高等技術の「フェイント」
ドリブルで方向転換をする時は、まずボールから動くという特徴がありました。上から下に方向転換をすると、まずボールだけがプレーヤーの下に移動してから下向きのドリブルが始まります。この特徴をうまく利用し、ドリブル中に十字キーを1回転させると、プレーヤーはそのままにボールだけがプレーヤーの周りを1回転しました。これを「フェイント」と呼び、高等技術の1つとされていました。
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ゴールはやっぱり気持ちいいっ!
攻める方は、ドリブルをしながらカーソルを動かしてシュートコースを選択するのが難しかったのですが、守る方も、ディフェンダーを操作するとキーパーが連動して動いてしまう為、シュートを打たれた時にキーパーがゴールマウスから失踪している事がよくありました。
シュートが決まった瞬間はやっぱり何とも言えない!大歓声とともに自陣に引き上げる選手達をドヤ顔で見つめ、コントローラを置いて手の平の汗をズボンで拭いたものです。
シュートが決まった瞬間はやっぱり何とも言えない!大歓声とともに自陣に引き上げる選手達をドヤ顔で見つめ、コントローラを置いて手の平の汗をズボンで拭いたものです。
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反則はオフサイドのみ!
ラフプレイもありませんし、キーパーはペナルティエリアから外に出られませんのでハンドもありません。ファウルはオフサイドのみ。フィールドプレーヤーは5人なので結構レアでした。そしてどこでオフサイドになってもスタートの位置は一定。スローイン・コーナーキック・ゴールキックは普通にありました。
コントローラは手放せない
ベースボールと違って攻守の交代もありませんし、ゴルフと違って制限時間もあるので、常に操作しっぱなし。コントローラを手放す余裕は、点が決まった時かハーフタイムしかありませんでした。麦茶を飲む余裕もなく、画面をずっと見つめながら手と口を動かす、結構奇妙な光景でした。
裏技もあった!?
また裏技として、ページがスクロールする瞬間にシュートすると、キーパーを操作する間もなくゴールに突き刺さるなんて「えげつない技」もありました。乱発すると友達をなくす技です。
ファミコン初期なのでバグも多く、いろんな裏技が実在した時代です。
ファミコン初期なのでバグも多く、いろんな裏技が実在した時代です。
サッカーの裏技 【デモを操作する 】
試合には全然関係ない、デモ画面の裏技もあった!
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ハーフタイムはショータイム!
ハーフタイムになると登場してくるチアガール。友達とプレイしている時はさほど苦にならないのですが、一人でプレイしている時は妙に腹立たしく、スキップもできないのでボーっと眺める羽目になります。
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勝負がつかなければPK戦へ
前後半戦って同点の場合はPK戦です。対戦プレイの時はシュート方向のカーソルが非表示でしたので、ヤマ勘でした。友達とお互いのコントローラが見えないように隠してプレイしたものです。フィールドプレーヤーはちょうど5人しかいないので、PKで決着がつかなければ引き分けです。
大歓声の観客席!ドット絵なのに感情が伝わってくるようです。