【怪作?】赤い激突【踊って踊って踊りまくる!】
2015年10月9日 更新

【怪作?】赤い激突【踊って踊って踊りまくる!】

宇津井健主演のドラマのなかでも特に話題の異色作。 正義と熱血が似合う男、宇津井健が病院の廊下で13時間踊まくり!

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宇津井健が突然、バレエを踊り出すなど、シリーズきっての怪作とされる「赤い激突」には、やはり前田もふんどし一丁で踊る場面が出てくる。今にして思えば、あそこまで振り切った役をやれたことは自分の財産になったと言う。

テレビ探偵団 ゲスト 前田吟さん - YouTube

4:05から「赤い激突」の映像です。
特に最後の方に注目!
出典 youtu.be

みんな怪しい!春子を殺したのは誰?

春子は植物状態になった、そのあまりにも無残な姿に家族は皆心を痛めた。
あんなにも植物人間になることを恐れ安楽死を望んだ春子の願いに反して生かし続けることが果たして正しいのか?
・かって植物状態の妻を殺して自殺した男を思い出し苦悩する二郎。
・養子として大恩ある自分こそが春子の願いを聞き届けるべきではないのかと自問する澄夫。
・そんな澄夫の心を知り澄夫の手を汚させたるくらいならと、いっそ自分がと悩むさくら。
・春子の無残な姿に心を炒める夏子と百合。
・母親として安楽死を願った娘の気持ちを受け止めてやりたいと思いつめる松子。
・大谷家に恨みを抱く石田シュンジ。高に思いを寄せる看護師の栄子。
・大谷家の資産が春子の医療費に消えていくことを恐れる一郎。

大谷家はもういつ誰が春子を安楽死させてもおかしくない空気に満ちていた。
ここにいる家族は誰がやっても当然だと思ってる、望み通り安楽死させた方がいい、機械で生きてる春子には人間らしい尊厳がない、死なせた方がいいと思ってる家族は何人もいるはずだ
そして、誰かが人工呼吸器のコンセントを抜き、春子は死んだ。
その夜、門と玄関のドアは開け放たれ、「白鳥の湖」の音楽が大音響で流れるなか頭部を負傷した松子が階段の他に倒れていた。

家族の中に犯人がいると考えた警察により厳しい取り調べが始まる。
春子は周囲に安楽死を頼んでいた。
春子を愛するもの、憎むもの、大谷家に関わる多くの人々に動機があった!
春子を殺したのは誰なのか犯人探しは二転三転する。
催眠にかかった松子、事件当夜のことを語りだす。あの夜、松子は部屋を出て階段を下りた。春子の部屋から「白鳥の湖」が聞こえてきたと話すが、何故階段から落ちたのかは思い出せない

結末一気読み

もし女の子ならバレリーナに・・・

もし女の子ならバレリーナに・・・

家出した夏子(秋野暢子)はトラックにはねられて重傷、病院に運んでくれたのは石田シュンジの息子武彦だった。

この時の怪我によりプリマ争いから降りることになるが、やがてリハビリに付き合ってくれた武彦と愛し合い妊娠、もし女の子ならバレリーナにすると春子の墓前に語りかける。
「さくら、お前留置所の中で首を吊って意識を失ったろ。み...

「さくら、お前留置所の中で首を吊って意識を失ったろ。みんなその後遺症だよ」

犯人探しが二転三転するなか澄夫が犯人だと思い込んださくらは澄夫をかばって自首、留置所で首を吊ってしまう。

幸い命を取り留め釈放されたものの後遺症によりバレエ公演でのプリマを務めるのは諦めることに。
悠子、手紙と電話で安楽死を頼まれていた、春子が植物人間になったとき気が狂うほど苦しんだが、約束は絶対破ってはいけないと思って日本に来たと話す
悠子は、あの晩のことを話しだす。成田から真っ直ぐ大谷家に来て、春子の人工呼吸器を止めた。レコードをかけたのは白鳥のように死んでいってほしかったから。
悠子は弁護士になった実の息子である澄夫に付き添われて裁判に臨むこととなった。

澄夫は裁判の中で自分が強姦によって産まれた悠子の息子であることを明かし、
悠子の将来を守るために黙って澄夫を引き取ってくれた春子が望んだ安楽死だからこそ
願いを受け入れ実行せざる得なかった春子の心情に対する理解を求める弁護を展開した。
真犯人はこのかた!

真犯人はこのかた!

「春子はバレエ一筋に生きてきました。子供の頃から毎日踊りまくっていたんです。その春子がある日突然植物人間になって、手も足も全く動かない物を食べることも呼吸することも出来ない、バレリーナにとって、こんな惨めで悲しいことはありますか。」
裁判官は春子自身が安楽死を望んでいたことと、姉妹のように育った2人の関係性による情状酌量の余地とを認めた。ゆえに嘱託殺人として有罪にはなったけれど懲役1年、執行猶予3年という温情ある判決が下った。
判決の日は高と春子の結婚記念日、そして大谷バレエ団の秋の自主公演の日であった。
百合がプリマとしてオデットを踊り、高がジークフリート、桜はオデール、夏子はマジョルカを精一杯踊った。松子も王妃の役を務めた。

改心した一郎がタクシー運転手となった姿がそこにあった。
ようやくプリマ争いにも決着が・・・

ようやくプリマ争いにも決着が・・・

結局バレエ公演でプリマを務めることになったのは三女の百合 (森下愛子) であった。

百合は澄夫を命がけでかばったさくらの想いの深さ、一途さを知り、自分の澄夫への思いは封印してバレエに打ち込む決心を固めた。

安楽死の責任を背負って現役を退いた悠子 (岸恵子) はそんな百合をパリへと誘った。
これから百合はパリに留学して悠子のもとでバレエの道を突き進むことになるのだ。
百合はパリへと旅立ち、夏子は出産準備に入った。
さくらが花嫁となる日もそう遠いことではないだろう・・・
娘たちがいなくなったレッスン室に1人残り、亡き妻の面影に語りかけながら掃除する高の姿があった。
高はレッスン室を掃除しながら、春子にさくらや夏子の子供、世界的なプリマになった百合がレッスン室で踊る、その時のために磨いておかないとと語りかけた。
そして、高は子供というのは白鳥みたいだ、ある時は飛び去って、どんなに遠くにいってもいつか帰ってくる、家族っていいものだなと言った。
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