キット製作に関しては、なまじベースカラーがホワイトであるため、他のキャラクターレッドやミディアムブルーが、筆塗装ではみ出した時のリタッチが事実上不可能で、なおかつ淡泊な塗り分けの本体とは真逆に、事実上2機あるコア・ファイターの塗り分けが死ぬほど面倒で、意外と手間がかかって疲れた作業となりました。
一応、コア・ファイターも別個に作っておくのだけれども、むしろ1/144 コア・ファイターって、後のHGとかHGUC 021とかのガンダムに付属している奴より、こっちの方が出来が良くってカッコいいんじゃないかなって、まぁ懐古厨の遠吠えなんですけど、大河さんそう思っちゃったりしちゃったりなんかして。
というわけで、なんの芸もひねりもなく、完成しましたコア・ブースター。
劇場用映画版でのコア・ブースターの出番は、もちろん全カット新作画なんで、品のあるメカの印象が、このキットにも残っているといえばそうなんだけど……なんていうか、当時は予想できなかったぐらい、30年以上も不遇のメカなのです。
劇場用映画版でのコア・ブースターの出番は、もちろん全カット新作画なんで、品のあるメカの印象が、このキットにも残っているといえばそうなんだけど……なんていうか、当時は予想できなかったぐらい、30年以上も不遇のメカなのです。
市川大河公式サイト
光の国から愛をこめて
フリーランスライター・脚本家・演出家・元映画助監督・制作進行
市川大河が語る、ウルトラマン、ガンダム、日本のカルチャー