本作のコミカライズが掲載されたのは、秋田書店の「月刊少年チャンピオン」1975年1月号。作者は後に数々の名作コミカライズを発表することになる、田辺節雄先生。田辺先生の抜群の画力により、ラストのコロシアムの対決シーンなどは、映画に劣らぬ大迫力!
しかし、残念ながら諸般の事情により、これら当時の映画コミカライズ作品は殆ど単行本化されておらず、現在では入手が極めて困難となっている。
しかし、残念ながら諸般の事情により、これら当時の映画コミカライズ作品は殆ど単行本化されておらず、現在では入手が極めて困難となっている。
実は偶然にも、本国の香港でも公開当時、「ドラゴンへの道」と他のゴールデンハーベスト作品はコミカライズされていた。但し雑誌掲載ではなく、アメコミの様に単独誌として販売されていた点が日本とは大きく異なるのだが、遠く離れた国でほぼ同時期に、映画の宣伝手法としての「コミック化による、低年齢層への宣伝波及」が流行していたことは、非常に興味深い事実だと言えるだろう。
当時の少年達の映画への欲求を満たしてくれた、この「映画コミカライズ」という手法が、世界的な動きだったとは!興味を持たれた方は、是非ご自分でお探しになってみては?
当時の少年達の映画への欲求を満たしてくれた、この「映画コミカライズ」という手法が、世界的な動きだったとは!興味を持たれた方は、是非ご自分でお探しになってみては?
最後に
以上、駆け足で紹介・解説してきた、「ドラゴンへの道」初公開時の公開状況と、ドラゴンブームの熱狂振り!
ミドルエッジ世代の中には、「おお、懐かしい!」と思われた方、或いは「え、全然知らなかった」という方もおられたのでは?
全男子にとっての永遠の憧れ、そして目標でもあるブルース・リーという巨大な「人間山脈」。
実は今回紹介した以外にも、公開された映画館の売店でおもちゃのヌンチャクが売られていた!との目撃証言や、各地方の映画館独自のキャンペーンの存在など、その全貌はまだまだ謎に包まれている。
皆さんも是非一度、机や押入れの中を探してみては?きっと当時のブルース・リーグッズと一緒に、あの頃の思い出も蘇るはずだから。
ミドルエッジ世代の中には、「おお、懐かしい!」と思われた方、或いは「え、全然知らなかった」という方もおられたのでは?
全男子にとっての永遠の憧れ、そして目標でもあるブルース・リーという巨大な「人間山脈」。
実は今回紹介した以外にも、公開された映画館の売店でおもちゃのヌンチャクが売られていた!との目撃証言や、各地方の映画館独自のキャンペーンの存在など、その全貌はまだまだ謎に包まれている。
皆さんも是非一度、机や押入れの中を探してみては?きっと当時のブルース・リーグッズと一緒に、あの頃の思い出も蘇るはずだから。