1998年長野オリンピック・∩・日本2社による最薄戦争の始まり
1998年冬季長野オリンピックでは、36,000個のコンドームが日本のメーカーより寄付された。相模ゴム工業が、2万個のコンドームを提供。オカモトは、五輪マスコット「スノーレッツ」をデザインしたコンドームを3万~5万個を選手村に寄付した。
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相模ゴムは、長野五輪の開催中の1998年2月16日に、日本初のポリウレタン製コンドーム「サガミオリジナル」を発売開始。選手村用に無料で配布した。元祖「サガミオリジナル」の誕生の秘話は五輪にあったのだ。
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オリンピックを「コンドームへの意識改革の機会にしたい」と語ったオカモトも2008年にポリウレタン製を発売した。2社ともに世界最薄のコンドームとして、0.01ミリの世界で現在も競い合っている。
2000年夏季シドニーオリンピック・∩・10万個の壁を破る!
シドニー五輪では、用意していた7万個のコンドームでは足りず、2万個が追加注文され、合計90,000が提供された。以後の五輪では10万個のコンドームが用意されるようになる。
コンドーム配布10万個の壁を破る記念すべき祭典となった。
コンドーム配布10万個の壁を破る記念すべき祭典となった。
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2002年冬季ソルトレイクシティオリンピック・∩・乱交促進反対!
五輪会場となるソルトレイクシティは、アメリカのユタ州にある。保守的なモルモン教徒が住むの州であり妊娠中絶は厳しく禁止されている。そこで、乱交を促進する無料のコンドームの利用は大きな問題となった。アメリカ赤十字社はオリンピックのコンドーム流通から撤退した。
最終的にオハイオ州ダブリンのオリンピックスポンサーであるCardinal Health Inc.カーディナルヘルス株式会社が、10の競技会場とアスリートが住む複合施設の診療所で無料で利用できる12,000個のコンドームを寄付した。
最終的にオハイオ州ダブリンのオリンピックスポンサーであるCardinal Health Inc.カーディナルヘルス株式会社が、10の競技会場とアスリートが住む複合施設の診療所で無料で利用できる12,000個のコンドームを寄付した。
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2004年アテネオリンピック・∩・お土産として持ち帰る?
アテネ五輪では、世界シェアー約四分の一を占めるイギリスのコンドームメーカーのデュレックスが、アスリートが使用できるように選手村の管理者に13万個のコンドームと3万個の潤滑クリームを提供した。その数は、シドニーで配布された90,000個よりも40,000多いが、2002年ソルトレークシティ冬季オリンピックで無料で配布されたコンドーム25万個よりもかなり少なかった。
ドイツのアスリートのスポークスマンによると「1000個のコンドームが配布されたが、使用されることなく、お土産として受け取られたと思う」と管理者はドイツ通信社に語ったという。
ドイツのアスリートのスポークスマンによると「1000個のコンドームが配布されたが、使用されることなく、お土産として受け取られたと思う」と管理者はドイツ通信社に語ったという。
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2006年冬季トリノオリンピック・∩・不明・公表しないイタリア
トリノ五輪のイタリアの主催者は、供給されたコンドームの数を公表していない。
アスリートが必要に応じて、簡単に入手できるとだけの数と表明している。
教説では避妊を禁止しているカトリックの総本山バチカン市国をかかえるイタリアである。建前上夫婦の子作り以外のセックスはタブー、未婚の男女による性交および乱交は許されないのだろう。
アスリートが必要に応じて、簡単に入手できるとだけの数と表明している。
教説では避妊を禁止しているカトリックの総本山バチカン市国をかかえるイタリアである。建前上夫婦の子作り以外のセックスはタブー、未婚の男女による性交および乱交は許されないのだろう。
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2008年の北京オリンピック・∩・コンドームでHIV予防・差別禁止
北京五輪では、オリンピック村で80,000個のコンドームが無料で配布され、オリンピック期間中にすべて持ち去られた。中国の主催者は、国連エイズ合同計画(UNAIDS)および国際オリンピック委員会と協力して、英語、フランス語、中国語でのHIV予防と差別禁止メッセージも同時に配布している。