当時のFMでのオンエアは、AMラジオがやってたような
「楽曲のイントロに紹介アナウンスをかぶせる」
「1コーラスだけ流してCMに切り替え」がなくて、
1曲をまるまる流してくれていたので、
音源を録るのにはとてもありがたかったのです。
NHK-FMは今もそれをやってるのかなあ。
「楽曲のイントロに紹介アナウンスをかぶせる」
「1コーラスだけ流してCMに切り替え」がなくて、
1曲をまるまる流してくれていたので、
音源を録るのにはとてもありがたかったのです。
NHK-FMは今もそれをやってるのかなあ。
これだけじゃない。「ぴあ」のインタラクティブなあれこれ。
こういったメディア誌は、一方的に情報を掲載するだけのものがほとんど。
読者からの投書や投稿は、
あったとしても「読者からのおたより」的なものなのが、それまでの雑誌でした。
ところが「ぴあ」は、その部分の充実度がハンパないんです。
読者からの投書や投稿は、
あったとしても「読者からのおたより」的なものなのが、それまでの雑誌でした。
ところが「ぴあ」は、その部分の充実度がハンパないんです。
●『ぴあ』の編集方針
「客観情報のみで、主観性・批評性を排する」「情報の取捨選択は読者が行う」「メジャーな情報もマイナーな情報もすべて平等に扱う」「情報の送り手と受け手はフラットで、時々入れ替わる」…これらの編集方針は、大学紛争を契機に権威性が否定され、シンガーソングライターの誕生などプロとアマチュアの境目がなくなってきたという時代背景のもと、当時の若者たちに自然に受け入れられ、またインターネットの思想と軸を一にするものでした。
ぴあに読者から寄せる投稿窓口はこんな感じ。
「ぴあテン」「もあテン」
「YouとPianist」募集欄
「はみだしYouとPia」
投稿欄「YouとPia」
投稿欄の「YouとPia」は、一般的な「読者の声」ですね。
でも単なる感想じゃなくて、
一家言あるようなレポート的な投稿が載せられていた気がします。
まじめにブログを書いている人の記事的な感じ。
「ぴあテン」「もあテン」
「YouとPianist」募集欄
「はみだしYouとPia」
投稿欄「YouとPia」
投稿欄の「YouとPia」は、一般的な「読者の声」ですね。
でも単なる感想じゃなくて、
一家言あるようなレポート的な投稿が載せられていた気がします。
まじめにブログを書いている人の記事的な感じ。
「YouとPianist」募集欄は、ページの一番上に掲載されていました。
バンドや劇団のメンバー募集だったり、
譲ります・譲って下さい系の内容だったり。
知り合いはここに買えなかったチケットを「売って」と懇願の掲載をして
願いかなってコンサートに行けたと言っていました。
ヤフオクの役目もしてたんですね。
バンドや劇団のメンバー募集だったり、
譲ります・譲って下さい系の内容だったり。
知り合いはここに買えなかったチケットを「売って」と懇願の掲載をして
願いかなってコンサートに行けたと言っていました。
ヤフオクの役目もしてたんですね。
「ぴあテン」と「もあテン」
「ぴあテン」は映画、音楽、演劇など各ジャンルにおいてその年に発表された作品を、そして「もあテン」は過去全ての作品を対象にした読者投票による人気ランキング。同企画は当時としてはとても珍しく、「ぴあテン&もあテン フェア」と題したイベント等も開催されるなど大きな話題を集めました。
「ぴあテン」は、その年の各部門のベストテン、
「もあテン」は、各部門のオールタイムベストテンです。
そのころは、「読者や視聴者みんなで選ぶベストテン」的なものはあまりなくて
読者投票で行われるイベントはある意味「お祭り」でした。
ネット投票もできないから、みんなハガキで書いて送ってたんだよ。
「もあテン」は、各部門のオールタイムベストテンです。
そのころは、「読者や視聴者みんなで選ぶベストテン」的なものはあまりなくて
読者投票で行われるイベントはある意味「お祭り」でした。
ネット投票もできないから、みんなハガキで書いて送ってたんだよ。
そして「はみだし」 ぴあといえば「はみだし」
当時「ぴあ」を読んでいた人は必ず「はみだし」を思い出すはず。
ページの小口(左右ページのはじっこ)にある、1行の小ネタ投稿欄。
ここに掲載されるのがステータスだったりしました。
ページの小口(左右ページのはじっこ)にある、1行の小ネタ投稿欄。
ここに掲載されるのがステータスだったりしました。
1行(ものによっては右はじから始まり斜め左上に矢印で飛んで左はじに改行して2行)の
小ネタを楽しみに「ぴあ」を買ってる人も多かったはず。
今でいうTwitter的なもの。即時性はないけど。
でも面白いものは集めて本にもなりました。
ブログ書籍化のハシリみたいなもんだね。
小ネタを楽しみに「ぴあ」を買ってる人も多かったはず。
今でいうTwitter的なもの。即時性はないけど。
でも面白いものは集めて本にもなりました。
ブログ書籍化のハシリみたいなもんだね。
ぴあのバックナンバーが欲しくて古本屋へ行き「ええと、ぴあありますか?」と聞くと「エロトピアは今ちょっと入ってないですね」と間髪入れずにきっぱり言われてしまい、早くこの場を立ち去ろうと後ろを振り返ると、なんとそこには憧れの響子ちゃんがいた。<俺は孤独だ、神大のまーくん>83.6
— はみだしyouとぴあ (@piahamidasi) October 11, 2017
はみだしの傑作選から内容を抜粋してツイートしている方もいます。
2011年7月 惜しまれつつ休刊
via www.amazon.co.jp
一覧にするとハイドンと野口五郎が並んじゃったりするわけです(笑)