超絶難度の瞬殺ゲーにして『ゼビウス』のスピンオフ『グロブダー』!稼動開始から32年でついにノーコンクリアラー現る!
2018年6月3日 更新

超絶難度の瞬殺ゲーにして『ゼビウス』のスピンオフ『グロブダー』!稼動開始から32年でついにノーコンクリアラー現る!

『グロブダー』はナムコが1984年に発売したアーケードゲームです。名作シューティング『ゼビウス』に登場する敵キャラ「グロブダー」を操作して迫りくる敵を撃破していくという、所謂スピンオフ作品でした。が、特筆すべきはその ”超” 難易度!全99ステージをデフォルト設定でノーコンティニュークリアしたというプレイヤーは稼動開始から30年以上現れず、もう人間にノーコンクリアは不可能なのではないかとまで言われていた中、2015年12月、32年越しに宇宙初の「デフォルト設定での全ステージノーコンクリア」を果たす猛者が現れたのでした。

3,651 view

超絶難易度・全方位シューティング『グロブダー』

『グロブダー』はナムコが1984年に発売したアーケードゲームで、ジャンルは(一応)シューティングです。

本作は名作シューティング『ゼビウス』に登場する敵キャラ「グロブダー」を操作して迫りくる敵を撃破していくという、所謂スピンオフ作品です。が、特筆すべきはその ”超” 難易度!全99ステージをデフォルト設定でノーコンティニュークリアしたというプレイヤーは稼動開始から30年以上現れず、もう人間にクリアは不可能なのではないかとまで言われていた中、2015年12月、32年越しに宇宙初の「デフォルト設定での全ステージノーコンクリア」を果たす猛者が現れたのでした。

この記事ではゲーム内容の紹介、ノーコンクリアラーが現れるまでの『グロブダー』、実際のプレイ動画、同年に発売された他のゲームソフトなどに触れていきたいと思います。
『グロブダー』PC移植版

『グロブダー』PC移植版

ファミコンに移植されなかった為知名度が低い本作、PCでは移植版が出ていました。ハードの解像度の問題でキャラが巨大化してしまっているものの、再現度自体は良好で評価されていました。
2P対戦モードなどもパソコン版ならではの要素です。
長らく、PC版以外の移植作品は作られてきませんでしたが、1996年にプレイステーション版、2006年にPSP版の『ナムコミュージアムvol.2』に収録、その後2009年にはXbox360版『ナムコミュージアム バーチャルアーケード』にも収録されました。他にも、Wiiのバーチャルコンソールアーケードでも配信されています。

個人的にオススメのPSP版『ナムコミュージアムvol.2』は、Amazonでは新品なら25,251円から、中古品なら1,979円から購入できます(※どちらも価格変動あり)。

新品はプレミアがついていますね、こだわりがなければ中古でお楽しみください。『ナムコミュージアムvol.2』には、『グロブダー』の他に『ゼビウス』『ドルアーガの塔』『ディグダグ2』『ドラゴンバスター』などが収録されています。

ストーリー

西暦20XX年。高速・小型・多機能化したコンピューターは、人間をマシーンのコントロールから解放した。しかし操作する楽しみは、やがて趣味から競技へと変化していった。中でも、アステロイドベルトで行われるロケットレース、7つの海を転戦するサブマリンジムカーナ、 コロシアムの戦闘競技バトリングは人気の的であった。 バトリングで最大の競技団体であるNBA(National-Battling-Association)は、 4種のロボット・マシーンと競技用マシーンを公認し、障害物・マシーンの配置を規定、競技を取り仕切っている。NBAのトップランカーはスーパースターとしての富と名声を一挙に手にすることができ、 若者たちのあこがれの的になっている。 競技者は「グロブダー」を操り、「バトリング」を行なうのだ(『ナムコミュージアム VOL.2』より)

