RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(13)
2018年1月25日 更新

RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(13)

前回、前々回は「ガンダム・センチネル」「逆襲のシャア」で使用されたMSをご紹介させていただきましたが、書ききれない機体が多く、特にリ・カズィだけでもヴァージョンが多すぎて一度にご紹介できないと思い、わざとはずしていました。しかし、Zガンダムの直系の後継機種でもあり、可能な限り、ご紹介させて頂こうと思い直した次第です。

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リガズィAO

リガズィAO

X68000ゲーム『機動戦士ガンダム クラシックオペレーション』に登場。リファインΖ改と同様の機体がラー・カイラムへと持ち込まれ、リ・ガズィの予備機になったとされる。サイコミュ搭載などの細部改修が施されている。リ・ガズィとの複数運用も期待されたようだが、実現はしなかった模様。
リファインΖ改と同じ型式番号の機体です。もしかすると同じ機体の事かな?とも思いましたが、ゲームのストーリー上とはいえ、リファインΖ改とは違うシチュエーションになっていますので、別物としてご紹介いたしました。

MSΖ-007AR

ZARG(ザーグ)

ZARG(ザーグ)

PC-98ゲーム『機動戦士ガンダム リターン・オブ・ジオン』に登場。リファインΖ改から派生した非可変機で、地上用に特化している。

MSZ-006R RGZ-006

型式番号はMSZ-006RまたはRGZ-006。アナハイム社の試作機・評価試験機である。
バックウェポンシステムの評価試験機。TMSの構造の複雑化による高コスト化を抑えるために、非変形MSにサブフライトシステムを付加してTMSの利点を持たせる研究用に試作された。MS本体自体はC1型を大幅に流用している。
「プロトタイプリ・ガズィ」とも呼ばれ、この機体を雛形として、更に開発を進めたものがリ・ガズィである。
初出は雑誌『モデルグラフィックス』1989年1月号。文字設定のみで画稿は存在しない。
via https://ja.wikipedia.org/

ガンダム・センチネルより

前回、Sガンダム(イオタ・ガンダム・スペリオルガンダム)のご紹介はしたのですが、プランとしてあった機体とSガンダムと共に小隊を編成した(ガンダムチーム)機体をご紹介させていただきたいと思います。この後、書こうと思っているZ plusもC1タイプはここで先に登場させます。

MSA-0011[Bst] Plan 303E

ディープストライカー

ディープストライカー

Dimensions: unknown
Weight: unknown
Armor materials: Gundarium composite
Powerplant: Minovsky type ultracompact fusion reactor, output rated at 14500 kW
Propulsion: rocket thrusters: 10 x 267500 kg
Equipment and design features: large disk radome; multi-sensor, range unknown; 2 x -field beam-deflecting barrier generator
Fixed armaments: 4 x 60mm vulcan gun, fire-linked, mounted in head; incom, power rated at 3.8 MW, mounted in head; 2 x beam cannon, power rating unknown; battleship-use mega particle cannon, power rating unknown
Optional hand armaments: beam smartgun, power rated at 56 MW
巡洋艦アーガマに搭載された主砲と同じ型の艦載ビームカノンを装備。その名の示す通り、莫大な加速力で敵陣深くに突入し、戦艦の主砲で一点突破(一撃離脱)を図るという強襲型のコンセプトである。Iフィールドジェネレーターをコクピット前面に配置して操縦士の生存性を高めているものの、実現には天文学的な予算が必要であることや、旋回性能などMSとしての機動性についてシミュレーション上で十分な性能が得られなかったことが災いし、結果としてMS部位の必要性が疑問視され、机上プランのみで終わっている。
via https://ja.wikipedia.org/
モデルグラフィックスに連載されたガンダム・センチネルのスペシャルエディションにおいて大型のイラストが掲載されています。本編小説パート未登場ですが、この機体はホントに目を引かれてしまいました。「何者なんだ、おまえは!?」とイラストにも記載されていましたがもはや、MSとは思えない形状になっていますね。左ショルダー部分の円形の物はセンサーでしょうか?とにかく装着できるありったけのブースターとプロペラントタンク、デンドロビウムを思わせる長尺の巡洋艦用主砲やIフィールド、まさに化け物としか言いようがない機体でした。

FAZZ

この機体に関しては既に以前の記事でご紹介していますので、詳細はリンクを張っておきますので、そちらから参照してください。全くの試作機で実戦投入は無理だと思っていましたが「機動戦士Zガンダム」の外伝である「ガンダム・センチネル」では2機実戦に投入され、ガンダムチームとして編入されています。

MSZ-006C1

ZプラスC1

ZプラスC1

全高 21.11m
頭頂高 19.86m
全長 24.9m(WR・標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:36m)
本体重量 36.18t
全備重量 77.04t(標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:86.77t)
装甲材質 ガンダリウムγコンポジット
出力 2,070kW
推力 18,600kg×4
12,400kg×4
(総推力)124,000kg]
センサー
有効半径 17,000m(標準装備時)
(ビーム・スマートガン装着時:21,000m)
武装 バルカン×2
大腿部ビームカノン×2
ビーム・サーベル×2
ビームスマートガン
その他 姿勢制御バーニア×8
WR形態

WR形態

A1型を宇宙用として再設計した機体。空間戦闘用の装備を付加すると共に、背部にスラスター4基を内蔵したバックパックを装備して推力を強化している。武装面でもサブユニットに長距離射撃用のビームスマートガンを装備し火力を強化している。プロトΖ同様にWR形態での大気圏再突入も可能だが、その際には母艦等でセッティングを行う必要がある。またビームスマートガンを装備しての大気圏内飛行も可能とされている。なお、初期に生産された機体はフロント・スカートがA1型と同型となっている。
via https://ja.wikipedia.org/
Sガンダムとの連携で活躍していましたね。高橋昌也氏の小説「GUNDAM SENTINEL ALICEの懺悔」で詳しく表現されています。ムック本のスペシャルエディションは画像があるのでそれなりに迫力はありますが、小説パートは完全版ではないので併せて小説版をお勧めします。ペズンの反乱時、α任務部隊に3機配備され、最後まで残ったのは地球の引力圏での戦闘で大気圏突入し戦闘を終えた1機のみで、他の2機は撃墜されています。
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