「ドロンちび丸かるた」の中の1枚です。人なのか何なのか分かりませんね。分かりませんが、愛嬌があります。
因みに、この「かるた」、色が良いですね!本物のレトロって感じがします。
更にはこんなものも!
因みに、この「かるた」、色が良いですね!本物のレトロって感じがします。
更にはこんなものも!
via twitter.com
奇妙なキャラクターですが、注目すべきは絵のタッチをキャラクターによって変えているところですね。バラバラといってよいキャラクターをひとつのコマに入れ込むとは!杉浦茂恐るべしといったところですね。
他の作品でも同じように想像力の限りを尽くして生み出されたのであろう奇想天外な登場人物のオンパレードです。
他の作品でも同じように想像力の限りを尽くして生み出されたのであろう奇想天外な登場人物のオンパレードです。
食べ物
これこそ時代でしょうね。高度成長前の昭和という時代を反映した食べ物が多く登場するのも杉浦作品の特徴といえます。
「ドロンちび丸」には「ほしいも小僧」というキャラクターが登場しますが、干芋は当時の代表的なお菓子だったのでしょう。「ほしいも」は「ドロンちび丸」に限らず杉浦作品には盛んに出てきます。
「ドロンちび丸」には「ほしいも小僧」というキャラクターが登場しますが、干芋は当時の代表的なお菓子だったのでしょう。「ほしいも」は「ドロンちび丸」に限らず杉浦作品には盛んに出てきます。
via moteradi.com
ところで、ちょっと驚かされるのが、登場人物は動物(ここではタヌキですが)と普通に話をします。しかも気の抜けた。
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カエルなんかも普通にむしゃむしゃやってますもんね。
豆もち、力もち、饅頭、カツレツ、がんもどきにコロッケ。昭和を感じさせる食べ物がたくさん出てきます。そういえば、「コロッケ五えんのすけ」や「うどんこプップのすけ」、「ふうせんガムすけ」に「やさいサラダのすけ」なんてキャラクターもいました。
この中では「野菜サラダ」というのがとてもモダンに感じますね。ハイカラです。そういえば、風船ガムは最近ではあまり見かけなくなりましたね。
豆もち、力もち、饅頭、カツレツ、がんもどきにコロッケ。昭和を感じさせる食べ物がたくさん出てきます。そういえば、「コロッケ五えんのすけ」や「うどんこプップのすけ」、「ふうせんガムすけ」に「やさいサラダのすけ」なんてキャラクターもいました。
この中では「野菜サラダ」というのがとてもモダンに感じますね。ハイカラです。そういえば、風船ガムは最近ではあまり見かけなくなりましたね。
映像作品
残念ながら杉浦茂の作品はテレビアニメや映画にはなっていません。ただ広告にはいろいろと使われていて80年代後半の西武デパートのCMはファンにとっては貴重といえます。
有楽町西武CM(80年代前半)
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CMのつくりやモデルにはさすがに時代を感じますが、杉浦茂のキャラクターは古臭さを感じさせません。かわいくて、ちょっと不気味で、なんだか不思議なキャラクターですね。
「ドロンちび丸」と並んで代表作といえる「少年児雷也」を使った、ちょっと面白い映像作品があります。
「ドロンちび丸」と並んで代表作といえる「少年児雷也」を使った、ちょっと面白い映像作品があります。
少年児雷也 第1話
via www.youtube.com
いゃ~、面白いですね。素晴らしいですね。ネット時代ならではの漫画の見せ方ですね。
時代を超えて今なお愛され続けている杉浦茂。奇想天外なストーリーとキャラクターは、いつまでも大切にしたい日本の宝です。
時代を超えて今なお愛され続けている杉浦茂。奇想天外なストーリーとキャラクターは、いつまでも大切にしたい日本の宝です。