『グロブダー』について

ゲーム概要

本作は『ゼビウス』や『ドルアーガの塔』の開発スタッフによって制作され、チームが「低予算短時間で制作する」ことを目標とし、僅か3か月で完成させたという有名な逸話があります。

フィールド内に配置されている敵戦車・砲台を自機戦車「グロブダー」で撃破する架空の戦闘競技「バトリング」を題材としています。アニメ『装甲騎兵ボトムズ』などでもアーマードトルーパーを駆使して戦う競技のことを「バトリング」と呼んでいましたね。…脱線しました。
各ステージは「BATTLING1」「BATTLING2」などと呼ばれ、BATTLING1~99、つまり99ステージという大ボリュームが遊べます。

各ステージではどの種類の敵戦車・砲台が何台出るか、設置箇所がどのようになっているかが全て設定されており、運要素はあってもランダム性はほとんどありません(例外アリ)。基本的には後半に行くほど難易度が上がり、中でもステージ99のクリアは最難関と言われています。
ステージが進行するたびに敵の行動パターンや障害物の配置を予測し、その都度最適な行動を取らないとクリア困難になるよう作られており、当時のゲーマーからはシューティングではなくこういう種類の「戦略的パズルゲーム」とされていました。大ヒットこそしなかったものの、マニアックな戦略性が常連客の足をアーケードへ導いたようです。
『ナムコミュージアム Vol.2』PSP版

『ナムコミュージアム Vol.2』PSP版

『グロブダー』の他にも、13タイトルが収録されています。

ゲーム内容

プレイヤーはそのままゲームを開始すると1面からのスタートになりますが、砲撃ボタンを押しながら開始するとステージが選択できるようになっています。
基本的には、フィールド内の敵を全て一掃すればクリアとなります。99面をクリアすればメッセージが表示されて終了となり、自機のストック1機につき100万点のポイントが加算されます。
各面ごとに障害物の配置と出現する敵の位置は決まっており、敵を全滅させればクリア。シールドで敵攻撃を防ぎながらレーザーで敵を破壊していく。撃破時の爆風に他の敵を巻き込むと誘爆が発生し大幅に得点アップ。
自機が死んでも同じように爆風が発生し、敵を巻き込むことができる。これで全滅させられればクリアにもなる。(もちろん残機は減る)
自機にはエネルギーがあり(残量は画面一番下に表示)、エネルギーが減るとシールドが誘爆に耐えられなくなり、さらに減るとシールドを失う。シールドを張らず、レーザーを撃たずにいればエネルギーは回復する。

自機と敵の性能

自機
元々ゼビウス軍の水陸両用車だったものをビーム砲とエネルギーシールド発生装置を取り付けて更に地球人用に改造したもの。 シールドには制限があり、エネルギーゲージの残量(砲撃をしていない時やシールドを張っていないと回復。移動時は回復が遅い)に応じて敵弾・誘爆防御、敵弾のみ防御、効果なしと変化していき、ビーム砲の威力もエネルギーゲージの残量に応じて下がっていく。
敵弾の直撃や爆風に巻き込まれるとミス。ただし、シールド(エネルギーゲージ残量により異なる)で防げる。
こいつが自機「グロブダー」

こいつが自機「グロブダー」

『ゼビウス』では攻撃もしてこないただの得点用の敵でした。出世しましたね…。

大まかな分類
・ビームを撃ってくる戦車(シールド有無とビーム砲の速度違い有り)
・誘導弾を撃ってくる敵(シールド無し、誘導はゆるやか、移動速度の違いあり)
・要塞(耐久力のある移動砲台を装備、大型誘導弾を撃つこと有り)
敵の挙動について
・敵を爆風に巻き込むと高得点が得られる。
・敵の残骸上では自機・敵共に移動速度が落ちる。(要塞の残骸は走行不可)
・敵を倒すのに手間取っていると攻撃が激しくなってくる。

