通算出場1891番(歴代1位)
大潮は、序ノ口となった1962年3月場所から、幕下で引退した1988年1月場所までの26年間、現役力士として活躍。全休はわずか2場所、途中休場も2場所のみで、大きな穴を開けることなく活躍しました。通算出場はなんと1891番!記録達成から34年経ちましたが、いまだ破られない大記録です。
大潮が活躍した時期は主に、1976〜1978年と1981〜1983年の二期間。特に1977年11月場所は、前頭3枚目で貴ノ花、旭國、若三杉に勝利し、技能賞を受賞しています。翌1978年1月場所、小結に昇進。これが最初で最後の三役となります。
また、1982年9月場所には、前頭2枚目ながら3日連続で結びの一番に登場。一人目の千代の富士、二人目の若乃花には敗れるも、三人目の北の湖に勝利し、見事金星を挙げます。翌場所も、敢闘賞の活躍。明け1983年1月場所では再び北の湖に勝利し、北の湖戦2連勝を果たしています。
この時代は、尾崎紀世彦のような長い揉み上げの力士が多く、高見山、青葉城、荒勢らと同様、大潮も揉み上げがトレードマークでした。また、大関・旭國は両国中学校時代の同級生で、学校の休み時間に大潮を稽古に誘い、稽古嫌いの大潮はそれを嫌がった、というエピソードがあります。
大潮が活躍した時期は主に、1976〜1978年と1981〜1983年の二期間。特に1977年11月場所は、前頭3枚目で貴ノ花、旭國、若三杉に勝利し、技能賞を受賞しています。翌1978年1月場所、小結に昇進。これが最初で最後の三役となります。
また、1982年9月場所には、前頭2枚目ながら3日連続で結びの一番に登場。一人目の千代の富士、二人目の若乃花には敗れるも、三人目の北の湖に勝利し、見事金星を挙げます。翌場所も、敢闘賞の活躍。明け1983年1月場所では再び北の湖に勝利し、北の湖戦2連勝を果たしています。
この時代は、尾崎紀世彦のような長い揉み上げの力士が多く、高見山、青葉城、荒勢らと同様、大潮も揉み上げがトレードマークでした。また、大関・旭國は両国中学校時代の同級生で、学校の休み時間に大潮を稽古に誘い、稽古嫌いの大潮はそれを嫌がった、というエピソードがあります。
大潮 憲司 - 力士プロフィール - 日本相撲協会公式サイト
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幕内昇進13回(歴代1位)
幕内昇進とは、十両から幕内に昇進すること。その昇進回数が多いということは、十両に陥落した回数も多いということです。13回幕内に昇進していれば、12回十両に陥落していることになります。
大潮が幕内に昇進した13場所は、次の通りです。
1971年9月場所
1972年1月場所
1972年5月場所
1973年1月場所
1973年9月場所
1974年3月場所
1974年11月場所
1975年5月場所
1975年9月場所
1976年3月場所
1979年3月場所
1981年1月場所
1984年3月場所
特に、新入幕直後の1971年から1972年にかけては、入幕した翌場所に三度も十両に陥落しています。
その一方で、安定して在位した時期もあり、1976年3月場所からは17場所連続、1981年1月場所からは18場所連続で幕内に在位しました。
大潮が幕内に昇進した13場所は、次の通りです。
1971年9月場所
1972年1月場所
1972年5月場所
1973年1月場所
1973年9月場所
1974年3月場所
1974年11月場所
1975年5月場所
1975年9月場所
1976年3月場所
1979年3月場所
1981年1月場所
1984年3月場所
特に、新入幕直後の1971年から1972年にかけては、入幕した翌場所に三度も十両に陥落しています。
その一方で、安定して在位した時期もあり、1976年3月場所からは17場所連続、1981年1月場所からは18場所連続で幕内に在位しました。
十両在位55場所(歴代1位タイ)
幕内から十両に陥落した回数が多ければ、当然のことながら、十両の在位期間も長くなります。十両在位55場所は、蜂矢と並び歴代1位タイです。蜂矢との一番の違いは、幕内在位の長さ。蜂矢の4場所に対し、大潮は51場所と十両在位に匹敵する数字です。また、1979年と1987年に幕下に陥落しますが、二度とも十両復帰を果たしています。
最終的には、1971年、1979年、1980年の三度、十両優勝を果たしました。
最終的には、1971年、1979年、1980年の三度、十両優勝を果たしました。
十両昇進39歳5ヵ月(歴代最年長)
十両昇進は通算三度記録していますが、三度目の1987年の昇進が、大潮39歳5ヵ月の時でした。昇進直後は10勝5敗と好成績を挙げ、復活を遂げたかに見えましたが、その後は再び幕下に陥落。1988年1月場所、満40歳で現役を引退しました。
現役在位157場所(幕内経験者では歴代1位)
1988年1月場所、40歳で引退した際、現役在位は通算157場所で、歴代1位でした。その後、2008年に元十両の栃天晃に抜かれ、20年間守り続けた歴代1位の座を明け渡します。現在は歴代13位ですが、幕内経験者の中では依然、歴代1位です。
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通算敗北938敗(歴代3位)
通算938敗は、2002年に寺尾に抜かれるまで歴代1位でした。現在は、旭天鵬、寺尾に次ぐ歴代3位の記録です。
通算勝利964勝(歴代4位)
通算勝利数の記録は、1982年以降、北の湖が951勝で歴代1位でしたが、1987年に大潮が上回り、歴代1位となりました。最終的に、通算964勝を記録しています。その数年後に千代の富士に抜かれ、現在は、白鵬、魁皇、千代の富士に次ぐ歴代4位の記録です。最高位小結以下でトップ10入りしている力士は、大潮だけです。
通算成績
以下は大潮の通算成績です。
誰よりも長く現役力士を続けた、大潮のスケールの大きさを感じさせてくれる記録の一覧です。
誰よりも長く現役力士を続けた、大潮のスケールの大きさを感じさせてくれる記録の一覧です。
通算成績 | 964勝927敗47休 (157場所・1891番) |
幕内成績 | 335勝413敗17休 (51場所・748番) |
十両成績 | 436勝359敗30休 (55場所・795番) |
三役在位 | 小結1場所 |
三賞受賞 | 敢闘賞1回 (1977年11月場所)、技能賞1回 (1982年11月場所) |
金星 | 輪島1個、北の湖2個 |
十両優勝 | 3回 (1971年5月場所、1979年1月場所、1980年11月場所) |
via ja.wikipedia.org
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