長与千種　リングで小さな星をつかむ人間はたくさんいるけど大きな星をつかめる人間はひとりしかいない

父が保証人になったため多額の借金を負って家族離散。親戚の家をたらい回し。ひきこもり。他人の借金から逃げずに必死に働く両親。彼女のブレイブハート(勇敢な心)、クラッシュギャルズの大ブレイクは必然だったのかもしれない。

試合後、
会社のフロントに呼び出された
「クビ！」も覚悟したが
「おもしろかった！
こんなことができるのに、何でやらなかったんだ？」
と褒められた

「これで私の方向性は決まった
殴る、蹴る、絞める、投げる
とはいえ、伝統のスタイルに反旗を翻して先輩レスラーにケンカを仕掛けることになる
飛鳥との試合後、
そのスタイルを貫いても
「この野郎！」と怒って殴り返されるだけでした
今でも奥歯が全部ないのはそのころにボコボコ殴り返されたからですよ（笑）」
via 【連載】長与千種「レジェンドの告白」

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長与と飛鳥は
タッグを組もうと
そしてその名前を決めようということになった

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そのころは新日本プロレスでは前田日明がヨーロッパから凱旋帰国して
「クラッシャー」と呼ばれ人気を集めていた

「「クラッシュ」は「壊す」という意味で
私たちのスタイルにピタリ当てはまった
伝統的な「ペア」は嫌だ
だったら流行している雑誌の名前の「ギャルズ」をくっつけてみようと」
via 【連載】長与千種「レジェンドの告白」

「クラッシュギャルズ」の誕生だった

クラッシュギャルズ

女子レスラー　クラッシュ伝説 - YouTube

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長与と飛鳥は
張り手、顔面への蹴り、張り手・・・・
ケンカスタイルを貫いた
そしてやられてもやられても立ち上がった
人気は加速していった
ティーンエージャーの女性ファンを中心にファンが急増し
7割程度だった大会場の客の入りが超満員になった
紙テープも数本しか舞わなかった
それが数十本、数百本と増えていき
最終的には何千本という数字になった

(デビル雅美、ジャガー横田組との対戦が組まれたときについて)
「2人とも当時のトップ、大先輩だ
会場は超満員札止め
テレビ中継もされた
結果は６０分引き分けだった
私と飛鳥はもう力を出し尽くして、リング上で大の字になってるんだけど、
デビルさんとジャガーさんは、ニヤッと笑ってこっちに向かってＶサインをしてくるわけですよ
「お前ら、まだまだだよ」と言わんばかりに
「コンチクショー！」って思いましたよ（笑）
まだまだ越えるべき壁はあるんだなあと」
via http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/womens_prores/341384/

年間最高310試合

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年間8試合だった長与は
クラッシュギャルズ後は年間最高310試合をこなし
他に芸能の仕事などもした

「そのころにはもう1人暮らしを始めていたが
ファンの人が家の前で待つようになったので、半年に1度は引っ越ししなければならなかった
人気が上がるたびにセキュリティー管理のしっかりしたマンションに引っ越した
家賃は10万、30万、50万とグレードは上がっていくんだけどほとんど家には帰らない
夜中に戻るとガラーンとした空間がさびしかった
食事や買い物だって1人で気軽に行けない
誰かに気づかれれば騒ぎになる
身分相応のものを買わなきゃいけない立場になったので洋服は月に1回、20万から30万円で済ませる
人前で1度着た服や使ったバッグは2度使えない」
via 【連載】長与千種「レジェンドの告白」

アイドル

1984 全女 AJW】クラッシュギャルズ沖縄レポート長与千種&ライオネス飛鳥 Chigusa Nagayo - YouTube

1984年6月・沖縄レポートクラッシュギャルズ（長与千種&ライオネス飛鳥） CRUSH GALS (Chigusa Nagayo and Lioness Aska) Beach Vacations in OKINAWA at June 1984. ダウンロードはご遠慮下さい。 NO download. 【長与千...

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