも捜査中にかかるコミカルチックな曲にまで何故か恐怖を感じていました。捜査の進展で急にかかる効果音と合わせてトラウマにも近い形で記憶に残っています。
ゲーム中にかかるこれらの曲は2音という少ない音数で作られています。ファミコン時代は少ない音数で作られた曲が見事でした。ちなみに作曲は、慶野由利子氏。音楽監督は、川田宏行氏。川田氏に関してはソウルエッジや鉄拳3、2015年現在ですと大乱闘スマッシュブラザーズの音楽も手掛けています。
ゲーム中にかかるこれらの曲は2音という少ない音数で作られています。ファミコン時代は少ない音数で作られた曲が見事でした。ちなみに作曲は、慶野由利子氏。音楽監督は、川田宏行氏。川田氏に関してはソウルエッジや鉄拳3、2015年現在ですと大乱闘スマッシュブラザーズの音楽も手掛けています。
慶野由利子(けいの ゆりこ、旧姓:夏目〔なつめ〕)は、日本の作曲家。愛称「YURI」。
大学卒業後、1981年にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)開発部門初の女性スタッフとして入社。以降、『ディグダグ』や『ゼビウス』などのゲームミュージックを手掛け、1985年発売のバラデューク開発途中にナムコを退社したが、その後もナムコゲームの音楽制作に関わっている。
川田宏行(かわだ ひろゆき)は、ゲームミュージックの作曲家。バンダイナムコスタジオ所属。ナムコにて『妖怪道中記』や『ワルキューレの伝説』などの音楽を手掛ける。