「ジャイアント馬場 王道16文」(日本図書センター)が、馬場の自伝なので、これとバランスを取るために、"アントニオ猪木の自伝"が、読みたくなった。
面白い。特に、少年時代の祖父の話や、当時の妻の倍賞美津子の話などは、読む楽しみがある。
試合の話もいい。全体に(白黒)写真が効果的。
アントニオ猪木が、「燃える闘魂」の精神論を説く説教本ではなく、血沸き肉躍るプロレス本。
少年時代のブラジル移住、力道山にしごかれた修業の日々、モハメド・アリ戦をはじめとする異種格闘技戦、結婚と離婚、独自の「猪木外交」を展開した国会議員時代、金銭トラブル、引退と新団体旗揚げ…。日本プロレス界の顔・アントニオ猪木が、初めて肉声でその波瀾の半生を語り尽くした、決定版自伝。
「元気ですか!? 現金ですよ!!」に始まり、多くの迷言を生み出した猪木の伝説の言葉ばかりを集めた本。「一寸先はハプニング」「頭隠してアゴ隠さず」「UFOはどこで見られますか?の問いに、「川っぷちを歩けばいいじゃないか。遊歩(UFO)道なんつって」。猪木さんが一番痛い技は?の問いに「浮気をFRIDAYされること」また「どうして引退しないのですか?」と問われ、「年々ギャラが上がっていくから」とまったくお惚けナ発言で周囲の緊張を解きほぐす猪木語録。子供から大人までたのしめ、読めば気持ちが楽になる。日本を明るく、元気にさせてくれる猪木語録。
人気映画「がんばれ!ベアーズ」シリーズ第3弾!本作は舞台を日本に移し、ドタバタ劇を通して子供たち同士の友情や大人たちとの交流を描く。芸能エージェントであるマービンは、ベアーズのメンバーが日本チームの挑戦を受けたいが旅費がなくて困っているということを聞き、さっそく金儲け目的で日本遠征の段取りを図る…。
さびれた団地で穏やかに余生を過ごす元覆面プロレスラーの大魔神(アントニオ猪木)。彼は息子に充分な愛情を注げなかった悔いを胸の底に秘めて生きてきた。そんな彼の家に転がりこんできた少年、タクロウ(林凌雅)。母親に置き去りにされ、誰にも心を許さないタクロウが、大魔神の前ではなぜか素直になれた。あたたかな住人たち、そして函館の海とアカシアの木々に見守られ、束の間、親子のように暮らすふたり。かけがえのない時を重ねるうち、それぞれが本当の家族と再会し、過去の痛みを乗り越える勇気を手にしていく―――。
1960年9月30日、東京、台東区体育館。本名の“猪木寛至”でデビュー戦を迎えたプロレスラー、アントニオ猪木の闘いはここから始まった。あれから50年……。ファンの胸に熱く刻まれた“燃える闘魂 アントニオ猪木”の激闘の数々が今、蘇る。秘蔵の試合や名勝負、猪木本人へのインタビューなど豪華映像を特別編集してスクリーンで上映する。
著者:猪木寛至
出版:東京スポーツ新聞