2020年1月11日 更新
1983年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
1983年にはどのような曲が流行っていたのか?売上枚数で見るリアルな年間ベスト10です。実はこの年、例年になく演歌が多数大ヒットしたんですよねぇ。
第7位 ガラスの林檎/SWEET MEMORIES
80年代は明菜とくれば聖子、聖子とくれば明菜の時代でした。だからというわけではありませんが、第7位は聖子なんですねぇ。 「ガラスの林檎」は聖子の14枚目のシングルです。
作曲は細野晴臣。サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のような曲にしてほしいとの依頼がディレクターからあったのだそうです。ドラマチックで壮大な曲ということでしょうか?だからなのか、細野さんは生みの苦しみを味わったそうです。
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ガラスの林檎/松田聖子~夜のヒットスタジオ(白ドレス)
カップリング曲「SWEET MEMORIES」がサントリーCANビールのCMソングに使われ話題となったことで、後に両A面扱いとなって再発されています。
第6位 キャッツ・アイ
杏里にとって13枚目のシングル「キャッツ・アイ」が73.8万枚を売り上げて第6位です。「キャッツ・アイ」は、テレビアニメ「キャッツ♥アイ」のオープニングテーマですね。アニメ人気もあって、杏里の存在は広く知られることになりました。
この曲によって広く知られることになったとは言え、杏里のデビューは1978年の高校2年の時。なので当時まだ17歳です。夏休みの間ににロサンゼルスでレコーディングしたってんですからスゴイです。しかもその時の曲が、今やスタンダードナンバーとなっている「オリビアを聴きながら」ですからね。スゴイにも程があるってなものでしょう。
第5位 氷雨
ご本人は決して望んではいないでしょうが、演歌系の歌手には「苦節」という言葉がよく似合います。第5位となった佳山明生もそう。苦労人です。デビューは1977年12月ですので、苦節5年。漸くヒット曲に恵まれました。いえ、良い曲には既に恵まれてはいたんです。実は「氷雨」は、佳山明生のデビュー曲なんです。「え?!」って感じですよね。
なんでこんなことになったのか?何故もっと早くヒットしなかったのか?佳山明生本人が一番感じたことでしょう。古賀政男最後の門下生で美輪明宏から芸名を付けてもらったという恵まれた環境。ホントに何故ヒットしなかったんでしょうか?いや、いや、むしろ、何故いまごろになってヒットしたのでしょう。
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0207 佳山明生 かやまあきお 氷雨 夜のヒットスタジオ
実は「氷雨」は、1977年12月、1981年12月、1982年7月と実に3回もリリースされているんです。執念、これはもう執念以外にありませんね。しかしまぁ、その甲斐あって大ヒットになったんですからね。良かったです。
第4位 探偵物語/すこしだけやさしく
自身が出演した映画「探偵物語」の主題歌と、バラエティ番組「わくわく動物ランド」エンディング・テーマのカップリングという強力版が第4位です。 当時の薬師丸ひろ子は、そりゃぁもう飛ぶ鳥を落とす勢いでしたからね。そこに、作詞:松本隆 、作曲:大瀧詠一、編曲:井上鑑という強力な制作陣。そりゃヒットもしますわね。
「探偵物語/すこしだけやさしく」は、薬師丸ひろ子にとって2枚目のシングルです。この後も、「メイン・テーマ (作曲:南佳孝 )」、「Woman "Wの悲劇"より (作曲:ユーミン)」、「あなたを・もっと・知りたくて(作曲:筒美京平)」とヒット曲が続きます!
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発売日:1983年8月1日
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣・大村雅朗
売上枚数: