はじめに
今回は前回、前々回で置き残したものを拾い上げてみようと思きます。機体名にガンダムの名がついていなくとも明らかに後継機種と判断できるもので記事を構成しようと思いますが、途中、年代が前後してしまうかもしれません。その辺はご勘弁願いたいと思います。
逆襲のシャア、CCA-MSVより
RGZ-91
「リ・ガズィ」とは「リファイン・ガンダム・ゼータ(Refined Gundam Zeta)」の略称 。
作中の軍事勢力の一つ「地球連邦軍」の試作機で、『機動戦士Ζガンダム』の後半主役機「Ζガンダム」の量産化を目指して開発された。Ζガンダムの欠点である高価で複雑な変形機構を排し、代わりに機首と主翼を備えた大型バックパックを背負うことで航空機形態となるのが特徴。ただし、MS形態になるにはバックパックを排除する必要があるため、Ζガンダムと違って再び航空機となることはできない。
正式機体名からも判る通り、Zガンダムの派生機です。5thルナ落下時の攻防戦でギュネイ・ガスのヤクト・ドーガには優勢な戦いを進められていましたが、シャアのサザビー(コミック版ではナイチンゲール)相手では相手にもならず、シャアはファンネルすら使うことなく、「そんなもので!」と リ・ガズィを見下したセリフすら吐かれるなどアムロにとっては隕石落としを阻止することも出来ず、屈辱的な思いをする事となっていました。νガンダムが完成を見ないこの時点では、ロンド・ベルとネオ・ジオンの戦力差ははっきりとしていましたね。それでもZ plusの複雑な可変機能をオミットし生産性、整備性ともに向上させた量産化しやすい高性能機だったはずなんですが・・・
RGZ-91B
リ・ガズィ・カスタム
頭頂高 20.5m
本体重量 25.9t
全備重量 59.1t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,550kw
推力 99,000kg
センサー
有効半径 21,300m
武装 ビーム・アサルトライフル
ビーム・サーベル
2連装グレネードランチャー×2
バルカン砲×2
ハンドグレネード×2
バック・ウェポン・システム
大口径ビーム・キャノン
ハイパー・ビーム・サーベル兼ビーム・キャノン×2
3連ミサイルランチャー
本体重量 25.9t
全備重量 59.1t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,550kw
推力 99,000kg
センサー
有効半径 21,300m
武装 ビーム・アサルトライフル
ビーム・サーベル
2連装グレネードランチャー×2
バルカン砲×2
ハンドグレネード×2
バック・ウェポン・システム
大口径ビーム・キャノン
ハイパー・ビーム・サーベル兼ビーム・キャノン×2
3連ミサイルランチャー
via bandai-hobby.net
リ・ガズィの発展型。頭部はV字型のアンテナを持つなどガンダムタイプに近く、リ・ガズィとνガンダムの中間に位置する機体と設定されている。完全な変形機構を持つ点が特徴。
BWS(バック・ウェポンズ・システム)を小型化し背部に取り付けることによって可変機となりアムロ専用機として開発していた機体だったのですが、νガンダムが完成したことからお蔵入りになったようです。
リ・カズィのバリエーション
MSZ-007S
via gundam.wikia.com
via matome.naver.jp
PC-98ゲーム『機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション』に登場。非可変の量産型Ζガンダムをベースにしたとされる機体。外観はリ・ガズィに似ているが、BWSなどは採用していない。生産数は少なく、一部の士官のみに供給されたという。
徹底的に軽量化のため可能な限り装甲を削ることにより非変形機としては最高クラスの機動性を得たとされています。あとセンサー系の強化もされていて結果的に改修は成功しています。何故、少数しか生産さえなかったのが不思議なのですが、地上でも宇宙でも変形機能を持った機体の汎用性が勝っていると判断されたのかもしれませんね。
本体重量 24.7t
全備重量 55.2t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,550kw
推力 14,200kg×2(バックパック)
11,000kg×4(腰部)
8,600kg×2(脚部)
(総推力)89,600kg
センサー
有効半径 18,900m
武装 ビーム・ライフル(出力3.8MW)
ビーム・サーベル(出力0.7MW)
2連装グレネードランチャー×2
バルカン砲×2
ハンドグレネード×2
バック・ウェポン・システム (BWS)
大口径ビーム・キャノン
ビーム・キャノン×2
ハンドグレネード×3
その他 姿勢制御バーニア×20