ノーコンクリアラーが現れるまでの『グロブダー』

実は本作、1面からのワンコインプレーで全99面オールクリアした人は何人かは確認されていましたが、難易度はどのスコアラーも「エブリエクステンド設定+イージー設定」が基本で、初イージーオールクリアは発売当初の1984年頃、「エブリ+ノーマル設定」でのクリア報告は2009年までかかりました。その後、稼動開始から苦節32年ついに「デフォルト設定+ワンコインオールクリア」を達成した猛者が現れたのです。それが2015年のことでした。
得点による残機やライフ増加が一定の得点ごとに行われるシステムをエブリエクステンドと言う。ゲームの種類によるが基板設定で変更できる物もある。
シューティング豆知識「エクステンドについて」
33 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

古きよき特撮コメディの世界観を再現したバカゲー『超絶倫人ベラボーマン』はヘンな敵キャラ目白押し!

古きよき特撮コメディの世界観を再現したバカゲー『超絶倫人ベラボーマン』はヘンな敵キャラ目白押し!

『超絶倫人ベラボーマン』は、1988年5月20日にナムコからアーケードゲームとして発売されたアクションゲームです。まごうことなきバカゲーですが、噛めば噛むほど味が出るさきイカのような、やればやるほど癖になるゲームでした。ヒーローとは本来かっこいいものではない!ということをベラボーマンは文字通り体を張って教えてくれました。
岸辺ミル | 1,095 view
美少女アイドルがパンチラを披露しながら戦う『ワンダーモモ』はナムコご乱心ゲームの先駆的一品!?

美少女アイドルがパンチラを披露しながら戦う『ワンダーモモ』はナムコご乱心ゲームの先駆的一品!?

『ワンダーモモ』は、1987年にナムコから発売されたアーケードゲームであり、アクション系ギャルゲーの金字塔です。本作は、「舞台劇『ワンダーモモ』上演中」という設定で進行される横スクロールアクションゲームで、正義の変身ヒロイン「ワンダーモモ」を操作し、悪の怪人軍団をミニスカハイキックで倒していきます(笑)。ヒロインのお色気、待ち構えるカメラ小僧など独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けと評されました。
岸辺ミル | 6,434 view
衝撃の鬱展開!子供がやるのは明らかに危険なナムコの異色作『スプラッターハウス』の救いのない絶望を見たか。

衝撃の鬱展開!子供がやるのは明らかに危険なナムコの異色作『スプラッターハウス』の救いのない絶望を見たか。

これまで『パックマン』や『ゼビウス』『ドルアーガの塔』など主に明るいイメージがあったナムコが、ホラー映画ブームの真っ只中であった80年代に世に放ったホラーアクションゲームの紹介です。今となっては版権的にやばそうなジェイソン似のマスクを被った主人公が、パンチやキックで館に蔓延る異形の怪物をなぎ倒しながら突き進みます。本作はアクションゲームとして名作であると同時に、世代によっては「欝ゲーの代名詞」とも言える作品でもあります。
岸辺ミル | 5,999 view
ファミコン世代の名作「マッピー」のスマホアプリに新機能が追加!始めるなら今がチャンス!

ファミコン世代の名作「マッピー」のスマホアプリに新機能が追加!始めるなら今がチャンス!

バンダイナムコエンターテインメントのスマホアプリ「タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団」に、新機能「チャレンジモード」や新ステージが追加されました。かつてマッピーを楽しんだ方は必見です!
隣人速報 | 951 view
【週刊 20世紀Walker】Vol.4「ファミコンソフト」powered by 20世紀交歓所

【週刊 20世紀Walker】Vol.4「ファミコンソフト」powered by 20世紀交歓所

ミドルエッジがオススメする昭和の男子女子が泣いて喜ぶフリマサイト「20世紀交歓所」。その中の逸品を所長の「山本圭亮」と編集部アルバイト「富田葵」がナウくキャッチーに紹介するコーナーです!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト