クインティ
後に『ポケットモンスター』を製作するゲームクリエイター集団(当時は法人化前)「ゲームフリーク」の処女作。「新しいアクションゲームとは、新たな動詞を考えること」という田尻の思想のもと、「めくる」という新たなアクションをベースに、簡単なシステムと操作で駆け引き、戦術、収集、発見、協力、対戦など様々なタイプの要素を詰め込むことに成功したアクションゲーム。
メインキャラクター
3人の兄たちもジェニーに恋心をいだいてしまい、妹のイタズラに力を貸す3兄弟「プラム」「セカム」「トライ」
ゲームのボス
・三男・トライ(ジャンプしつつ、パネルを投げつけてくる。5,000pts。)
・次男・セカム(分身の術で2体同時に襲ってくる。片方を倒せばもう片方も消えるが、裏面では2体とも倒す必要がある。20,000pts)
・長男・プラム(ジャンプしつつ、パネルを投げつけてくる。他のキャラと違い画面を斜めにジャンプすることができるので、非常に追い詰めにくい。15,000pts。)
・三男・トライ(ジャンプしつつ、パネルを投げつけてくる。5,000pts。)
・次男・セカム(分身の術で2体同時に襲ってくる。片方を倒せばもう片方も消えるが、裏面では2体とも倒す必要がある。20,000pts)
・長男・プラム(ジャンプしつつ、パネルを投げつけてくる。他のキャラと違い画面を斜めにジャンプすることができるので、非常に追い詰めにくい。15,000pts。)
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5人兄妹の末妹でラスボスの「クインティ」
ジェニーに嫉妬して魔法でカートンを困らせる。
ジャンプしながら、主人公をさまざまな敵キャラに変身させる魔法を使う。パネルをめくってきたり、体当たり攻撃をするなど、臨機応変に攻撃してくる。
ジャンプしながら、主人公をさまざまな敵キャラに変身させる魔法を使う。パネルをめくってきたり、体当たり攻撃をするなど、臨機応変に攻撃してくる。
主人公の動きを、ソックリにマネをするおかしな「ミミー」
プレイヤーの行動とシンクロする。プレイヤーがレバー入力した(してる)時に移動する黄色と自機が動いてる時に移動する赤色の2種。向きを変えたときも移動し、プレイヤーが壁やメタルパネルに対峙していてもレバーを入れていれば両者とも移動する。移動時は基本的にプレイヤーを追いかける。プレイヤーがめくり動作をするとマネしてその場でめくり動作をする。
制限時間切れになると、めくり動作以外のシンクロをやめ、移動速度が急に上がって主人公を追ってくる。その際、進路にメタルパネルがあると破壊せずにめくる。尚、制限時間切れになる前に警告音が鳴る。2P同時プレイ時に片方がやられると同時にやられているマネもする。
制限時間切れになると、めくり動作以外のシンクロをやめ、移動速度が急に上がって主人公を追ってくる。その際、進路にメタルパネルがあると破壊せずにめくる。尚、制限時間切れになる前に警告音が鳴る。2P同時プレイ時に片方がやられると同時にやられているマネもする。
ストーリー
主人公は人形の国に住むカートン少年。3人の兄と妹のクインティと仲良く暮らしていたが、カートンに恋人ジェニーができて事態は一変。3人の兄はジェニーを奪おうと企み、クインティは「大好きなお兄ちゃんを取られてしまう」と思い込み、共謀してジェニーを誘拐する。カートンは友人のパートンと共に、ジェニーを救い出すために立ち上がった。
ストーリーの内容からして、完全に昼ドラの泥沼の関係を表したといえる。
しかもクインティの場合、たった1人の女の子をめぐって血みどろの争い(そこまではいかないが…)に発展する上に、兄や妹も殺意を持ってカートンを亡き者にしようとするのだから恐れ入る。
このどろどろのストーリーをコミカルなゲームに仕立て上げたのは、ナムコの下請け会社の1つである『ゲームフリーク』によるもの。
ゲーム内容
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via www.terrafor.net
2人プレイ
ステージ選択でそれぞれのプレイヤーが別々のステージを選ぶと1P・2P交代プレイに、2人が同じステージを選ぶと同時プレイとなる(主人公の名前は1Pが「カートン」、2Pが「パートン」)。1人プレイもしくは交代プレイの際はミスをするとステージの最初からやり直しになるが、2P同時プレイの場合は片方がミスをしてもゲームは中断されず、ミスをしたプレイヤーも残機があれば即座に復活する。また、同時プレイの場合は片方のプレイヤーがもう片方のプレイヤーを敵のようにパネルで弾き飛ばすことができ、飛距離は短いものの。吹き飛んでいる最中のプレイヤーは後述のアタックパネルを踏んだ時と同様の状態(一時的に無敵のまま敵を倒せる、アイテムパネルの得点・効果が2倍)になる。
ステージは全部で10ある。ゲーム開始時はそのうちの8つから攻略するステージを任意に選ぶことが出来る。この8ステージを全てクリアすると、9ステージ目(キャッスルステージ)、そして最終ステージ(天空の城ステージ)に進むことが出来る。
各ステージは10のラウンドからなり、ラウンド10にはボスが待ち構えている。ボスを倒すとステージクリアとなり、ステージ選択画面に移る。10ラウンド×10ステージで全100ラウンドから構成される。
ステージを選ぶことが出来て、ステージ毎に敵が異なる。
「歩くだけの敵」
「ジャンプしてめくりを回避する敵」
「自分の近くでジャンプしてめくり回避する敵」
「しこをふんでパネルをめくる敵」
「こちらの真似をする敵」
「パネル上を泳いでバタ足と同時にパネルをめくる敵」
「パネルに絵をかいてめくり不可にする敵」
「くるくる回りながら突撃してくる敵」
など敵の個性豊かである。
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面クリア型の固定画面型アクションゲーム
全100面。