長野五輪開催により消えた「峠のシェルパ」と「碓氷峠」。その後の特急【189系と489系】も残り1編成に
2018年3月31日 更新

長野五輪開催により消えた「峠のシェルパ」と「碓氷峠」。その後の特急【189系と489系】も残り1編成に

日本に鉄道の難所はいくつかありますが、その中でも一般に広く知られているのが、群馬県と長野県境の「碓氷峠」でしょう。「碓氷峠専用機関車」と「碓氷峠対応特急」が製造されていました。1997年10月の長野新幹線開業によりこの区間は廃止され、車両は散り散りになりましたが、現在でもごくわずかに残っている車両もあります。その中の2編成が4月(2018年)にラストランというニュースも入ってきました。189系と489系特急電車についてご紹介します。

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主たる運用先を失った189系と489系は、各地に散り散りになり、中央線特急「あずさ」「かいじ」や、上越線・北陸本線の夜行急行「能登」などで活躍しましたが、軽快な新型車両が続々と登場するにつれ、次第に「趣味人のための車両」の様相を呈してきました。

東京の189系が引退へ。

PDFファイルのため、リンクしか貼れませんが、2018年4月22日および27日をもって、189系のうち東京近辺で使われていた2編成が、このツアーをもって引退ということになりました。
これにより現在(2018年)残る189系電車は、長野にいる1編成のみとなります。

489系は全廃との情報も。

現在、運用されている489系は存在していないが、2013(平成25)年4月29日より、クハ489-501がJR小松駅近くの公園「土居原ボンネット広場」で保存されている。また、JR西日本が京都市で開館予定の鉄道博物館にも、489系ボンネット型先頭車が展示される予定である。
yahoo!知恵袋の一般の方からの情報のため、真偽は不明ですが、489系のほうは既にすべて廃止されているようです。
このツイートをされた方は、「信じてもらえないかもね」とツイートしていますが、私はよーくわかります(笑)。
私も12年前(2006年)、この489系ホームライナーを撮影し、上野ー大宮間に乗車しました。
車内はガラガラでした。
しかし、ボンネット車ならではのグレードの高い静粛性の車内の風景は、今でも覚えています。
1997年まで碓氷峠を毎日越えていた特急189系も、残りついに1編成となりました。
東京ではもうラストラン以外は見られず、長野で活躍する編成のみです。
この「189系N102編成」がいつまで使われるのかは現在のところ不明ですが、碓氷峠を越えたあの時代の生き証人として、これからも走り続けてほしいと思います。

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