68~69年製 Gibson Les Paul Customを検証
2017年2月25日 更新

68~69年製 Gibson Les Paul Customを検証

はるかむかし高校生の頃、一生懸命バイトして買った自分の生まれた年の中古のレスポールを押し入から発見 決して良質ではありませんが私の宝物のレスポールカスタムを紹介したいと思います

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きっかけは当時大ヒットした白蛇の紋章~サーペンス・アルバス

白蛇の紋章~サーペンス・アルバス

白蛇の紋章~サーペンス・アルバス

レスポール購入のきっかけは当時大ヒットしたアルバム 白蛇の紋章~サーペンス・アルバスでギターを担当していたジョンサイクスが使用していたからでした
JOHN SYKES ジョン・サイクス

JOHN SYKES ジョン・サイクス

ジョン・サイクス(John James Sykes、1959年7月29日 - )は、ヘヴィメタル・ハードロックのギタリスト。イングランド・レディング生まれ。現在は米国在住。

シン・リジィの解散後、デイヴィッド・カヴァデールにスカウトされてホワイトスネイクに参加。当時のメンバーはサイクスとカヴァデールの他、コージー・パウエル(ドラムス)とニール・マーレイ(ベース)であった。
ジョン・サイクス・ベスト

ジョン・サイクス・ベスト

ギターリストへの憧れで同じモデルを求めることはよくあること
自分はどうせなら自分と同じ年に生産されたモデルにしようと
当時車の免許を取ろうと貯めていた全財産を握りしめ楽器屋へ
 (1836323)

楽器屋を数件探すとたまたま?偶然?売れ残り??1本だけ69年製を発見
写真でお分かりの通り目立つキズ等ありコンディションはよくないですし中古なのでオリジナルパーツでないところがあるかもしれません

お値段は・・・自動車教習所の料金くらいでしょうか当時としては高めだっだと思いましたが迷わず即決で購入
結局自分は20歳すぎて免許取るはめに

なお美しいアーチドトップのボディや豪華なゴールドパーツが目を引くレスポールカスタムですが・・・4キロ以上と実に重い!

Gibson Les Paul Custom ブラック・ビューティーとは

誕生

誕生

レスポール・ゴールドトップ(後のスタンダードモデル)の上位機種として1954年に発売される。特徴的なグロスブラック一色のボディ、多層バインディング、ゴールドパーツ(金色に施されたピックアップカバーやブリッジなど)は、『タキシードに似合うギター』というコンセプトの下に選定された。
ヘッドに施された5分割の菱形のインレイは「スプリット・ダイヤモンド・インレイ」と呼ばれている。指板上のポジション・マークも台形からスクエアのインレイとなっている。
スタンダード共々、1960年に生産中止、1968年より生産が再開される。この際に後述の通りボディ材が変更され、黒以外のボディカラーも設定されるようになる。70年代以降はランディ・ローズらの影響から白ボディも人気を博している。
2004年にギブソン・レギュラーラインナップから消滅。以降の製造はギブソンカスタムショップが担っている。
結局68年製のカスタムは433本という少数が製造されただけで、翌69年にはギブソンブランドがCMIからノーリンへと売却された背景もあり生産効率向上をはかりマイナーチェンジされる

ネック

68年はマホガニーワンピース・ネックでしたが、69年初頭にはマホガニー3ピース・ネックに
 (1836123)

写真では判りづらいですが筆者の69年製はマホガニーワンピースネックでした

フィンガーボード(指板)

 (1835118)

エボニー指板

細くて背の低さが特徴的なフレット(通称 フレットレスワンダー)

ネック裏

ボリュート有り

ボリュート有り

ボリュートとは、ネック裏側のヘッドの付け根部分にあるコブ状の膨らみの事で製造年によって若干の違いが見られます

ヘッド (ヘッドストック)

表 

49 件

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  • S 2020/2/17 12:40

    これは逸品ですね!
    楽器屋でも見ることは無いレベル!
    価値は跳ね上がってますね。売るような事は無いんでしょうけども。

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