地団駄ラリアット
相手が劣勢になった時にコーナーにもたれ掛かりながら両手を差し上げ、「ハァーハァー」という奇声を発し小刻みに地団太を踏んだ後、走り込んで相手にぶちこむ冬木のフィニッシュ・ホールド。若手時代に「ホッホッホッ」と声を上げつつその場で「助走」をしてから走り出し、相手に攻撃を仕掛けるというムーブを行っていたが、それが変化した物だと思われる。
サムソンストライカー
キン肉バスターの体勢からブレーンバスター式に後ろへ投げ落とす。メキシコからの持ち帰りで、使い始めたのは漫画『キン肉マン』でこの技が有名になる前である。
冬木スペシャル
川田利明のストレッチ・プラムとほぼ同形。初めてこの技を使った試合後のインタビューで、記者に「かっての盟友へのメッセージですか」と問われた冬木は、「指一本分角度が違えば、もう違う技なんだよ。よく見ろ!」、「あんなしょっぱいヤツに負けてたまるか」と吠えた。
ヒールではあるが、公の媒体で他人の悪口を言ったことが無い冬木の突然の変貌に、彼の性格を知っていた記者達は驚いたと言う。この試合の後から、冬木は不人気な中堅レスラーから「理不尽大王」のキャラクターで大いに名を売り始める。
ヒールではあるが、公の媒体で他人の悪口を言ったことが無い冬木の突然の変貌に、彼の性格を知っていた記者達は驚いたと言う。この試合の後から、冬木は不人気な中堅レスラーから「理不尽大王」のキャラクターで大いに名を売り始める。
冬木スペシャル2
逆片エビ固めの体勢で、自分の太腿を支点にして足首を極める技。
サムソンクラッチ(冬木スペシャル3)
背後をとられた際にクラッチを解いて、仰向けに倒れ込みながら両足を相手の脇の下に入れ、相手の体を前方回転させてフォールの体勢に入る。
マッチョバディ・ボム
抱え式バックドロップの要領で持ち上げた相手を180°反転させ、そのままマットに叩き付ける。投げ捨て式のブルーサンダーとも言える技だがマットに叩き付けた後、パワーボムのようにエビ固めに捉える場合もあった。
バックスピンキック
三沢光晴が使用するものと同型。アンコ型の体型にも関わらず、その的確さと切れ味には定評があった。
奇声ストンピング
奇声を発しながら踏み付ける。時折菊タローが試合中に物真似している。
冬木の盟友レスラーたち
「デンジャラスK」三沢を追いかけ続け、選手大量離脱後の全日本プロレスを守った男、川田利明 - Middle Edge(ミドルエッジ)
90年代に全日本プロレスの異端児として数々の激闘を繰り広げ、全日本プロレス四天王に君臨した川田利明。妥協を嫌いリング上に緊迫した空気を作り上げる川田は「デンジャラスK」と称されました。高校時代の先輩三沢光晴を慕って全日本に入門した川田、しかし三沢がプロレスリングNOAHを設立した際には袂を分ち全日本プロレスを守りました。三沢との物語やキック主体の激しいファイトスタイルに私たちは魅了されました。
【天龍源一郎】「生ける伝説」ジャイアント馬場・アントニオ猪木からピンフォールを奪った唯一の日本人レスラー!プロレス界の風雲児でした!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
プロレスラーの「生ける伝説」。闘志を前面に出した妥協なきファイトは見る者を熱くさせました。全日本プロレス時代のジャンボ鶴田との死闘、天龍同盟は全国に熱いプロレスを届けました。どこにいっても激しいプロレスを体現する、天龍源一郎はまさにプロレス界の風雲児です。
【これぞプロレス】全日本プロレスのトップからプロレスリング・ノアを立ち上げたエルボーの貴公子、最強プロレスラー三沢光晴 - Middle Edge(ミドルエッジ)
90年代にスタンハンセンやジャンボ鶴田と数々の激闘を繰り広げ、全日本プロレス四天王に君臨した三沢光晴。数々の難敵を撃破した魂のエルボー、ヘビー級離れした華麗な跳躍力、どんな技も真正面から受け立ち上がる不屈のスピリット。黙して語らない男の美学に私たちは酔いしれました。後にプロレス団体NOAHを設立してプロレス界の頂点に君臨した三沢。2009年に急逝したものの、彼の栄光が色褪せることはありません。