ジャケット右側の女性が当時の恋人、ローリー・バードです。裏側は2人の顔のアップになっています。ただ悲しいことにローリー・バードは後に自殺してしまします。
ディラン&スーズ・ロトロ
大物ミュージシャンは愛妻家、若しくは彼女を自慢したがる傾向にあるのかもしれませんね。ビートルズ、サイモン&ガーファンクルの両方に音楽的なことだけでなく、カップル・ジャケットでも影響を与えたのがボブ・ディランです。カップル・ジャケットの先駆者でもあります。
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ステキなアルバム・ジャケットですね。場所はニュー・ヨークのグリニッジ・ヴィレッジ、一緒に写っているのは、当時のガールフレンドだったスーズ・ロトロです。
しかし当時のボブ・ディランはフォーク界のプリンスと言われるほどのアイドル的な人気がありましたから、女性ファンからの嫉妬ややっかみもあり、それに耐えられなくなったスーズ・ロトロは別れを決断します。
しかし当時のボブ・ディランはフォーク界のプリンスと言われるほどのアイドル的な人気がありましたから、女性ファンからの嫉妬ややっかみもあり、それに耐えられなくなったスーズ・ロトロは別れを決断します。
マイルス&フランシス
さて、本命登場。カップル・ジャケットの王様といえば、マイルス・デイヴィスです。ジャズの帝王は流石です!1965年に発表された何とも微笑ましいカップル・ジャケットの「E.S.P」。お相手はミュージカル「ウエストサイドストーリー」でベストダンサーにも選ばれたことがあるダンサーのフランシス・テイラーです。
フランシス・テイラーとは1960年に結婚し、こんなにも幸せそうに微笑んでいるマイルスですが1968年に離婚しています。
フランシス・テイラーとは1960年に結婚し、こんなにも幸せそうに微笑んでいるマイルスですが1968年に離婚しています。
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1961年発表の「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」には、フランシス・テイラーのみをアルバム・ジャケットにしていることからも、熱愛ぶりが計り知れます。
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ジョンもポールもディランだって彼女の写真だけをデカデカと使ったことはありません。別れることなど考えなかったのでしょうが、それにしても。。。そもそも何故レコード会社は止めなかったんでしょうか?美人だから問題なしということだったのでしょうか?謎です。
しかし、更に謎なのが1968年発表の「キリマンジャロの娘」です。
しかし、更に謎なのが1968年発表の「キリマンジャロの娘」です。
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ジャケットに写っているのは、キリマンジャロの娘ではありませんよ。ベティー・メイブリーです。マイルスとは1968年に結婚しています。結婚早々ジャケットに使っていることから、熱愛ぶりが計り知れます。
が、1年程であっけなく離婚。
離婚はともかく、何度も自分の奥さんをジャケットに使うというスケールはとてつもなく大きいと言えます。ロック界のレジェンド達は流石です。しかし、別れたとはいえ相手が変わる度にジャケットに登場させるとは!マイルスのスケールは更に大きいですね。しかも、もう一人奥さんが登場します。
が、1年程であっけなく離婚。
離婚はともかく、何度も自分の奥さんをジャケットに使うというスケールはとてつもなく大きいと言えます。ロック界のレジェンド達は流石です。しかし、別れたとはいえ相手が変わる度にジャケットに登場させるとは!マイルスのスケールは更に大きいですね。しかも、もう一人奥さんが登場します。
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ジャケットに登場するのは「キリマンジャロの娘」よりも早い1967年のアルバム「ソーサラー」ですが、マイルスと結婚したのはずっと後の1981年のことです。
名前はシシリー・タイソン。女優です。出会ってから15年後の結婚といいますから、じっくりと愛を育て上げたということでしょう。この事からも熱愛ぶりが計り知れます。
もう熱愛ぶりが計り知れることだらけですね。
シシリー・タイソンは、麻薬中毒となったマイルスを献身的に看病し立ち直らせた女性でもあります。
しかし残念ながら、今回も1989年には離婚してしまいます。
彼女を自慢したい気持ちも分かりますが、作品は残る!ということを考えてパートナーの写真は使った方がいいとは思いませんか?
いえいえ、そうではありません。皆さん残るからこそ作品の一部にしたということでしょう。
別れたら?、そんなことを気にしているようではレジェンドにはなれないということです。
名前はシシリー・タイソン。女優です。出会ってから15年後の結婚といいますから、じっくりと愛を育て上げたということでしょう。この事からも熱愛ぶりが計り知れます。
もう熱愛ぶりが計り知れることだらけですね。
シシリー・タイソンは、麻薬中毒となったマイルスを献身的に看病し立ち直らせた女性でもあります。
しかし残念ながら、今回も1989年には離婚してしまいます。
彼女を自慢したい気持ちも分かりますが、作品は残る!ということを考えてパートナーの写真は使った方がいいとは思いませんか?
いえいえ、そうではありません。皆さん残るからこそ作品の一部にしたということでしょう。
別れたら?、そんなことを気にしているようではレジェンドにはなれないということです。
1. 風に吹かれて
2. 北国の少女
3. 戦争の親玉
4. ダウン・ザ・ハイウェイ
5. ボブ・ディランのブルース
6. はげしい雨が降る
7. くよくよするなよ
8. ボブ・ディランの夢
9. オックスフォード・タウン
10. 第3次世界大戦を語るブルース
11. コリーナ、コリーナ
12. ワン・モア・チャンス
13. アイ・シャル・ビー・フリー