エンディングまでたどり着ける難易度は、ユルいゲーマーにもオススメ!秀逸なサウンドも魅力的な!!ファンタジーアクションシューティング『エレメンタルマスター』
2017年1月24日 更新

エンディングまでたどり着ける難易度は、ユルいゲーマーにもオススメ!秀逸なサウンドも魅力的な!!ファンタジーアクションシューティング『エレメンタルマスター』

「メガドライブ」のゲームと言えば高難易度が当たり前、最後までクリアーできる「シューティングゲーム」って魅力的ですよね。ついついエンディングまでプレイしてしまう「エレメンタルマスター」を紹介します!!

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1990年12月14日「テクノソフト」からリリースされた。

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メガドライブ参入第4弾ソフトとして登場。しかし、同社がわずか半年前にリリースしメガドライブシューティングゲームの金字塔を築いた「サンダーフォースⅢ」と比べ、易しい難易度、ライフ制導入など、舌の肥えてしまった「メガドライブユーザー」からは多くの支持を得る事はできなかった。

主な登場人物

主人公:ラディン

主人公:ラディン

タイトルにもある通り(「エレメンタル=四精霊」「火」「風」「地」「水」)の魔法が使えます。この時点で「エレメンタルマスター」かどうかは分かりませんが、後に「光の上級魔法」が使えるようになります。
魔族の王:骸羅王

魔族の王:骸羅王

実は主人公の兄。魔導に落ち、世界を手に入れようとしています。オープニングが始まった途端、聞いても無いのに自分から正体をさらけ出してくれます。名ゼリフに「狂っていた方が、楽しいことは多いぞ、ふははははは…」と言うのがあり、一部ファンの間では有名です。人間時の名前は「ロキ」
大精霊に仕える妖精族:ニーネ

大精霊に仕える妖精族:ニーネ

彼女いわく「大精霊と一緒に魔族軍に捕まっていた」らしいです。
一見温厚そうな、主人公のラディンが「仲間のもとに帰りなさい。」「危険だ!来るんじゃない!」と言っているのに、「いやよ!」「私、あなたが気にいっちゃった!」「一緒に連れてってよ。」「私、これでも役にたつのよ。」「さあいきましょ!」と半ば強引に付いて来る、人の話を聞かない妖精っ子。
そんな彼女ですが、物語後半でニーネの秘密が明らかになります。
黒竜王 :グラス

黒竜王 :グラス

オープニングに登場する骸羅王の側近。見た目は肉体派で猪突猛進キャラっぽいが、実は骸羅王の参謀であり魔族軍の最高司令官。主なセリフは「骸羅王様。ローライル王を捕える準備整いました。」
妖姫:サロメ

妖姫:サロメ

オープニングに登場する魔族軍の紅一点。魔族の首長であり、 魔族一の魔力を持つと言われている。「光」の上級魔法のみ彼女にダメージを与える事ができる。にわかに信じがたいがグラスとは姉弟である。主なセリフは「骸羅王様。大精霊を封印する準備整いましたわ。」
姉弟そろって整える事が非常に好きなようである。
ローライル王

ローライル王

エンディングで初めてその姿を確認する事ができる。精霊の都ローライルの国王。魔族軍に捕えられていたが、ラディンが骸羅王を倒す事によって解放される。解放された直後の周りの兵士の様子を見ても、その人気度がうかがえる。

シューティングゲーム初心者にも易しい「エレメンタルマスター」

かゆいところに手が届く

かゆいところに手が届く

難易度は「TRAINING」「NORMAL」「HARD」「MANIA」の4種類あり、「TRAINING」では「火」「風」「地」「水」から任意で1ステージを選んでプレイする事ができます。初めから任意で選べるステージの全魔法を所持した状態でスタートする為、ゲームの基本を学ぶ事ができます。(※但し任意で選んだ1ステージをクリアすると「タイトル」に戻されます)

「OPTION MODE」に入るには、タイトル画面でA・B・Cいずれかのボタンを押しながらスタートボタンをおします。

各ステージを紹介(攻略)していきます。

全7ステージ(画像左から「火」「風」「地」「水」ステージ)

全7ステージ(画像左から「火」「風」「地」「水」ステージ)

はじめの4ステージは任意で選択するようになっている。各ステージをクリアする事で「火」「風」「地」「水」の魔法を使用できるようになる為、攻略する順番で難易度が変わってくる。

(※順番に関係なく初回ステージをクリアすると、妖精族のニーネが仲間として共に戦ってくれます)
「火」のステージ(業火の台地)

「火」のステージ(業火の台地)

「火」と言う事で、足元から噴き出す火炎トラップ、溶岩の床でのダメージ、火山噴火によって岩石が飛んでくる。など、ステージ構成が非常にバリエーション豊かな作りになってます。
「火」ステージBOSS

「火」ステージBOSS

パッケージイラストでお馴染みのキャラクター。ほとんどの人が初めに対峙する事になると思います。両手からショットガンのように火の玉を打ってくる攻撃と、左右の手のひらから交互に火炎を飛ばしてくる、2タイプの攻撃方法が特徴的です。
「風」のステージ(烈風の谷)

「風」のステージ(烈風の谷)

風の渓谷という雰囲気が漂っています。崖の上から岩石を落としてくる敵、動く壁の視覚から攻撃してくる敵、スライムの大群、見えない風の力によって主人公の操作が奪われるなど、こちらもバリエーション豊かなステージ構成になっています。
「風」ステージBOSS

「風」ステージBOSS

画面狭しと飛び交いながら、双頭からの雷撃を交互に放ってきます。もし「火」「地」「水」のいずれかの魔法を得ている状態であれば、魔法の「チャージショット」とでも言うべき「溜めショット」をBOSSの攻撃を避けつつ当てていけば苦戦する相手ではないと思います。
「地」のステージ(沈黙の森)

「地」のステージ(沈黙の森)

「火」「風」ステージと比べ進行を妨害する「岩山」「崖」などのオブジェクトが少ない為に、のっけから飛行するザコ敵がわんさか出てきます。その為に木陰からの攻撃(プレイヤーからは見えにくい)を見落としがちになり、気が付けば「ライフ」が減っている。そんな光景も珍しくありません。途中にある「アイテム」も地面から生えてくるトゲのような物が邪魔をしていて、ダメージ覚悟で取りに行くか悩みどころ。
「地」ステージBOSS

「地」ステージBOSS

アルマジロのような姿のBOSS。8方向にトゲを飛ばしてきた後、上下に突進しながら体当たりしてきます。通常攻撃は正面からしかダメージを与える事ができない為、やはりこのBOSSにも。「溜めショット」が有効です。
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