J-popに欠かせない作曲家・馬飼野康二さんはジャニーズの名曲も多数作曲!
2022年3月15日 更新

J-popに欠かせない作曲家・馬飼野康二さんはジャニーズの名曲も多数作曲!

1970年代から現在まで数々の名曲を作曲されてきた馬飼野康二さん。ジャニーズの曲も数多く作曲されていますよね。今回は馬飼野さんのプロフィールと作曲されたジャニーズの楽曲をまとめてみました。

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馬飼野康二さんの経歴

馬飼野康二(まかいのこうじ)さんはギタリストで作曲家の父・馬飼野昇さんの影響で音楽や楽曲に触れ合っていました。兄は作曲家・編曲家の馬飼野俊一さん。幼少のころから家族でタンゴバンドを組んでいたりしたそうです。

高校卒業後、音楽の専門学校に通いますが中退。1968年にグループ・サウンズバンド「ブルー・シャルム」を結成し、1969年にデビューしました。その時は馬飼野 睦という名義で活動していました。

グループが解散した後は兄の影響で作曲家・編曲家として活動を始めます。

1972年に西城秀樹さんの「チャンスは一度」を編曲したのを皮切りに、作曲・編曲の仕事が中心になっていきます。歌謡曲やロック、やがてJ-POPの作曲をはじめ、テレビドラマやアニメの音楽など幅広いジャンルで活躍されています。

Mark Davis、 Jimmy Johnson、 Michael Korgen などの名前で活動することもあります。

アニメ『忍たま乱太郎』の音楽も担当していて、『落第忍者乱太郎』に登場する魔界之小路(まかいの こうじ)のモデルにもなっているんですよ。

近藤真彦さん

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幅広いジャンルで活躍する馬飼野さんですが、今回はジャニーズ関係の楽曲をご紹介していきます。

まずは近藤真彦さん。1981年に発売された1stアルバム「Thank 愛 You」では4曲の作曲、編曲に携わっています。

その後も毎年のように楽曲を提供しています。10枚目のシングル「オンボロ・トレイン」を作曲したのち、「流線形のハート」、「ケジメなさい」、「夕焼けの歌」などのシングル曲も作曲されました。通算で50曲以上作曲されていますよ。

光GENJI

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続いては光GENJI。1988年の「剣の舞」、1993年の「勇気100%」などを作曲されました。どちらも代表作ですよね。

「勇気100%」はアニメ「忍たま乱太郎」の主題歌です。その時から2022年現在までアニメ音楽も担当されています。主題歌はずっと「勇気100%」ですが、アーティストが変わっていきます。最初は光GENJIでしたが、その後光GENJI SUPER5に。

それからもYa-Ya-Yah、Hey! Say! JUMP、NYC、Sexy Zone、ジュニアBoysとジャニーズグループに歌い継がれていっています。なかなか珍しいケースですよね。ちなみに作詞は松井五郎さんです。

男闘呼組

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1988年には男闘呼組の楽曲も作曲されています。男闘呼組の曲はすべてMark Davisの名前で作曲されています。男闘呼組はロックでかっこいいイメージがあるので歌謡曲のイメージのある馬飼野さんの名前とは変えたのかもしれませんね。

デビュー曲の「DAY BREAK」からカップリングまで作曲。男闘呼組は全10枚のシングルをリリースしていますが、5枚目までは馬飼野さんの作曲。6枚目以降はメンバーの作曲になっています。他にもアルバム曲など数多くの楽曲を担当されました。

SMAP

1991年にはSMAPのデビューシングル「Can't Stop!! -LOVING-」を担当。Jimmy Johnsonの名義で作曲されていました。2枚目のシングル「正義の味方はあてにならない」も馬飼野さんの作曲ですが、こちらは馬飼野康二名義です。楽曲ののイメージによって変えていたんですね。

他には「笑顔のゲンキ」、「雪が降ってきた」、「ずっと忘れない」、「はじめての夏」など初期のシングルを数多く担当されていました。SMAP名義の曲を作曲したのは1996年が最後ですが、1997年に中居さんのソロ曲「みんな1人じゃないのだ!?」、2016年にマンゾク草彅(草彅剛)さんの「満足れぼりゅーしょん」も作曲されました。

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1999年には嵐のデビューシングル「A・RA・SHI」を作曲。「SUNRISE日本」、「台風ジェネレーション」、「感謝カンゲキ雨嵐」、「君のために僕がいる」と5枚目までのシングルの作曲を連続で担当されました。

そのほかは3曲を作曲して最後に提供したのは2004年でした。

その後も、ジャニーズのデビュー曲を担当することは多く、
2003年にはNEWSの「NEWSニッポン」
2004年には関ジャニ∞の「浪花いろは節」
2007年にはHey! Say! JUMPの「Ultra Music Power」
2009年には滝沢秀明さんの「愛・革命」
2011年にはSexy Zoneの「Sexy Zone」
2015年にはA・B・C-Zの「Moonlight walker」(DVD、アルバムではデビュー済み)
を作曲されています。

関ジャニ∞も嵐と同様、5枚目までのシングルが馬飼野さんです、Hey! Say! JUMP、sexy zoneの初期の楽曲も多いですね。デビュー当初は馬飼野さんに任せておけば間違いない!という安心感があるような感じがします。

ジャニーズだけでも今回ご紹介したのはほんの一部でもっともっと多くの楽曲を作曲されています。今後も馬飼野さんの楽曲に注目したいですね。
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