ザナドゥは国内パソコンゲームの歴代売上トップセールス!その魅力とは?
2019年7月28日 更新

ザナドゥは国内パソコンゲームの歴代売上トップセールス!その魅力とは?

1985年、日本ファルコムからドラゴンスレイヤーシリーズ第2弾として発売されたザナドゥ。8bitパソコンの全盛期に40万本というセールスを記録し、これは国内パソコンゲームの歴代売上トップを誇っています。

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ザナドゥ(XANADU -Dragon Slayer Ⅱ-)

1985年、日本ファルコムが発売したアクションロールプレイングゲーム。

木屋善夫氏プロデュースによるドラゴンスレイヤーシリーズの第2作目であり、8ビットパソコン向けに数多く発売されました。ちなみにドラゴンスレイヤーシリーズは初代の「ドラゴンスレイヤー」初め「ロマンシア」「ソーサリアン」「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」など、日本ファルコムを代表するシリーズです。
MSX版ザナドゥのパッケージ

MSX版ザナドゥのパッケージ

当時の8bitパソコンでX1、PC-8801mkⅡSR、PC-8001mkⅡSR、FM-7/77、MSXでリリース。
PC-98やファミコン、PCエンジンにも展開されました。

国内パソコンゲームの歴代最高売上を記録

ザナドゥは日本国内のパソコンゲームとして約40万本の売上本数を記録。

筆者は1987年、MSX2に移植された本作をハード機購入とともに買いましたが、その時点でザナドゥは超ロングセラー継続中でした。当時ハイドライドとザナドゥのいずれかを買おうと思い、ザナドゥを購入したことを憶えています。

これは発売から30年が経過した2015年時点でも国内パソコンゲームの歴代最高売上となっています。パソコンゲームという概念がすでにないですから、未来永劫破られることのない記録ともいえそうですね。

ちなみに販売本数の40万本は、もちろんファミコンゲームなどと比較すると一桁少ない数字ですが、当時の非常に高価なパソコン向けのゲームとすれば驚異的な数字だったと思います。パソコンゲームユーザーなら誰もが遊んだのではないでしょうか。

FM-7 ザナドゥ (Xanadu) Clear

アクションロールプレイングゲームの魅力

当時のゲームでいえば、86年にはファミコンでドラゴンクエストが発売されて「ロールプレイングゲーム(RPG)」の概念が爆発的に流行し始めていました。

コマンド型のRPGも面白かったものの、ザナドゥで体験したアクションRPGに魅了された私は、以降も日本ファルコムのイースやソーサリアン、T&Eソフトのハイドライドなどを片っ端から遊ぶことになりました。

実はファミコンユーザー時代の84年に、アクションRPGとしては「ドルアーガの塔」を遊んでいたのですが、当時は全然面白いと思わなかったんですよね。

熟練度、食料、カルマなどのパラメータ

おそらくこれらのパラメータが取っつきにくいと感じたユーザーも多かったはず。
というかファミコンへの移植版「ファザナドゥ」の仕様をみれば、実際シンプルに変更されていたし。

ただ、これらのパラメータとうまく付き合いながらアクションで進むという概念は、私にとって非常にハマる要素だったみたいです。ひたすら敵を倒して経験値上げて装備強くして、というパターンよりも「大人っぽくて」好きでした。

敵やアイテムの数は有限、カルマも要注意。そんな配慮をしながらもアクションですし、アクションとしてはデカいボスキャラは存在感がありました。

ザナドゥの後に遊んだハイドライドなどは重量や昼夜の概念なども楽しかったですね。

硬派なRPGとして最高峰

この後、大ヒットしたイースでは「ゲームはやさしさの時代へ」(イースⅠ)「優しさから感動へ」(イースⅡ)と、よりシンプルにしてシナリオやグラフィック、サウンドの魅力がグッと高まる時代が到来します。

私にとってザナドゥは硬派なRPGとして一番ハマることが出来た傑作でしたが、例えばダンジョンRPGのウィザードリィやブラックオニキスなどはまったくダメでしたし、ウルティマシリーズも全然ダメでした。

当時のRPGは万人受けする仕様ではなかったんですね。

RPGの歴史は下記に詳しくまとめました

日本ファルコムのサイトにもザナドゥの歴史が

ザナドゥが伝説化した理由の一つに、歴代最高売上にもかかわらず続編展開がなされなかったことが上げられるでしょう。

ザナドゥ・シナリオⅡは出たものの、ドラクエやFFのようなシリーズ展開をみることはありませんでした。

2015年、ザナドゥの名を冠した「東亰ザナドゥ」をリリース

2015年、ファルコム社から「ザナドゥ」の名を冠したゲームが新たに登場しました。
2015年9月30日に発売されたPlayStation Vita用アクションロールプレイングゲーム。「ザナドゥ」を冠する作品としてもファルコムのゲーム作品においても史上初となる現代日本を舞台としている。
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